標高1800mマラソン大会。なんとあのボルダーよりも高地で開催されるマラソン大会が日本にあるんです!
「第2回飛騨御嶽ハーフマラソン」エントリー開始していますので紹介します。
飛騨御嶽ハーフマラソンとは
御嶽山の噴火により減ってしまった観光客を取り戻すため、復興のための足がかりとして昨年、飛騨御嶽ハーフマラソンが開催されました。「2回目があるかどうかはわからない」とのことでしたが、ちゃんと2回目も募集が開始しています。
この大会の魅力はなんといっても「標高1800m」という高地を走ることができるということ。富士山でいえば4合目あたり。JOCが認定する飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアは平地よりも20%も酸素が薄いのだとか。
酸素が薄いだけではありません、200m以上の高低差がありアップダウンがあるという超難コースになっています。
種目はハーフマラソンと10km。自信がない人は10kmにしておいたほうがいいでしょう・・・フルマラソンを走るぐらいの負荷が体にかかります。
でも雄大な景色を満喫したいならやっぱりハーフマラソンですよね。マラソンシーズン直前に体に活を入れるには最適ですし、苦しさも含めて楽しんでもらいたい大会です。
飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアとは
飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアは標高1200〜2200mに位置するトレーニングエリアで、JOCより陸上競技強化センターに認定を受けています。高地トレーニングで有名なコロラドのボルダーが1650m、中国の昆明が1880mですので、世界のトップランナーが集まる高地トレーニングを肩を並べるトレーニングエリアということになります。
高地トレーニングを行うことで心肺機能を高めることができ、マラソン界では高地トレーニングの有効性を活かして活躍するランナーが大勢います。高橋尚子さんや野口みずきさんも高地トレーニングを行っていました。
そんな高地トレーニングに特化した施設として、飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアは多くのアスリートに活用されています。周辺には宿泊施設も揃っているため、合宿にも最適で、箱根駅伝で優勝した青山学院大学駅伝部もこの飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアで合宿をしています。
飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア:http://hida-athlete.jp
過去大会のレポート
ワガママ社長のひとりごと
飛騨御嶽ハーフマラソンに参加してきたぜ~
チーム☆ランナンデスのブログ
御岳復興 飛騨御嶽ハーフマラソン☆
コアラ一家のブログ
飛騨御嶽ハーフマラソンに参加しました!
飛騨御嶽ハーフマラソンの楽しみ方
下呂と高山からシャトルバスが出る予定ですので、どちらかに宿泊・・・というのがベストですが、今年はかなり無理のある日程ですね。平日の真ん中にぽつんとある祝日。
前後泊が理想ですが、それをするとその週は1日しか仕事をしないことになるという、「マラソンが大事?仕事が大事?」という難題を突きつけられる日程です。
ここは思い切って2泊3日しちゃいましょう!参加しない?そういう選択肢はなしです!特に昨年の大会で悔しい思いをしたランナーさんたちは。
いずれにしても帰りは下呂温泉で汗を流したいですね。
さすがに高地を走るので前日の飲酒は控えたほうがいいです。下呂も飛騨も美味しい地酒がありますが、ここはグッと堪えて我慢です。中部地区のランナーさんは前日の仕事を終えて、下呂か高山に移動というのもいいかもしれません。観光すると地酒を飲みたくなりますから。
遅い夏休みを取れるよ!という人はどうせなら4日間ぐらい飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアでプチ合宿もいいかもしれません。マラソンシーズンに向けてかなり鍛えられるはず。
様々なプランで楽しめる飛騨御嶽ハーフマラソン。日本トップクラスの難コース、1800mを駆け抜けてください!
大会詳細情報
大会名:第2回飛騨御嶽ハーフマラソン
開催日:2016年9月22日 (祝)
開催場所:岐阜県高山市・下呂市
エントリー受付期間:2016年3月14日~2016年8月22日
エントリーサイト:RUNNET
ハーフマラソン
制限時間:3時間30分
参加費:4000円
定員:1000人
10km
制限時間:1時間40分
参加費:3000円(高校生2000円)
定員:300人
飛騨御嶽ハーフマラソン公式サイト:http://hidaontake-halfmarathon.jp
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