本当に申し訳ないのですが、私は花粉症の人たちの苦しみがわかりません。とりあえず40年間生きてきた時点では花粉症になりそうな気配はありません。同じような場所で暮らしてきた姉が花粉症らしいので時間の問題かとは思いますが。
とはいえランナーが花粉症で苦しんでいるのを見るとさすがにかわいそうな気持ちになります。走りたいけど走ると花粉症にやられてしまう。とくに春にフルマラソンをエントリーをしている人は練習しないとと焦りながらも、花粉にげんなり。
そこで、どこまで役に立つかはわかりませんが、ランナーのための花粉症対策をまとめて紹介しますので、参考にしてみてください。
1.朝と夜と雨上がりに走る
花粉が飛びやすい時間というものがあります。朝の10時から15時までです。私のような不良社会人と違って、みなさんはそんな時間お仕事を頑張っていると思いますので、むしろそんな時間に走りませんよね。
気をつけたいのは休日です。昼間っからぽかぽかしていると走り出したくなりますけど、ここはガマン。いい天気になりそうなら朝少しだけ早起きして走りに行きましょう。
花粉が少ない雨上がりや小雨の日もチャンスです。とにかく花粉が少ないタイミングを探して走りましょう。花粉が多いかどうかは下記アプリで調べることが出来ます。やるなドコモ・・・
あなたの街の花粉情報 – 株式会社NTTドコモ
iOS版 / Android版
2.マスクとメガネ・サングラスで防御
見た目は悪くなりますが、花粉を根本からシャットアウトするのが最も効果のある対処方法です。最近はオシャレな花粉対策メガネも売られています。
J!NS 花粉CUT SLIM
Zoff AIR VISOR(ゾフ・エア・バイザー) 花粉対策メガネ 2016
メガネの進化はすごいなぁと思っていたらマスクのほうがすごいことになっています。スポーツマスクで検索すると、知っているのと違うマスクが見つかります。
物理的にシャットアウトするのがわかりやすくていいですね。ただ、このマスクにメガネでオシャレに・・・というのは無理があるかな。
花粉症でも走りたくて、でもオシャレにというのは欲張り過ぎ?
3.ワセリンを利用する
簡単な話、ワセリンで鼻をふさいでしまおうという、正直乱暴なやり方ですが口呼吸中心の花粉症ランナーには向いているかもしれません。鼻呼吸のランナーにはむしろ邪魔になってしまうかもしれません。
ニュース365.com
花粉症にワセリンは効果的!?使い方次第ですよ
4.外で練習しない
ようするに花粉がないところで練習すればいいんです。ジムのランニングマシンでもいいですし、体育館でもランニングすることができる地域もあります。室内でランニングできる環境があればそちらで練習しましょう。
ランニングだけなく、プールでウォーキングするのも持久力を維持しつつも筋トレにもなるのでオススメです。歩くスピードを上げることでランニングと変わらない負荷にすることもできます。
5.シャワーだけでなく湯船に浸かる
暖かい季節になってきたので、お風呂は湯船を使わずにシャワーだけという人も多いのではないでしょうか。アレルギーはストレスや疲労で症状が悪化することがあるそうです。シャワーではなくゆっくり湯船に浸かることで花粉症の症状がおさまる効果が期待できるそうです。
お湯は38度から40度と低めに設定してください。42度以上の熱いお湯は花粉症を悪化させることがあるそうです。
6.お医者さんに薬を処方してもらう
花粉症は薬で抑えることが出来ます。薬を使うことに抵抗があるかもしれませんが、それでも楽になるならお医者さんに相談して薬を処方してもらうべきです。
ドラッグストアで売っている薬でも効果はありますが、症状に合わせて処方してもらうほうが効果は高くなります。花粉症の薬は予防に効く薬や、即効性のある薬と、様々な薬が用意されていますので、どうにも困ったという人は、お医者さんに相談しましょう。
ジェネリックの薬を処方してもらえば、薬代も市販の薬よりも安くなりますよ!
7.舌下免疫療法に取り組む
すぐに効果は出ませんが、花粉症を根本から治す治療法として注目されています。基本的には薬による治療だと考えてください。この舌下免疫療法によって「約7~8割の人で症状が改善し、根治する人もいる」そうです。
問題は3年間継続する必要があるということです。でも3年で花粉症の苦しみから根本的に開放されると思ったら頑張ろうと思いませんか?もう花粉症と戦いたくない!という人はお医者さんに相談してみましょう。
まとめ
ここまでしなくてはいけないのかと驚きさえありますが、ここまでしてでも走りたいのがランナーです。ぜひ自分に合った花粉症対策を行って、花粉に負けずにランニングを続けましょう。
目先に大きな大会がない人はオフと割り切って休んでしまうのもひとつの対策ですよ。マラソンシーズンで疲れた体を花粉がおさまるまで休めてあげる。悪くない選択だと思います。
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