復興の思いを胸に港町を駆け抜ける「神戸マラソン2016」

阪神淡路大震災から21年が経過し、神戸の街はいまではすっかり新しい街へといまれ変わっています。当時の名残は神戸港震災メモリアルパークぐらいでしょうか。

あれから21年のあいだ日本では何度も震災の被害にあってきました。東日本大震災の復興の道半ばにして、今度は九州で震災がありました。

地震による災害への想いが人一倍強い神戸の人たちはきっと今年の神戸マラソンでも、まだ見ぬ東北の復興やこれから始まる九州での復興への想いを持って港町神戸を駆け抜けることになるのでしょう。

目次

神戸マラソンとは

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神戸マラソンの種目はフルマラソンのみ。募集人数は2万人ですが、先着順ではなく抽選によって参加できるかどうかが決まります。昨年の倍率が4.3倍ですのでかなりの倍率で「なかなか走れない大会」のひとつが神戸マラソンです。

開催日は11月20日でつくばマラソンと重なるかどうかというところでしょうか。前の週に注目度の高いさいたま国際マラソンと、第1回にかなりの高評価を受けた岡山マラソンが入っていることが参加者の分散につながりそうですが、それでも3倍以上の倍率が予想されます。

制限時間は6時間半でコースはほぼフラット、あっても序盤は緩い高低差10m程度のアップダウンです。後半の高速道を走る場所で急激な上りが待っていますが、登り切ってしまえばその先に上り坂はありません。

エイドも充実していますので、初心者でも走りやすい大会のひとつです。

神戸マラソンの楽しみ方

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神戸マラソンはやっぱり港町神戸を楽しみたいですよね。

でもその前に神戸震災メモリアルパークには足を運んでおきましょう。神戸港の港の景色も見れますし、何よりも21年前に起きた地震がどのようなものだったのか、とくに20代のランナーはほとんど覚えていないと思います。

まずは神戸震災メモリアルパークを訪れることをオススメします。

神戸で食べたいものといえば、神戸牛なのですが実は神戸は牛よりも何よりも洋食が美味しい街です。街のいたるところに歴史ある洋食屋さんから、新しい洋食屋がいっぱいあります。マラソン前日やマラソン翌日のランチに神戸の洋食を堪能してみましょう。

中華街や坂のある道を散策するとどことなく気分がウキウキしてくるのが神戸の目に見えない魅力のひとつです。マラソン翌日に体力にあまりがあるならぜひ六甲に向かってください。

新神戸駅の裏からすぐに山に入ることができます。そこから摩耶山まで筋肉をほぐしながらの登山を楽しめば、山頂からは前日走った神戸の街を一望できる最高の景色が待っています。

マラソン翌日で疲れ果てた人は、神戸の街のおしゃれなカフェでくつろぎのひとときを過ごしてください。言い忘れていましたが神戸はパンの美味しい街です。カフェ巡り、パン屋さん巡りも楽しいですよ。

過去大会のレポート

初心者がフルマラソンに挑戦.jp
神戸マラソンレポート – 初心者ランナーの神戸マラソン2015レポート

outdoor.site
2015(第5回)神戸マラソン初出場 大波乱なるも何とか完走

神戸マラソンアクセス方法

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神戸マラソンの受付は神戸国際展示場で前日と前々日に行われます。最も便利なアクセス方法は神戸空港を利用し、神戸国際展示場を済ませて三ノ宮周辺のホテルに宿泊することです。

飛行機がない場合は新幹線で新神戸駅を利用するか、大阪梅田から電車も出ていますので三ノ宮にホテルを取れなかった場合は大阪からの参加でも十分間に合います。ただし、大阪も海外からの観光客が多いため当日のホテルの確保が難しいため早めに予約しておくことをオススメします。

新幹線も関東から向かう場合は京都の紅葉の時期と重なることもあって、大阪まで立ちっぱなしということもありえます。早めに指定席を確保するようにしておきましょう。

神戸宿泊の出張プランが各旅行会社から出ていますので、そちらを利用すれば交通費・宿泊費をおさえるおことができます。安くなったぶんはレース後の神戸牛に使っちゃいましょう!

三ノ宮駅周辺のホテルを地図から探す

大会詳細情報

大会名:第6回神戸マラソン(Kobe Marathon 2016)
開催日:2016年11月20日 (日)
開催場所:兵庫県神戸市
エントリー受付期間:2016年4月22日~2016年5月20日
エントリーサイト:RUNNET

フルマラソン
制限時間:6時間30分
参加費:10,300円
定員:20,000人

神戸マラソン公式サイト:http://kobe-marathon.net/2016/

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