砂漠やジャングルを走るグレートレースの人気が高まりつつありますが、そのほとんどが10kg以上の荷物を背負って走ることになります。
練習をしたくてもなかなか練習の機会もなければ、レースのように追い込んで走ることが難しかったりしてしまいます。
「最初から荷物を背負って走る大会があればいいのに・・・」そう思っているランナーさんはいませんか?
ありますよ!
「虚空蔵山米かつぎマラソン2016」は5kgのお米を含む10kgの荷物(女子は5kg)を背負って走るマラソン大会です。
虚空蔵山米かつぎマラソンとは
「虚空蔵山米かつぎマラソン」は長野県松本市で開催されるちょっと変わったマラソン大会です。
種目は13kmのトレイルコースなのですが、中学生以外はみんな、5kgのお米を背負って走ります。男性は5kgの自分の荷物もプラスするので合計で10kg、女性は5kgをそのままリュックに入れてスタートです。
山をひとつ越えるレースですので、13kmといえどもかなりの足腰の強さを要求されます。10kgの荷物を考えるとフルマラソンくらいのエネルギーの消耗がありそうです。
この大会の魅力は少人数の参加者ゆえのアットホームな運営と、そしてなによりも昨年参加者のレポートによるとゴール後のご馳走「松茸ごはんときのこ汁」が、参加者を喜ばせているようです。
ちなみにスタートから600mはパレードランということで追い抜き禁止です。沿道の声援に答えながら、実質のスタートラインになるポイントまで気持ちを高めるというのも他にはない試みです。
とにかくハードな大会になりますので、自分の限界の先を見たいという人や、グレートレースに向けてのトレーニングを行いたい人にオススメの大会になります。
虚空蔵山米かつぎマラソンの楽しみ方
松本に宿泊して、松本を満喫するのが正統派の「虚空蔵山米かつぎマラソン」の楽しみ方でしょう。松本は大きな街ですから、美味しいものや観光スポットが幾つもあります。
松本の隣になりますが、安曇野にある名水百選のひとつ安曇野の里は必ず訪れたい場所のひとつです。名水で作られた水出しコーヒーや蕎麦は自然豊かな長野だからこそ味わえる絶品になります。
松本駅近くにホテルをとって、松本城までの下町をてくてく散歩するのも静かな休日の過ごし方としては最適です。
金曜日の午後に松本入りしてできるだけ早めに寝て、翌日のレースに備えてください。
月曜日も休めて後泊できるようでしたら上高地にまで足を伸ばしてみませんか?
もっとも足の筋肉痛が尋常じゃない状態になりますから観光どころではないですし、車で遠くから来るような場合は、筋肉痛が出る前、走り終えてすぐに帰宅するほうがいいかもしれません。
過去大会のレポート
bg graffiti
第8回虚空蔵山米かつぎマラソンで遊んできた(1)
第8回虚空蔵山米かつぎマラソンで遊んできた(2)
信州のハイジのおはなし
虚空蔵山米担ぎマラソン
虚空蔵山米かつぎマラソンアクセス方法
松本駅から送迎バスが出ますので、電車利用者は松本駅周辺に前泊することをオススメします。
松本まではちょっと遠いなと思う人は、上田に宿泊してそこからレンタカーを利用すると移動時間の短縮になります。。
できることなら観光も兼ねて仲間と車に乗りあわせていくのが理想ですね。1人だけで車の運転ですとレース後の疲労が心配です。
車でのアクセスの場合は長野自動車道安曇野ICから約20分になります。
金曜日の定時後に都内からバスで移動すれば格安で松本まで移動することも可能です。
大会詳細情報
大会名:虚空蔵山米かつぎマラソン2016
開催日:2016年10月22日(土)
開催場所:
エントリー受付期間:2016年5月6日~2016年9月30日
エントリーサイト:スポーツエントリー
13km
制限時間:6時間
定員:200人
参加費
一般[地元産コシヒカリ5キロ付]:6000円
一般[米5キロ持参(米生産者)]:4000円
男女ペア[地元産コシヒカリ5キロ付]:9000円
男女ペア[米5キロ持参(米生産者)]:7000円
中学生[米なし]:1000円
虚空蔵山米かつぎマラソン公式サイト:http://www.shiga-genki.net/marathon/
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