ウルトラマラソンを何度も完走している人でもエントリーに躊躇してしまう大会がいくつかあります。間違いなくそのひとつにあげられるのが「村岡ダブルフルウルトラランニング」です。
挑んでくるランナーをことごとく追い払い、リタイアしたランナーに「もうひとつ下の階級からやり直してこい」と言わんばかりの種目分け。
それでもまた挑みたくなるような魅力が「村岡ダブルフルウルトラランニング」にはあります。なぜランナーが「村岡ダブルフルウルトラランニング」に戻ってくるのか。その魅力について紹介します。
村岡ダブルフルウルトラランニングとは
「村岡ダブルフルウルトラランニング」は、ほとんどフラットな道がないほどアップダウンを繰り返す山岳ウルトラマラソンです。とてつもなく高い山はありませんが、1000m級の山々がランナーの行く手を阻みます。
種目は100km、88km、66km、44kmの4種目でそれぞれの走力に合わせて選ぶことになります。
もちろんオススメは100kmですが、ウルトラマラソンでそれなりの結果を残せる人でない限り、まずは88kmから始めるほうがいいでしょう。
88kmを走り切れたら翌年100kmにステップアップする。そんな長期計画で挑みたくなるような大会です。
エイドの充実差には定評があり、過去18回の開催も伊達ではありません。スムーズな運営で、厳しいコースとは真逆のアットホームで優しさをもって、ボランティアさんたちがランナーを支えてくれます。
リタイアしても完走しても戻ってきたくなる大会ですので、まだ「村岡ダブルフルウルトラランニング」の領域に踏み込んでいないウルトラランナーはぜひ参加検討してみましょう。
でもゆっくりと考えていると参加枠が埋まってしまいますので、即断即決でポチってしまいましょう!
村岡ダブルフルウルトラランニングの楽しみ方
はっきり言いますが、「村岡ダブルフルウルトラランニング」は大会以外の楽しみなんてほとんどありません。純粋に走ることを楽しむための大会だと考えてください。
大きな観光スポットがあるわけでもなければ、全国的に有名な温泉があるわけでもありません。「村岡ダブルフルウルトラランニング」を走ることだけが兵庫の山奥にまで走りに行く唯一の理由です。
ただし「村岡ダブルフルウルトラランニング」には大会前日の歓迎会があります。宿泊施設で食べるご馳走があります。
旅ラン向きではありませんが、そもそもウルトラマラソンが旅のようなものですから、とことん走ることを楽しみましょう。
集まってくるランナーも腕に自信のある、経験値の高いランナーばかりですから、彼らから学ぶこともたくわんありますし、同じウルトラランナーとして話のネタが尽きるようなことはないはずです。
過去大会のレポート
G-ペガサス.com
【マラソン体験記】村岡ダブルフルウルトラランニング44kmを完走しました!!
ある日の光
【前日~レース】第18回村岡ダブルフルウルトラランニング66km
村岡ダブルフルウルトラランニングアクセス方法
村岡ダブルフルウルトラランニングへの参加の大変さはアクセスの難しさにあります。基本的にはマイカーが必要で、そうでなければレンタカーでのアクセスになります。
車を用意できない場合は、電車とバスの組み合わせ、特急バスの利用、そしてマラソンバスの利用という選択肢になります。
楽なのは間違いなくマラソンバスで、姫路と新大阪からそれぞれ大会専用のバスが出発することになります。宿泊施設の予約も含めて下記ページから申し込みすることが可能ですので、車の運転に不安がある人もぜひご利用ください。
大会詳細情報
大会名:第19回村岡ダブルフルウルトラランニング
開催日:2016年9月25日(日)
開催場所:兵庫県香美町
エントリー受付期間:2016年5月9日~2016年5月31日
エントリーサイト:RUNNET
100km
制限時間:14時間
参加費:14,000円
定員:1400人(100km,88km,66km合計)
88km
制限時間:14時間
参加費:12,000円
定員:1400人(100km,88km,66km合計)
66km
制限時間:11時間
参加費:10,000円
定員:1400人(100km,88km,66km合計)
44km
制限時間:9時間
参加費:6000円
定員:600人
村岡ダブルフルウルトラランニング公式サイト:http://www5.nkansai.ne.jp/org/muraokaultra/
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