2016年3月に開催された横浜マラソンが、冬から秋へと変更になることは、すでに市民ランナーの中でも話題になっていますよね。その横浜マラソンの開催日が2017年10月29日に決定しました。
フルマラソンの参加者を3000人増やして、フルマラソンは26,950人のランナーが横浜の街を駆け抜けます。秋開催になってもコースには変更がありません。
1年以上先の話ですが、秋開催に向けて大会事務局がスタートしたことで、これからさらにリニューアルした横浜マラソンの情報が発信されていくことでしょう。
横浜マラソンを走りたいと考えている人は、横浜マラソン2017のHPを随時チェックしておきましょう。
横浜マラソン2017:http://www.yokohamamarathon.jp/2017/
と、ここまでが横浜マラソンの開催決定の情報でしたが、ここからはちょっと趣向の違うお話です。
東京マラソンとの競合を避けるために秋開催になったわけですが、今年のスケジュールで考えると、この日は大阪マラソン、富山マラソン、水戸黄門漫遊マラソンの開催日になります。
もしかしたら水戸黄門漫遊マラソンは開催時期をずらしてくるかもしれませんが、北陸の2大大会のひとつ富山マラソンと、西の雄である大阪マラソンとの競合は東京マラソンよりはマシと考えているということでしょうか。
しかもその週の前後は金沢マラソン、ぐんまマラソン、さいたま国際マラソン、おかやまマラソン・・・とにかく大会が目白押し。
東京マラソン一人勝ちの世界から、群雄割拠の世界に飛び込んでくるのは、そこで勝ち残っていけるという自信があるということなのでしょう。
しかも3000名増員という強気の方針です。
現在横浜マラソンはスタート直後の車線減少による渋滞がランナーの間ではかなりの不評になっています。そこに3000人もプラスになったら・・・さてこの問題に横はマラソンはどのような答えを示すのか楽しみです。
とにかく2017年は10月29日の開催です。
倍率は2016年の3.1倍に対してさらに増えて、十分なスポンサーを確保できるのか。
スタートの渋滞や参加料の高さという批判を乗り越えて、東京マラソンに次ぐ大都市マラソンの地位を奪えるのか。レース以外にも興味深いネタが満載の横浜マラソン。さてさてどんな話題を提供してくれるのか楽しみです。
横浜マラソンが早々に10月29日開催を決めたことで、他のマラソン大会に動きがあるのかも興味深い話になります。
さすがに秋はマラソン大会が飽和状態ですので、そこに横浜マラソンが入ってくることで、どんな化学変化が起こるのでしょうか。来年辺りからは定員割れするマラソン大会も出てくるかもしれません。
まさか横浜マラソンが定員割れとはならないでしょうが、何が起こるかわからないのがマラソン大会。マラソンランナー同士の酒の肴に困らない話題を提供し続けてくれる横浜マラソン。
ある意味、マラソン界を活性化してくれる素晴らしい存在ですが、その素晴らしさを大会運営の面でも期待したいところです。
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