オホーツク網走マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

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毎年のようにRUNNETで高く評価されており、いま日本で1番満足度の高いマラソン大会ともいわれているのがオホーツク網走マラソンです。このマラソン大会にはランナーが望むものがすべて詰まっていて、ランニング人生で1度は走ってもらいたい大会のひとつです。

ただアクセスが難しく、どこにそんな魅力があるのかわからなくて、参加するかどうかを迷っている人もいるかと思います。そこでここでは、エントリーを検討している人のために、オホーツク網走マラソンの特徴や魅力、過去のデータなどをまとめてご紹介していきます。

目次

オホーツク網走マラソンの特徴

オホーツク網走マラソンは毎年9月末に、北海道網走市で開催されるマラソン大会で、第1回が2015年ということで、マラソン大会としては後発組になります。ただ後発であることを最大限に活かした、本当のランナー目線の大会となっており、全国から多くのリピーターが集まる大会でもあります。

種目
▶ 42.195km(フルマラソン)
▶ 5km
▶ 3km

種目はフルマラソンの他に5kmと3kmがありますが、おすすめは北海道の絶景を楽しめる42.195kmのフルマラソンです。網走刑務所をスタートして、能取岬などの大自然の中を駆け抜けることができ、さらにはエイドでは網走の名産品が並ぶなど、マラソンの楽しさがこれでもかというほど詰め込まれています。

そしてフィニッシュエリアがひまわり畑になっていて、ここにしかない風景の中でフィニッシュできます。そこで終わらないのがオホーツク網走マラソンのすごいところで、フィニッシュエリアは飲食ブースが集結しており、流氷ビールを片手に、網走グルメを満喫できます。

都市マラソンのように途切れない声援というわけではありませんが、それ以上の風景が待っており、ボランティアスタッフをはじめとした大会関係者や地元の人たちが優しく背中を押してくれます。

コースは前半にアップダウンがあり、9月開催ということもあり自己ベスト更新を狙うのは難しいですが、ペースメーカーがいるので初マラソンの人でも安心して参加できます。制限時間も6時間30分もあるので、秋マラソンに向けての最終調整としても利用できます。

オホーツク網走マラソンの関門時間

ポイント関門距離制限時間ペース
14.4km14.4km2時間20分9:43/km
29.0km14.6km4時間25分8:34/km
35.0km6.0km5時間20分9:10/km
42.195km7.195km6時間30分9:44/km

オホーツク網走マラソンには関門が3ヶ所しかありません。そのため関門に追われながら走るということもなく、自分のペースで距離を積んでいきやすいといった特徴があります。コンディションが悪くても14.4kmまでは走らせてもらえるのは嬉しいですよね。

気をつけなくてはいけないのが29km地点の第2関門で、第1関門で関門ギリギリだった人は、少しペースアップしないとここで引っ掛かってしまう可能性があります。ここで終わりにしたくないなら、30kmまではキロ8分ペースで走れるようにトレーニングを積んでおきましょう。

オホーツク網走マラソンの気温・天候・完走率

開催年最低気温最高気温天候完走率
2014
201512.5℃21.8℃晴のち雨
201615.5℃24.6℃晴れのち曇り
201714.3℃21.7℃曇り時々晴れ
201811.4℃21.2℃曇り
201912.0℃23.5℃晴れ93.5%
2020
2021
202213.2℃23.4℃晴れのち曇り92.9%
202310.7℃19.3℃晴れ96.2%

オホーツク網走マラソンの開催は9月末の北海道ということもあり、タイム狙いのシリアスランナーにとっては少し暑さを感じる気温で、ファンランを楽しみたいランナーにとっては最高に走りやすいコンディションとなっています。そして比較的晴れやすいのも嬉しいところです。

ただ、本州から参加するランナーにとっては、スタート時間の気温が思ったよりも寒く感じるかもしれません。寒く感じるからといって長袖を選ぶと後で後悔することになります。走っているときは20℃前後になるので、できるだけ半袖のウェアを選びましょう。

過去の完走率はわかりませんが、ここ最近の完走率を見てみると93%前後、もしくはそれよりも高くなっています。6時間30分制限の大会だと思うと完走率はやや高めです。走力があまり高くない人にとって暑くも寒くもない気温がいい方向に作用しているのかもしれません。

オホーツク網走マラソンの評価・口コミ

オホーツク網走マラソンはRUNNETの評価ランキングで常に上位争いをしている大会で、参加者の満足度がとても高い大会のひとつです。実際に出場したランナーがどのように評価しているのかを見ていきましょう。

口コミからわかる良いポイント

  • 景色が美しくエイドも地域色があって充実
  • 走り終えてからも楽しめる
  • 規模が小さいので交流をしやすい
  • 沿道やボランティアスタッフの盛り上げが嬉しい

口コミからわかる残念なポイント

  • トイレがやや少ない
  • 前半のアップダウンがきつい
  • 網走までのアクセスが大変

RUNNETの口コミを見ると総合評価が100点以外のものがあまりなく、60点台を付けている人も大会に満足しており「来年も走ります」としており、ネガティブな評価を探すのが大変な状態です。ただ、圧倒的にすぐれているものがあるのではなく、あらゆることが平均よりも明確に優れているということが口コミからわかります。

あえて挙げるなら、景色の美しさとエイドの充実具合ですが、それだけならもっと魅力的な大会もあるのに、オホーツク網走マラソンのほうが高い評価になるのは、必要以上に参加者枠を広げず、そしてランナー目線でのおもてなしが徹底されているからなのかもしれません。

無理に残念なポイントを挙げるなら、トイレがやや不足しているくらい。それでも1万人規模の大会のように大行列になるわけではありません。あとはコースのアップダウンがきついのでタイム狙いには不向きだということ。そしてなによりも網走までアクセスするのが大変ということが挙げられます。

ただ、基本的にはこれ以上はないくらい満足度の高い大会になっており、ランナーなら1度は参加すべき大会のひとつになります。

オホーツク網走マラソンのレポート

オホーツク網走マラソンへのアクセス

オホーツク網走マラソンが開催される網走市へのアクセスはあまり選択肢がなく、北海道外から参加するには羽田空港もしくは新千歳空港、丘珠空港からフライトする必要があります。関東からのアクセスであれば羽田空港から女満別空港、その他の地域からであれば羽田空港経由か新千歳空港経由ということになります。

どのルートが安いかは購入するタイミングで変わってきますので、航空券を比較・予約できるエアトリ を使って最安値になるルートを探しましょう。また網走や根室などを観光したいならレンタカーがあると便利です。レンタカーの最安値検索「エアトリ」 を利用して、空港でレンタカーを借りておきましょう。

ちなみに道内の移動であれば電車かバスで網走駅を目指すことになります。札幌から網走までバスなら約6時間で、片道6,500円前後とリーズナブルに移動できます。ただしバスは座席数が限られますので、楽天トラベルのバス予約などを利用して早めに予約をしておきましょう。

オホーツク網走マラソンの宿泊予約

オホーツク網走マラソンはゼッケンが事前送付ですので、前日受付の必要がありません。ただし遠方から参加する場合には前泊が必須となります。ホテルの部屋数を考慮して参加人数を絞っているため、ホテルの部屋を確保できないということはなさそうですが、大会が近づくと高額な部屋しか残っていない可能性があります。

マラソンに関係なくインバウンドでの利用もあり、お手頃な価格の部屋の確保が年々難しくなっていますので、エントリーして宿泊日数を決めたら、普段から利用している宿泊予約サイトですぐに宿を予約しましょう。ホテルは網走駅から東側に集中していますが、スタート地点まで歩くなら駅周辺が便利です。

宿もこだわって少し贅沢な旅にしたいなら、フィニッシュエリアの大曲湖畔園地近くにある「オーベルジュ 北の暖暖」がおすすめです。

【楽天トラベル】で予約
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大会詳細情報

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