湘南国際マラソンは、東京マラソンとともにマラソンブームの火付け役となった大会で、いまでもエントリーには熾烈なクリック合戦が行われる人気の大会です。
ところが、東京マラソンのような華やかさがあるわけではなく、むしろコースは声援のない区間も多く、走ったことのない人には何が魅力的なのか、まったくわからない大会かもしれません。
ここではそんな湘南国際マラソンの魅力と楽しみ方について紹介します。
湘南国際マラソンの特徴
湘南国際マラソンの種目はフルマラソン、ハーフマラソン、10㎞などがありますが、ハーフマラソンはエリートの部のみですので、実際にはフルマラソンと10㎞がメインの大会です。
コースはほぼフラットに見えるのですが、実は小さな起伏を何度も繰り返します。このため、ペースが安定せずに、自分の調子がいいのか悪いのかわかりづらいという難しさがあります。
それでもほぼまっすぐな道を走りますので、風が強くない限り自己ベストを狙うのに最適なコースです。
江ノ島周辺の声援のある部分はとても賑やかですが、反対に黙々と走るしかない部分がほとんどで、とにかく自分と向き合い続ける時間が長いマラソン大会です。でもそこにマラソンの本質が隠れています。
東京マラソンのような華やかな大会もいいのですが、42.195㎞ひたすら自分と向き合い続けることができる湘南国際マラソンのような大会も、ストイックなランナーほど心地よかったりします。
大会運営もしっかりしていますので、純粋に走ることだけに集中できるマラソン大会。今年もクリック合戦が予想されますので、走りたい人はエントリー開始時間の5月27日20時にはパソコンやスマホの前で待機しておきましょう。
湘南国際マラソンの楽しみ方
湘南国際マラソンの会場である大磯プリンスホテル周辺には、あえて見に行きたくなるような観光スポットもありませんし、大磯駅も二宮駅も大きな駅ではなく打ち上げをできるようなお店はすぐに満席です。
このため、基本的には直行直帰の走るためだけの大会です。
その代わりというわけではありませんが、大会会場ではものすごい数の出店がありますので、そちらを利用しての打ち上げがおすすめです。とても個性的なお店が多いので、何を食べようか迷ってしまうかもしれません。
もちろんビールなどのお酒もありますので、仲間と一緒に反省しない反省会も楽しめます。電車に乗ってしまうと一気に疲れが出て、あとはもう帰るだけになってしまいます。走り終えてテンションが高いうちに栄養補給も兼ねて、美味しいものを食べてしまいましょう。
気をつけてほしいのが、レース後でもちゃんと上着を着ておくことです。12月ですのであっという間に体が冷えてしまいます。すぐにビールを飲みたくても、まずは着替えを済ませて落ち着いてからいただきましょう。
過去大会のレポート
RUNNING STREET 365
日本一早いマラソンレポート「第11回 湘南国際マラソン」
アップワードライフ
湘南国際マラソン2015(フルマラソン)完走レポート
Sportie.com
走りやすいフラットコースと美しい景色! 『湘南国際マラソン』レポート
I am a father!
湘南国際マラソン2016レポート
湘南国際マラソンアクセス&宿泊
湘南国際マラソンは前日受付がいりませんので、前泊の必要はありません。遠方からの参加の場合は、小田原に宿泊しておくと、翌朝の満員電車を回避しやすくなります。平塚ですと電車に乗り切れないこともあるので気をつけましょう。
宿泊先の斡旋などはありませんので、各自で楽天トラベルなどを利用して予約しておきましょう。
大会会場への最寄り駅はJR東海道線の大磯駅もしくは二宮駅です。参加案内に下車駅の指示がある場合は、それに従ってください。各駅からはシャトルバスが出ています。行列になる可能性がありますので30分くらいの余裕は見ておきましょう。
大会詳細情報
エントリー受付期間:2017年5月27日~2017年5月30日
エントリーサイト:RUNNET
第12回湘南国際マラソン | |
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開催日 | 2017年12月3日(日) |
開催場所 | 神奈川県大磯町 |
大会会場 | 大磯プリンスホテル |
大会受付 | なし(ナンバーカードは事前送付) |
フルマラソン | |
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制限時間 | 6時間30分 |
参加費 | 12500円 |
定員 | 19000人 |
ハーフマラソン | |
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制限時間 | 1時間30分 |
参加費 | 8500円 |
定員 | 500人 |
10km | |
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制限時間 | 1時間30分 |
参加費 | 6500円 |
定員 | 4000人 |
その他:10㎞(車椅子)、ファミリーラン2㎞(小学生、親子)
湘南国際マラソン公式サイト:http://www.shonan-kokusai.jp/
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