春の勝負レースとして仙台国際ハーフマラソン、通称「仙台ハーフ」を設定しているランナーさんも多いのではないでしょうか。ちょっと遅れてやってくる仙台の春、新緑の中を駆け抜けることができるハーフマラソン。
ここではそんな大人気のハーフマラソン、仙台国際ハーフマラソンについて、その魅力や攻略法、そして旅ランとしての楽しみ方をご紹介します。
仙台国際ハーフマラソンの特徴
仙台国際ハーフマラソンは2kmと5km、そしてハーフマラソンの3種目が行われます。ハーフマラソンはエリートの部や日本陸連登録者の部などもあり、車椅子などを合わせて合計で1万人が参加します。
基本的には先着順ですので、クリック合戦になります。どうしても走りたい人のために、寄付金として参加費とは別に5万円払えばチャリティ枠での参加ができます。チャリティとはいえ5万円払ってでも走りたい。そういう人がいる魅力的な大会が仙台ハーフです。
春の仙台ですので、晴れると暑く、雨が降ると寒いという天候。昨年は雨に悩まされたランナーも多かったようですが、基本的には晴れの日が多い大会ではあります。
杜の都ならではの新緑のトンネルなど、気持ちよく走れる大会です。自己ベスト更新を狙う人も、旅ランとして仲間とわいわい走りたい人にもおすすめの大会ですので、ぜひクリック合戦を勝ち抜いて、出場権をゲットしてください。
ちなみに1500人分だけ抽選枠がありますので、クリック合戦に負けた人も、諦めずに再度申し込みをしてください。
仙台国際ハーフマラソンのコース攻略法
仙台国際ハーフマラソンのコースは前半7〜8kmまで上り、その後17〜18kmまでが下り、そしてそこからゴールまでが上りです。高低差は38.8mですので、それほど大きなアップダウンではないのですが、ハーフマラソンはスピードが出るため、後半の上りはかなり苦しみます。
ポイントはスタート直後に焦らないことです。参加者に対してコース幅がそれほど広くないため、どうしてもスタートの1〜2kmくらいは渋滞します。ここで足を使うと後半に撃沈します。
前半の上りはそれなりに余裕があるため、思ったよりも気持ちよく走れるはずです。問題は下りです。スタートの遅れを取り戻そうとしてスピードを上げすぎないように注意しましょう。特にソフトな着地を心がけてください。
終盤の上り坂は、歩幅を縮めてピッチを上げていきましょう。景色を楽しめないのは残念ですが、視線は足元に持っていってください。その姿勢で小さく速く開店させるイメージで一気の上りましょう。
上りきったらあとは気力だけ。全力でゴールまで駆け抜けてください。
仙台国際ハーフマラソン旅ランの楽しみ方
仙台の観光地はすでにいくつも雑誌やガイド本が出ていますので、あえて紹介する必要はないかと思いますが、ひとつだけ意外と穴場の観光ルートをご紹介します。
塩釜で格安寿司のランチ
塩釜から松島への観光船
松島観光
松島に直接行く人が多いかと思いますが、塩釜をスルーするのはもったいない。塩釜は日本有数の寿司屋激戦区で、ランチタイムになるとびっくりするような価格でお寿司を食べることができます。
誰もが知っている有名店ではなく、地元の人が通うお店をいくつかご紹介します。
藤まつ寿し
ランチはなんと500円でお寿司を食べることができます。もちろん味もしっかりしていますので、お得感が半端ないお店です。
食べログで見る
大黒寿司
地元で人気の寿司屋として認知度が上がってきた大黒寿司。きれいな店内で、職人さんの温かさの感じられるお寿司をいただけます。
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丸長寿司
地元の人が利用するお寿司屋さんで、『三陸塩竈ひがしもの(メバチマグロ)』をいただけるお店です。おまかせコースで楽しみたいお店のひとつです。
食べログで見る
塩釜で満腹になたったら、松島観光に向かいましょう。電車ではなく観光船がおすすめです。陸からの景色とはまた違って見える松島の絶景。春の心地よい空気に触れながらの小旅行を楽しめます。
丸文松島汽船
https://www.marubun-kisen.com/
過去大会のレポート
Mind-B
『第27回仙台国際ハーフマラソン』に出場してきましたよ
Running Writer
1年以上ぶりのハーフマラソンでPB更新!|仙台国際ハーフマラソン
このロクでもない素晴らしき世界へ
仙台国際ハーフマラソン
仙台国際ハーフマラソンアクセス&宿泊
仙台ハーフは前日受付の必要がありません。とはいえ遠方からの参加の場合は、前泊が必須になります。ハーフマラソンと2km・5kmではスタート会場が違いますが、どちらも仙台駅から東、徒歩圏内にあります。
コーシンパーク仙台(ハーフ):仙台駅から徒歩30分(2km)
榴岡公園(5km・2km):仙台駅から徒歩20分(1.5km)
ホテルは仙台駅東側が便利ですが、ホテルや飲食店などは西側に集まっています。旅ランとして観光がメインなら駅の西側、マラソンがメインなら駅の東側の宿泊施設を楽天トラベルなどで予約しましょう。
関東から仙台へのアクセスは新幹線が便利です。さらに遠方からの参加の場合は、仙台空港への飛行機を利用しましょう。LCCならPeachが関西国際空港や新千歳空港からフライトしています。
また、東京からの距離は短いため、数は少ないのですが夜行バスも出ています。土曜日仕事だという人や、少しでも交通費を抑えたいという人は、夜行バスの活用をおすすめします。もちろん昼行便もありますので、時間に余裕のある人はバス移動も検討しておきましょう。
大会詳細情報
エントリー受付期間:2018年1月10日 20:00~2018年1月15日
エントリーサイト:RUNNET
第28回仙台国際ハーフマラソン | |
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開催日 | 2018年5月13日(日) |
開催場所 | 宮城県仙台市 |
大会会場 | ハーフ:コーシンパーク仙台 5km・2km:榴岡公園 |
大会受付 | なし(ナンバーカード・チップ・参加記念品等事前送付) |
ハーフマラソン | |
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参加資格 | 高校以上 |
制限時間 | 2時間30分 |
参加費 | 6000円 チャリティ:6000円+別途寄付金50000円 |
定員 | 10000人(一般の部8500人) |
5km | |
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参加資格 | 高校以上 |
制限時間 | 50分 |
参加費 | 2000円 |
定員 | 2000人 |
2km | |
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参加資格 | 60歳以上、中学、小学4~6年 |
制限時間 | 20分 |
参加費 | 1000円 |
定員 | 500人 |
仙台国際ハーフマラソン公式サイト
http://www.sendaihalf.com