自己管理で自分を守ろう!ランナーの心肺停止事故を無くすアプリ 「ランナーズ・ドック」

マラソンは私たちランナーが思っている以上に体に負荷をかけるスポーツです。実際に東京マラソンでは過去14回の開催で11件の心停止が起きています。ランナーの総数から考えれば、確率はとても低いもののすべてのランナーにそのリスクはあります。

これを回避するためにランナーがすべきことは、自分自身で健康管理をすることです。ただ、どのように健康管理をすればいいかわかりませんよね。そこでご紹介したいのが2023年1月から提供スタートとなったランナー健康状態チェックアプリ「ランナーズ・ドック」です。

目次

約5分の問診で心肺停止のリスク因子を事前にチェック

強くなりたい、モチベーションを高めたい、美しくなりたいなどの目的でマラソン競技人口が増えている中、マラソン大会などに出場する上での適切な健康チェック(管理)を行わないことによる心肺停止事故が発生しております。

心肺停止事故は内臓機能・喫煙歴・生活習慣等を事前にチェックすることにより、高い確率で防ぐことができます。しかし、マラソン大会における心肺停止事故の対策としては事故が発生したときに、AEDが出動する救護体制の整備しかありません。

この現状を変えるために、簡単に心肺停止のリスク因子を事前にチェックすることのできるアプリ「ランナーズ・ドック」が開発されました。このアプリをランナー自身がトレーニングやレースの前に使うことで、心肺停止事故を防ぎやすくなります。

たった5分の問診で安全かどうかがすぐにわかるので、レース中の不幸な事故を少しでも減らすために、すべてのランナーに導入してもらいたいアプリです。もちろん無料で利用できますので、年齢を問わず負荷の高いトレーニングやレースを走るランナーはぜひ実際に利用してみてください。

URL:https://medical-literacy.com/runners-dock/

臨床経験豊富な内科・循環器系の専門医による設計

いくら心肺停止のリスク因子を事前にチェックできるからといって、その結果に信頼性がなければ導入する意味がありませんよね。でも安心してください。「ランナーズ・ドック」は実臨床において、数十年にわたり内科系疾患の治療に携わってきた臨床経験豊富な医師によりアルゴリズムが設計されています。

また、臨床医でありながら市民ランナーという一面を持つ医師を中心に設計していますので、しっかりとランナーのインサイトを把握しており、モチベーションアップに繋がる問診と結果表示を意識して開発されています。

2023年1月29日開催の「第20回新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソン」でも、多くの出走ランナーが利用しており、安心して利用できる無料Webアプリです。ぜひ自分を守るために、トレーニングやレースの前にご活用ください。

URL:https://medical-literacy.com/runners-dock/

■開発ドクター

永野 正史(フルマラソン市民ランナー)
・練馬桜台クリニック 院長
・日本内科学会総合内科認定専門医
・日本腎臓学会認定専門医
・日本透析医学会認定専門医

丹沢 俊弘 (フルマラソン&ウルトラマラソン市民ランナー)
・田村クリニック 院長
・日本内科学会総合内科専門医
・日本循環器学会循環器専門医

伊苅 裕二 (国内トップアスリートの心機能管理研究)
・東海大学医学部付属病院 循環器内科 教授・診療科長
・日本内科学会総合内科専門医
・日本循環器学会循環器専門医
・日本心血管インターベンション治療学会名誉専門医・指導医

上妻 謙(フルマラソン市民ランナー・大会にて心停止救護経験あり)
・帝京大学医学部付属病院 循環器内科 教授
・日本内科学会総合内科専門医
・日本循環器学会循環器専門医
・日本心血管インターベンション治療学会専門医

伊東 重豪(フルマラソン市民ランナー)
・伊東クリニック 院長日本内科学会総合内科専門医
・日本消化器病学会専門医
・日本消化器内視鏡学会専門医

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