マラソンランナーの目標のひとつである「フルマラソン全国制覇」。いつかは全都道府県のフルマラソンに出場したいと考えているランナーも少なくないはず。ただ、漠然としたイメージはあるものの、具体的にどうすれば出れるのか、どの大会がいいのかわからないという人もいるかと思います。
そんな人の参考になる、岡田良一氏による「風を切りながら、我が人生―フルマラソン全国制覇の足跡―」がデジタル手記遺産が公開されました。全国制覇を考えている人も、そうでない人でも楽しめるコンテンツになっていますので、ぜひ岡田氏のデジタル手記遺産をチェックしておきましょう。
フルマラソン全国制覇への道のりを記録
デジタル手記遺産は一般社団法人ライフDX推進協会が運営しているサービスで、このたび全都道府県でフルマラソンを走った岡田良一氏の記録が登録されました。
岡田氏は1950年12月に大分県国東市に農家の次男坊として誕生。この年は朝鮮戦争が勃発し戦後復興に弾みが出てきた年ですが、戦争の爪痕は癒えず、社会はまだまだ貧しく、岡田氏も家は茅葺き、台所は土間で天井には青大将、家族総出の餅つき、兄弟みんなが家業の手伝いをしていました。
岡田氏はスポーツに無縁ながらも元気に育ち、九州大学工学部へと進学しています。大学時代の麻雀の合い間に沿道でふと見た、福岡国際マラソンを走るフランクショーターの姿に感動、その後の人生の軸となるマラソンとの出会いとなります。
大学卒業後は日本電信電話公社(電電公社:現NTT)に入社、3年後の1976年10月に、当時社会的にブームであった社内駅伝大会のメンバーに選出されて初めて走りました。その14年後には初フルマラソンとして「つくばマラソン」を完走しています。
そこからも奥様、家族の献身的な支えもあり仕事を調整しながら全国を走り続けました。
そして34年後、走ること343回目(フルマラソン145回目)となる、2024年3月開催の福井県「ふくい桜マラソン」にて47都道府県フルマラソン全国制覇を成し遂げました。このときの岡田氏は73歳。デジタル手記遺産ではそれまでの50年間に渡って走ってきた岡田氏の手記が記載されています。
多くのランナーにとって、モチベーションアップに繋がる内容となっています。手記は無料公開で、会員でなくても読めますので、ぜひ練習の合間にでも読んでみてください。きっと読み終えたときには、フルマラソン全国制覇の夢を抱くことになるはずです。
デジタル手記遺産 確認手順
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デジタル手記遺産が表示されるので、右上のジャンルを選択し、「シニア夢達成」を選ぶと岡田氏の手記遺産を読むことができます。