【連載:自腹で本音レビュー】高音質のワイヤレスイヤホン「oladance OWS Pro」

  • 2024.01.01
  • (更新日:2023.12.30)
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【連載:自腹で本音レビュー】高音質のワイヤレスイヤホン「oladance OWS Pro」

それはひとめぼれでした。発売が発表された2023年8月21日、デザイン性の素晴らしさに惚れ込み、躊躇なく34,800円もするワイヤレスイヤホン「oladance OWS Pro」をポチってしまったのですが、記事にするのに時間がかかったのはいろいろあったからです。

レビュー記事にするのにあまりにも時間をかけすぎてしまい、すでに新モデルがMakuakeで予約開始しているような状態ですが、これから同じようなオープンイヤーのワイヤレスイヤホンを購入する人にとっては参考になる内容になっていますので、ぜひチェックしておいてください。

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oladance OWS Proの特徴

oladance OWS Proは「Pro」の名前からもわかりますように、oladanceが開発したOWS(Open Wearable Stereo)を搭載したイヤホンのフラグシップモデルになります。OWSは耳に挟み込み装着する完全オープン型のイヤホンになります。

耳を塞ぐこともないので、周囲の音も聞こえる使い勝手の良さが特徴で、周囲の環境に気を配りながら、音楽を楽しめるといった特徴があります。さらに、外耳道に入ることなく空気を通じてサウンドを内耳に伝えるため、圧迫感や閉塞感がなく、長時間使用でも疲れにくい設計になっています。

オープンイヤータイプのイヤホンや骨伝導ワイヤレスイヤホンは、安全にランニングを楽しめる反面、どうしても音質が劣るという課題を抱えていましたが、oladance OWS Proは徹底して音質にもこだわっており、その点も購入した理由のひとつになります。

oladance OWS Proの音質は、繊細で深みのある高音表現と重厚で広がりのある低音表現が特徴となっており、さらに音漏れ防止機能も搭載しており、カスタマイズされたマイク配列と独自のアルゴリズムで音声の指向性を向上し、音漏れを最小限に食い止めてくれます。

要するにランニング中の音楽も、音質にこだわりたいというランナーにぴったりなアイテムというわけです。もっとも私は音質へのこだわりはそれほどなく、90%以上が「見た目」で選びました。3万円以上出す根拠として「音質もいいし」と自分に言い聞かせただけのこと。

実際にランニングに集中していると、音楽はBGM程度でしかありませんので、こんな高価格帯のイヤホンを買う必要なんてありません。でも実際にoladance OWS Proで音楽を聴いてみるとびっくりします。今まで私が聴いていた音楽は何だったのでしょう……明らかに音質の良さがわかります。

音に深みがあるというか、それとも音に立体感があると言えばいいのでしょうか。明らかに音の解像度が上がっていて、音楽を聴くのが楽しくなります。ラジオ番組を聴いていても、集中していなくても言葉をちゃんと聞き取れます(いったい今まで何を使っていたのかとツッコまれそうですが)。

操作性もいいですね。誤タッチすることもありませんし、きちんとクリック感もあるので安心です。もちろんオープンイヤーですので、周囲音はしっかりと聞こえます。バッテリーが単体でも16時間も持つので、トレーニングでの利用なら1週間に1回程度の充電でいいのも嬉しいところ。

ただ、そんなoladance OWS Proの良さがまったく何の意味をなさない事態が発生します。

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まったく自分の耳に合わない&故障問題発生

購入するときに少しだけ頭をよぎった不安。それは「自分の耳に合わなかったらどうしよう」ということでした。そして、その不安は見事に的中します。購入したネットショップから届いたoladance OWS Proを、さっそく耳にかけて……と思ったら位置がまったく定まりません。

取り付け方が悪いのかなと思って、いろいろトライしていたのですが、まったく安定する気配がありません。もしかしたら、不安定に思えて、走ってみたら全然落ちないとかそういうことがあるのでは?なんて考えても見ましたが、5メートルも走らないうちに落下しそうになります。

そう、私の耳にはどうしても合わないワイヤレスイヤホンだったわけです。本来なら試着できるショップで耳に当ててみて、自分に合うかどうかを判断すべきなのに、すぐにでも手にしたくて購入したら残念な結果に。

それでもだましだまししながらoladance OWS Proを使い続けていました。3万円以上の買い物で失敗したことを認められなかったというのもありますが、ジョグ程度ならなんとかバランスをとって使えないこともありませんでしたので。

ところが、無理に耳でホールドしようとしたからか、徐々にoladance OWS Proの右側が不安定になっていきます。電源が入ったり入らなかったりしだして、そして最終的にはまったく動かなくなてしまいました。これはさすがにショックでしたが、少しだけ希望もありました。

形状に問題があって耳にかからなかっただけでは?
修理もしくは交換したら耳にフィットするのでは?

もちろん保証期間内でしたので、oladanceのサイトから問い合わせしてみました。実はここで少しすったもんだがあったのですが、そこは割愛。ちゃんと電源が入る製品に交換されて戻ってきました。でも、耳に合わないのはやっぱりそのまま。

こうなるとちょっと悔しくなって、どうにかして使ってやろうという気持ちが起きてきます。

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メガネバンドで固定することで問題解決

イヤーフックタイプのイヤホンは自分の耳の形状に合わないと、いくら音質が良くても走るどころか歩くだけでも落ちてしまいます。今回の件でいえば、試着せずに購入した私が悪いのですが、こういうのは失敗を経験して学ぶもの。

だから「いい勉強になった」と片付けてもよかったのですが、やっぱりoladance OWS Proの音質は捨てがたいというのが本音。なかなかのいいお値段しましたので。ただ、人間の耳の形状に個人差があるとはいえ、実際に引っ掛かるかどうかは、本当にわずかな形状の不一致がもたらします。

なので、oladance OWS Proを左右上下どちらかに少しでも引っ張ることができれば、問題なく使うことができます。そこでひらめきました。これはメガネバンドがあれば、走っても耳から落ちないのではないだろうかと。

さっそく近所のホームセンターでメガネバンドを購入。そしたら案の定です。しっかりと固定されて、高音質の音を楽しみながらランニングができ、oladance OWS Proが耳から落ちる心配もまったくなくなりました。

ただ、これには大きな問題がひとつあります。それは付け外しが面倒なこと。充電するときにメガネバンドを外さなくてはいけないというのが、想像以上に煩わしい作業になります。しかも見た目があまりよろしくありません。

できればoladanceさんに、おしゃれなバンドを販売してもらいたいところですが、きっと耳に合わない人は少数派なのでしょうから期待できません。もしかしたらヘアバンドでも代用できるかもしれませんが、今のところいいものが見つかっていません。

いずれにしても、まったく使えない状態からは抜け出したので、ゆっくりとoladance OWS Proに適したバンドを探すとします。もし同じように耳に合わない問題が発生している人は、メガネバンドやヘアバンドで固定してみてください。

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ランニング中も音質にこだわりたいならおすすめだけど……

メガネバンドのおかげでランニング中にいい音で音楽を楽しめるようになったので、oladance OWS Proはランニングのお供におすすめ!と言いたいところですが、残念ながらそう言えなくなりそうな事態が発生しています。

なんと、oladanceからワイヤー型のオープンイヤーイヤホン「Oladance OWS Sports」が発表されました。左右独立ではなく、ワイヤーで繋がっているので、ランニング中にズレて落ちる心配がありません。しかも音質はoladance OWS Proと同等。

だったら、oladance OWS ProでなくてOladance OWS Sportsでいいじゃないかと。さらにMakuakeで販売ということもあり、現時点で24%OFFとなる早割も残っていて、税込み20,360円で購入できてしまいます。絶対にこれでいいじゃないですか……いえ、自腹なのでもう買えませんが。

ただ、Makuakeでの販売なので商品の発送までには時間がかかります(2024年3月末までに発送)。すぐにでも手に入れたいという人は、ヨドバシカメラなどで試着してみたうえでoladance OWS Proを購入するのはありです。

でもやっぱり、公式からデザインのいいイヤホンバンドを出してくれるのが理想ですが、「Oladance OWS Sports」が発売されたことでそれは期待できそうにありません。だからやっぱりランナーには「Oladance OWS Sports」がおすすめです。

もちろんこちらも耳に合うかどうかわからないので、Makuakeでの購入ではなく店舗でフィット感を確認してからの購入がおすすめです。

Makuake:https://www.makuake.com/project/oladance_sports/

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