ミズノの革新的技術を搭載したフラッグシップシューズである「WAVE PROPHECY」シリーズ。かつてはランニングシューズという位置づけで、最近ではパフォーマンスシューズとなり、そして最新作「WAVE PROPHECY SORAYAMA」ではスポーツでの使用ではなくファッションアイテムに近い位置づけとなりました。
それでもこのシューズを見たら走らずにはいられないのがランナー。進化したINFINITY WAVEはもちろんのこと、何よりも足元が目立ちます。まるで宙を浮いているかのようなデザインは、日本が世界に誇るアーティストである空山基さんによるものです。都会をスタイリッシュに走るランナーに履いてもらいたい1足です。
WAVE PROPHECYシリーズに10作目が登場
いまミズノが持っている革新的技術を惜しみもなく盛り込んでシューズを作ったらどうなるか。ミズノのWAVE PROPHECYシリーズはメーカーにとって夢の詰まった挑戦的なシューズとして、これまで多くのアスリートやファッション業界の関係者に注目されてきました。
ランニングシューズであることに重きを置いた時代もありましたが、徐々に汎用性の高さを取り入れ、10作目となる新モデルはアーティストである空山基さんの手によって、ファッションアイテムに全振りしたようなデザインで登場となりました。
フューチャリスティックな半透明のアッパーには透過性のある樹脂を採用し、シルバーのランバードロゴを配しています。踵部にはメタリックシルバーのパーツを擁し、ソール内側には「SORAYAMA」ロゴを「空山基」によるデザインの証として落とし込まれています。
まるで未来のランニングシューズのようですが、問題はこのシューズのポテンシャルです。残念ながらミズノからはランニングシューズとしての魅力はまったく語られておらず、どこまでランニングに使えるのかはわかりません。むしろランニングで汚れることを嫌うかのようなアート作品のような仕上がり。
価格も38,500円と高額ですので、やはりファッションアイテムとして考えたほうがいいのかもしれませんが、そうは言っても「WAVE PROPHECY」シリーズですのでやはり走り心地が気になるところ。シューズとしての機能性とアートを両立することができたのか気になるところです。
マラソン大会もなく、懐が少し暖かいという人でみんなと違う1足がほしいという人は、購入検討してみてはいかがでしょう。先行発売は1月30日から、一般発売は2月6日となっています。販売店舗が限られていますので、事前にチェックしておきましょう。
WAVE PROPHECY SORAYAMA 商品概要
価格 | 38,500円(税込) |
カラー | SILVER |
サイズ | 23.0-29.0cm ※店舗により展開サイズは異なります |
発売日 | 先行発売:2021年1月30日(土) 一般発売:2021年2月6日(土) ※先行発売は2G TOKYO、2G OSAKAのみ |
販売予定店舗 | 2G TOKYO 2G OSAKA DOVER STREET MARKET GINZA KITH TOKYO GR8 MIZUNO TOKYO MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI |