スピードトレーニングモデルだけどレースも「MACH X 2」でいいんじゃない?

フルマラソンで自己ベスト更新を狙おうとしたときに、多くのランナーがぶつかることになる「スピード不足の壁」。その壁を乗り越えていくには、トレーニングの段階でスピードを出して走る必要があります。ただ、トレーニングで消耗しやすいレースシューズを履くのはもったいないですよね。

そこでおすすめなのがHOKAから発売されるスピードトレーニングモデルの「MACH X 2」です。レースに特化した 「CIELO X1(シエロ X1)」の構造をインスパイアしており、アップデートした反発性の高いPEBAフォームと強化したロッカー形状により、無理なくスピードを出せるように進化しています。

目次

高速でスムーズなライド感を実現した「MACH X 2」

HOKAのレースシューズといえば「CIELO X1」。カーボンファイバープレートを搭載しており、レースで結果を出すことに特化したモデルになります。速さを得るために限界まで削ぎ落としたデザインになっており、耐久性はそこまで高くありません。

「MACH X 2」はそんな「CIELO X1」のトレーニングシューズという位置づけで、アップデートした反発性の高いPEBAフォームを搭載。上部のPEBAフォームと下部のスーパークリティカルフォーム(SCF)EVAの間にPebax®プレートを配置しており、優れたスピードと安定性のバランスを実現しています。

PEBAフォームを増量しているのもあって、ミッドソールは前作よりも厚くなっていますが、クッション性を向上させつつも高い反発力で、回転数を上げやすくなっているのも「MACH X 2」の魅力。それにより、前作よりもより高速でスムーズなライド感を出せるように仕上がっています。

Men’sの28cmで260gもあるため、重さが気になる人もいるかもしれません。ただ「MACH X 2」はロッカー形状を採用しており、踵着地で足裏を転がすようにして走るため、これくらいの重さであれば走っていて気になることはほとんどないはず。

むしろ優れた機能性を考えると、サブ3.5やサブ4くらいのレベルであれば、トレーニング専用とするのではなくレースでも使用するといった使い方がおすすめです。もちろん1秒にこだわりたいなら「CIELO X1」がファーストチョイスですが、キロ4分台に入らないなら「CIELO X1」はオーバースペックです。

「MACH X 2」はスピードも出せるオールラウンダーな1足ですので、トレーニングもレースも同じシューズにしたいという人は、選択肢のひとつとして検討してみましょう。

HOKA グローバル プロダクト バイスプレジデント
コリン・イングラム氏のコメント

「MACH X」シリーズは速いペースのトレーニングシューズとして定評があり、さらに進化させるために、レース用の「CIELO X1」のデザイン工程からヒントを得て形作られました。それにより「MACH X 2」は、推進力の高い、速いペースでのスピードトレーニングを可能とし、ワークアウトでも、パーソナルベストへ向けてもペースを押し上げる準備ができます。

MACH X 2 シューズ概要

Women’s

Men’s

価格30,800円(税込)
サイズWomen’s:22.0-25.0cm
Men’s:25.0-29.0, 30.0cm
重さWomen’s:221g/25cm
Men’s:260g/28cm
ソールスペックオフセット5mm
Women’s:ヒール42mm/フォアフット37mm
Men’s:ヒール44mm/フォアフット39mm
カラーWomen’s
・Frost/Electric Aqua(フロスト/エレクトリック アクア)
・Black/Electric Aqua(ブラック/エレクトリック アクア)
Men’s
・Frost/Citrus(フロスト/シトラス)
・Black/Electric Aqua(ブラック/エレクトリック アクア)
発売日2024年9月2日
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次