数年前に3Dプリンタが注目を浴びたときに「こんなものどうやって使うんだよ」という意見もありましたが、まさかの3Dプリンタで作られたランニングシューズが登場しました。
「3D Runner(スリーディー ランナー)」
まだまだ量産品というわけではなく、 2016年12月16日(金)に50足限定で発売するだけですが、それでも市販品として発売されるだけのレベルに達しているということはちょっとした驚きです。
このシューズは、日本時間の12月16日(金)、ロンドン、ニューヨーク、東京の3都市のみで数量限定にて発売されます。どこで手にいれることができるかなどの詳細情報は、アディダス ジャパンのInstagramアカウント@adidastokyoにて、昨日より発売日までの期間中、随時関連情報を発信していく予定とのこと。
アディダス ジャパンInstagramアカウント:@adidastokyo
「3D Runner(スリーディー ランナー)」は、ソール部が3Dプリントで作られているのですが、ただ3Dプリントの技術を用いただけではなく、ランニング時の負荷がかかりやすい場所をピンポイントで高密度化して強度を高めるなどの、これまでのソールにはないテクノロジーが含まれています。
そしてアッパーには、BOOSTの次の技術としてアディダスが推しているPRIMEKNITを採用することで、シューズ全体がアディダスのテクノロジーを集結したものとして仕上がっています。
この3D Runnerはまだプロトタイプに近いものがありますが、これらの技術の行き着く先として、完全オーダーメイドのランニングシューズになります。
3Dスキャナで足の形を測定したり、ランニングフォームなどを確認したりして、コンピューターがその人にあった最適なシューズを導き出して、完全にオリジナルのシューズを作るという、近未来的な構想へとつながっていきます。
3D Runnerは、8月にリオにて、チームGBの7種競技 ジェシカ・エニス = ヒル、米国の競泳選手アリソン・シュミット、そしてコロンビアのBMX選手 マリアナ・パジョンのような選ばれたトップアスリートに対して、アディダスが彼らの素晴らしいパフォーマンスを祝福して贈呈した際に初お披露目となったシューズと同じものになります。
世界のトップアスリートと同じものを手に入れたい、最新のテクノロジーを体験しておきたいというランナーさんは、ぜひ限定50足の3D Runnerをゲットしましょう。
価格はシューズとしては高額の33,300円ですが、生産数を考えるとアディダスにしてみれば、これでも赤字なのではないでしょうか。アディダス大好きランナーは冬のボーナスで奮発して、日本で50足だけのシューズを購入してみませんか?
高すぎてちょっと無理という人は、この3D Runnerがもっと普及する数年後に期待して待ちましょう。「自分の足に合わない」シンデレラのガラスの靴のようなシューズとはおさらばできる時代がすぐそこにまでやってきています。
3D Runner商品概要
商品名 | 3D Runner |
販売日 | 2016年12月16日(金) ※日本時間 |
販売数 | 限定50足 |
価格 | 33,300円(税抜) |
カラー | ブラック |
販売情報について
12月13日(火)以降、発売直前までの期間中、アディダス ジャパンのInstagramアカウント@adidastokyo (https://instagram.com/adidastokyo/) にて、随時情報を発信していく予定です。
ぜひアディダスのアカウントをフォローしておきましょう。
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