ナイキが人間の可能性に挑戦「Breaking2」の舞台裏

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東京マラソンの新コースで出た記録は、日本国内では過去最高の2時間3分台でした。世界記録は2時間2分台。ランナーの進化とランニングシューズの進化が重なり、いずれ人類は42.195kmを2時間以内に走りきれるのではないかと期待されています。

そんな中、ナイキは偶然発生するサブ2の記録ではなく、世界トップクラスの専門家が集い、2時間を切ることを目指すためのプロジェクトを進めています。2時間の壁を突破されるのを待つのではなく、スポーツメーカーとして意識的にその壁に向かっているんです。

ナイキは常に革新的なことに取り組んでいます。すべての取り組みが成功したわけではありませんが、成功も失敗もすべてノウハウとして、これまでにない新しいプロダクトとしてわたしたち一般ユーザーに還元されているのです。

プロジェクトはすでに始まっており、勇敢な 3 名のエリートアスリート、エリウド・キプチョゲ、レリサ・デシサ、ゼル セナイ・タデッセを、優秀な専門家がサポートしています。

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それぞれのランナーがトレーニングしている合宿地に専門家が赴き、それぞれのランナーに合わせて練習の最適化を図るための 分析も行います。上の写真は、ケニア、エルドレットでのトラック練習を前 に、エリウド・キプチョゲが「蓄積エネルギー」レベルの測定を受けているものです。

2時間の壁を破るという、現段階では常識では考えられない挑戦を行うナイキと3人のエリートランナー。そしてそのために全力を尽くすサポートメンバーたち。その結果がすぐに出なくても、この試みは将来のサブ2達成に大きな意味のあるものになるはずです。

正しい水分補給の方法や、ランナーに必要な栄養補給となる食事、そしてトレーニング方法など、現在の常識が大きく変わる可能性がこのプロジェクトには秘められています。

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これまでは専門家がそれぞれ「これが正しい」という机上の空論を述べるだけで、それが実践につながることがあまりありませんでしたが、このプロジェクトにおいては、それぞれの専門家が協力し合うことで、新しい発見も期待できるはずです。

世界最高記録を出す。オリンピックで優勝する。そういう現実的な目標があることも大切ですが、その先を見据えて挑戦するスタンスは、わたしたち市民ランナーにも大きな刺激となるはずです。

サブ3を狙うランナーはもっと先の2時間30分を目指してトレーニングをする。歩かずにフルマラソンを走りきりたいというランナーは、そのさらに先にあるサブ3を意識する。誰もが無理だというようなことに挑戦すること。

それは決して無謀なことではなく、そこから得られるものが必ずある。そして無理だと思うことに挑戦するからこそやりがいを感じる。「いまを生きている」そんな実感を持って毎日を過ごすことができます。

RUNNING STREET 365では今後も、ナイキのプロジェクト「Breaking2」を追い続け、レポートしていきますので、ぜひ自身のモチベーションアップに繋げてください。

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