長野県に新しいマラソン大会が誕生しました。日本最古の天守閣を持つ松本城の城下町を駆け抜けることのできる「第1回 松本マラソン」。「健康寿命延伸都市・松本」実現のために開催されるこの大会の魅力について紹介します。
松本マラソンの特徴
松本マラソンの種目はフルマラソンとファミリーラン(2km)の2種目ですので、一般のランナーにとっては、実質フルマラソンのみの大会です。松本は山に囲まれていますので、コースは多少のアップダウンがありますが、それでも最大高低差は90mと走りやすく設定されています。
秋マラソンですので、思ったよりもタイムが伸びないかと思いますので、マラソンシーズンの入口として、まずは42.195kmという距離を体に思い出させる。そんな気持ちで参加することをおすすめします。
もちろん真剣に走ることも素晴らしいことですが、タイムばかり追うのがフルマラソンの楽しみ方ではありません。エンドの声援に応えたり、エイドでのおもてなしに足を止めながら、自然豊かな松本の景色を堪能するフルマラソンも楽しいものです。
今回が1回目の開催ですが、ここ数年開催されている地方都市のマラソンは後発組ということでかなり考えられている大会が多く、そのほとんどが高い評価を受けています。松本マラソンも後発組の強みを活かして、独自色の強い大会になることが期待できます。
来シーズンの体慣らしと旅ランに、松本マラソンのエントリーいかがでしょう。
松本マラソンの楽しみ方
松本マラソンは秋マラソンで、しかもまだ気温がやや高い時期ですのであまり記録を狙える大会ではありません。ここでタイムを出すには夏にしっかり走り込む必要がありますので、どちらかというと観光メインの旅ランがおすすめです。
ここでは松本を訪れたならぜひ行っておきたい場所や、食べておきたいグルメ情報を紹介します。
松本城
日本最古の天守閣を持つ松本城は、国宝にも指定されているお城です。天守閣からの眺めが素晴らしく、マラソンコースも確認することができます。ぜひマラソン大会あとに訪れて、自分の走った景色を天守閣から確認してみましょう。
松本城:http://www.matsumoto-castle.jp
縄手通り
縄手通りは松本城の南側にある、江戸期の城下町松本の風景を再現した観光スポットです。散策するだけでも楽しい場所ですので、マラソン前日に観光を兼ねて気になるお店を眺めながら歩いてみましょう。
浅間温泉
信州松本の奥座敷として歴代城主に愛されてきた浅間温泉は、1000年以上の歴史を持つ由緒正しき温泉です。松本駅からはバスで25分とやや離れていますが、市街地から離れているからこその静けさがそこにはあります。日帰り温泉もあり、後泊をのんびりしたいという人に、さっと温泉に入って帰りたいという人にもおすすめです。
浅間温泉:http://www.asamaonsen.com
日帰り湯
ホットプラザ浅間:http://www.asamaonsen.com/hot-plaza/
湯々庵 枇杷の湯:http://www.biwanoyu.com
山賊焼き
山賊焼きは松本のB級グルメで、市内のあちこちで食べることができます。簡単に言えば大きな唐揚げなのですが、れっきとした松本の郷土料理のひとつです。鶏肉ですのでレース後のたんぱく質補給にぴったりです。
松本マラソンアクセス&宿泊
松本マラソンはゼッケンを事前発送するため、前日受付の必要がありません。スタート会場となる松本市総合体育館の周辺には、指定駐車場が用意されていますので、車でのアクセスも可能ですが、ゴール地点が信州スカイパーク陸上競技場となり、ゴール後にシャトルバスで移動する必要があります。
車での参加の場合は、エントリー時に駐車券「要」を選択して申し込むようにしましょう。もし申し込み忘れた場合は、有料になりますが松本駅周辺の駐車場を利用してください。
松本駅からシャトルバスが出ていますので、電車でのアクセスは松本駅を利用してください。宿泊も松本駅周辺のホテルがおすすめです。宿泊は日本旅行が斡旋をしていますので、下記リンク先から予約するか、楽天トラベルなどを利用して早めに予約してください。
大会詳細情報
大会名:第1回 松本マラソン
開催日:2017年10月1日(日)
開催場所:長野県松本市
大会受付:なし(ナンバーカード等事前発送)
エントリー受付期間:2017年3月1日10:00~2017年5月31日
エントリーサイト:RUNNET
フルマラソン
制限時間 | 5時間30分 |
参加費 | 10800円 |
定員 | 10000人(先着) |
ファミリーラン(2km)
制限時間 | 20分 |
参加費 | 3240円 |
定員 | 250組 |
松本マラソン公式サイト:http://www.matsumoto-marathon.jp
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