ルール違反がどうした?ドン・キホーテから52mmの超厚底「Foul Run(ファールラン)」登場

ランニングシューズのソール厚は40mmとワールドアスレチックス(国際陸連)によって定められました。このため、各ランニングシューズメーカーはソール厚が40mmを超えないようにシューズ開発を行っています。でもランニングシューズは自由でいいじゃないと反旗を翻したのが、庶民の味方ドン・キホーテです。

ドン・キホーテから発売になった、その名も「Foul Run(ファールラン)」はソール厚が52mmもあり完全にルール違反。でも近くのランニングコースを、40mmを超える厚底で走ってはいけないというルールはどこにもありません。枠に収まりたくないランナーなら、きっと手にしたくなるはず。

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ポテンシャルは未知数!だからこそ惹かれる

ファールランはその名前の通り、規格外のランニングシューズです。ソール厚は52mmもあり、その厚みが本当にランニングで有効なのかもわかりませんが、カーボンプレートを搭載して、税抜きですが7,990円という驚きの価格。これは本物なのか、それとも話題性重視のアイテムなのか。

真面目に考えれば、ソール材はEVAですのでドン・キホーテは「軽量」としていますが、それほど軽くはありません。クッション性もそれほど高くはありません。ただしEVAを発泡させていれば話は少し変わってきます。本当に柔らかくて軽いソール材の開発に成功してれば、これは戦えるシューズです。

もちろん公式のレースでは使えませんが、自分の限界を超えたスピードを出すことは筋力を鍛えるのにも効果的です。動画を見る限りでは、ソールにかなりシワが入っているので、想像している以上に軽く仕上がっているのではないかと推測できますが、手にしたわけではないので未知数です。

問題はそれよりもサイズが1cm刻みということ。26.5cmといった中間サイズがないので、人によってはフィット感がないかもしれません。このあたりがドン・キホーテの本気度を測りかねる要素でもあります。ただ、サイズが合うなら試してみる価値のある1足です。

なんと言っても「ドン・キホーテの規格外シューズ」ですので、それだけでも話題性があります。きっとランニングYouTuberさんたちが、動画を上げてくれるので、それを楽しみにしてください。もちろんRUNNING STREET 365でもレビューをする予定ですが、お店で手にしてから判断します。

全国のドン・キホーテで販売とのことですが、取り扱いのない店舗もありますので、ファールランのページでチェックしてからお店に行きましょう。楽天市場でも取り扱いがありますので、近くにお店がないという人は楽天市場からご購入ください。

ファールラン 商品概要

価格7,990円(税抜)
サイズ22.0-28.0cm(1cm刻み)
販売開始日2021年2月19日(金)
商品URLhttps://www.ag-fr.com/
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