プロ・フィッツ「スポーツテックタイツ」・「スポーツテックロングスリーブ」を着て走ってみた

初心者から中級者レベルのランナーだと、スムーズな走りやケガの予防のためにコンプレッションウェアを着用している人が多いと思いますが、本格的なコンプレッションウェアはかなり高額で、上下を揃えるとなると諭吉さん2枚では足りません。

もっとリーズナブルなランニングタイツやロングスリーブを手に入れたい。そんな人におすすめなのがプロ・フィッツの「スポーツテックタイツ」と「スポーツテックロングスリーブ」です。今回はその2つをピップさんに提供していただいたので、実際に走ってみた感じをお伝えします。

目次

疲労回復を狙ったコンプレッションウェア

まずはプロ・フィッツの「スポーツテックタイツ」と「スポーツロングスリーブ」について簡単にご紹介します。

プロ・フィッツは「スポーツを楽しむすべての人からケガや疲労の不安を取り除き、“スポやか(スポーツ+健やか)”に生きる未来に寄り添う」ことをブランドコンセプトに定め、2019年2月に誕生したピップのスポーツケア用品ブランドです。

プロ・フィッツの「スポーツテックタイツ」と「スポーツロングスリーブ」のコンセプトは「疲労に打ち勝つ」で、ランニングの疲労回復効果を期待できるアイテムとなっています。いずれも程よい着圧のあるコンプレッションタイプのウェアで段階圧力設計により脚のポンプ機能をサポートします。

それだけでなくプロ・フィッツが得意とするテーピング技術を採用しており、テーピング効果によって、ランニング中に体がスムーズに動くようにサポートしてくれます。このサポートが走りの無駄をなくすので、長い距離を走るのに向いています。

それぞれの具体的な効果は次のようになります。

スポーツテックタイツ:骨盤周りが安定し脚運びがスムーズに
スポーツロングスリーブ:胸が開いて美しい姿勢で走れる

走りやすさとリカバリーの2本立ての効果が期待できるのに、価格がリーズナブルというのも特徴のひとつです。いずれもオープン価格ですが、いずれも3,000〜4,000円程度で購入できます。ただ気になるのはその価格で本当に効果があるかどうかですよね。そのあたりに重点を置いてレビューをしていきます。

自分の体のサイズを計測すること

今回提供していただいたプロ・フィッツの「スポーツテックタイツ」と「スポーツテックロングスリーブ」はメンズサイズがMとLのみ。おそらくサイズを減らすことでリーズナブルな価格を実現していのだと考えられますが、それゆえに誰にでもジャストフィットわけではありません。

ロングスリーブタイツ実測値
身長165〜175160〜170161
チェスト88〜9683
ウエスト72〜8070
太もも50〜6049
ふくらはぎ36〜4237
足首21〜2520

これが「スポーツテックタイツ」と「スポーツテックロングスリーブ」のサイズと私の実測値ですが、フィットしているのはふくらはぎだけです。私の場合は普段からSサイズのウェアを着ているので、今回はMサイズを着用したのですが全体的に大きめになってしまいました。

これだとコンプレッション効果やテーピング効果がそこまで期待できません。私と同じように小柄な男性は、きちんと自分の部位を測定してフィットするかどうかを確認した上で購入しましょう。もちろんMサイズもLサイズの方も事前に自分の部位を測定したうえでサイズを選ぶのがおすすめです。

着用して30kmの旅ランをしてみた

サイズがジャストフィットではないものの、私は普段から締め付けられるのがあまり得意ではないので、個人的にはこのちょっと緩いくらいでちょうどよかったりします。シワができるので見た目がよくないのですが、サイズで問題はそれくらい。

ロングスリーブはきっちりと肩甲骨側に体が引き寄せられるのを感じますし、太もものテーピング効果も走っていて感じます。ちょうど30kmの旅ランイベントがあったので、寒さ対策も兼ねて実際に長い距離を走ってみました。

その日は気温がそれなりに高いものの、海沿いのコースで風が強いコンディション。体感気温がかなり低くなっていますが、「スポーツテックタイツ」と「スポーツロングスリーブ」のおかげでそれほど寒さを感じることなく走れます。汗冷えすることもなく防寒対策としての機能は◎。

さらに生地が薄くて動きやすく、軽いテーピング効果を感じながら、姿勢を崩すことなく安定したフォームで走れている感じはあります。タイツは履くだけで自然と足が前に出るようになっているので、初心者だといつもよりもスピードが出るかもしれません。

少し気になったのは、足が後ろに流されそうになること。太ももが上がるのがワンテンポ早くてふくらはぎが遅れているのか、それともそういう動作になるように意図して設計された製品なのかはわかりませんが、個人的にはやや違和感がありました。

ある程度の走力があり、自分のフォームが固まっている人は、私と同じように違和感があり、少し走りが窮屈になるかもしれませんが、それはどのコンプレッションウェアでも同じ。そういう人は「スポーツテックゲイター」のほうが気持ちよく走れるかもしれません。

初心者の最初の1枚としておすすめ

フィット感が緩い状態でのレビューになってしまったので、ジャストフィットで着用できると感じることがまた違うかもしれませんが、価格を考えるとよくできたアイテムです。ただのコンプレッションではなく、テーピング効果があるのがこのアイテムの強みです。

走り始めたばかりで、まだ筋力ができていないというのであれば、プロ・フィッツの「スポーツテックタイツ」と「スポーツロングスリーブ」を着用することで、体に負担のかかりにくい姿勢を維持して長い距離を走れるはず。

ただしガチガチに膝を固めるようなタイプではなく、どちらかといえば足をスムーズに動かすことを重視しているように感じるので、膝を守るという目的だとやや頼りなく感じる可能性があります(もちろん履いていないよりは守られています)。膝の保護ではなく、あくまでも筋力を補うという使い方がおすすめです。

またリカバリー効果も期待できるはずですが、今回はサイズの関係でそこまでのコンプレッションを得られておらず、しかも着用していないときと比較するのがとても難しいのでレビューとしてのコメントはなし。ただ理屈の上では間違いなく効果を期待できます。

そういう意味でもやはりサイズ感はとても重要です。購入するときにはきちんと自分の体を計測して、最適なサイズのウェアを選びましょう。ジャストフィットのサイズがあるなら、初心者が最初に購入する1枚としてはおすすめです。

コンプレッションウェアが欲しいけど、あまり予算がないという人は選択肢のひとつとして検討してみましょう。少なくとも冬の防寒対策としては有効です。すでにコンプレッションウェアを持っているという人も、価格が安いので2日連続ランニングをするときなどの予備として持っておくと安心です。

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