数年前までは「初マラソンはホノルルで」というランナーさんもいましたが、ホノルルマラソンのツアー費が高額になっていることもあって、ホノルルマラソンは徐々に敬遠されつつあります。
そんな中で注目をされているのが台北マラソンです。台湾はフライト時間も短く、LCCも多く飛んでいますので国内旅行をするよりもコストを抑えられる観光スポットとしても人気があります。
ここでは、そんな台北マラソンの特徴や、参加するにあたっての注意点などをご紹介していきます。
台北マラソンの特徴
台北マラソンは台北市街地をスタートして、河川敷や自動車専用道路などを走るマラソン大会です。種目はフルマラソンとハーフマラソンで、人気が高いのはハーフマラソンです。
フルマラソンを走る人もいますが、コースそのものはあまり魅力的ではなく、雰囲気を楽しみたいのであれば、ハーフマラソンで十分です。初めての海外マラソンというのであれば、フルマラソンもありだとは思いますが、こだわりがないならハーフマラソンのほうが楽しめるかと思います。
もっとも、どちらも早朝にスタートしますので、昼前には終了します。フルマラソンを走っても観光できるだけの体力を残せる自信があるなら、フルマラソンに挑戦するのもいいかもしれません。
コースは多少のアップダウンはありますが、基本的にはフラットで走りやすいのですが、12月の台北は雨になる確率がかなり高く、体が冷えてしまうこともあります。一方で晴れると気温がかなり上がり脱水症のおそれがあります。
記録を狙うタイプの大会ではありませんので、たくさんの台湾人とコミュニケーションを取りながら走りましょう。ランニングウェアに日の丸をつけておくと、たくさんの台湾人に応援してもらえます。
台北マラソンのエントリー方法
台北マラソンは大会公式サイトから申し込みすると抽選ですが、RUNNETから申し込みをすると先着です。ただし、RUNNET枠は抽選で申し込むときよりも参加費が高くなります。
大会公式サイト(抽選)
フルマラソン:NT$1,800(約6,300円)
ハーフマラソン:NT$1,200(約4,200円)
RUNNET(先着)
フルマラソン:13,000円
ハーフマラソン:10,000円
倍以上高くなるのが悩ましいところです。6,000円もあれば、台湾で美味しいものをお腹いっぱい食べられます。とはいえ抽選は外れることもありますので、確実に出場したいならRUNNET枠を選びましょう。
台北マラソン旅ランの楽しみ方
台北の観光についてはガイド本がいくつも出ていますので、そちらを購入してあれこれプランを立ててください。海外旅行はプランを立てるところが1番楽しいので、ここではおすすめスポットなどはご紹介しません。
ここでは旅全体のプランについて、提案をしていこうと思います。
おすすめなのは金曜日の夜に出発して、月曜日の午後に戻ってくるという3泊4日のスケジュールです。金曜日の仕事を終えてそのまま空港に向かうことができれば、深夜に台北に到着できます。
ホテルに着くのが3時前後になりますので、午前中はほとんど活動できないかもしれませんが、昼前から動き出すことができますので、前日もしっかりと観光する時間を確保できます。
月曜日は昼ごはんを食べてから、空港に向かうというのがおすすめです。そうすることで1食でも多く台湾グルメを楽しむことができますので、16時前後のフライをを選びましょう。
ちなみにローカルな台湾料理を楽しみたいなら、ガイド本として「わたしのすきな台湾案内」がおすすめです。小籠包といった定番料理ではなく、地元の人たちに愛されているお店が、いくつも紹介されています。
いずれもハズレなしの名店ぞろいですので、台北に行くならぜひご購入ください。
過去大会のおすすめレポート
台北マラソンアクセス&宿泊
台北へは国内各地からフライトがありますので、それらを利用してください。台北には桃園国際空港と松山空港の2つがありますが、桃園国際空港から台北駅までMRTが開通しており、利便性に大きな違いはありません。
台北まではLCCを利用すれば、往復2万円前後で航空券を入手できます。ただし、LCCは時間帯がよくないのと、7〜10kgまでの荷物制限があり、それ以上の荷物を預ける場合には追加料金がかかります。
台北マラソンでは、たくさんのお土産をもらえますので、まず間違いなく重量オーバーになります。後から追加すると高く付きますので、最初から預け荷物ありで予約しておきましょう。
フライトはスカイスキャナーで航空券比較検索 すれば、台北行きのフライトを簡単に検索できます。航空会社1社ずつ調べていると、かなり時間がかかりますので、スカイスキャナーを上手に活用しましょう。
ホテルは観光の拠点として便利な台北駅周辺がおすすめです。当日は臨時列車が出ますので、スタート会場近くに宿をとる必要はありません。台北駅周辺には比較的安価な宿が揃っていますので、特別な理由がなければ台北駅近くで探しましょう。
ホテル予約は楽天トラベルやBooking.com がおすすめです。物件数が多いのはBooking.comですが、楽天トラベルは日本人がよく使うホテルが揃っているので、安心して利用できるというメリットがあります。
少しでも宿泊費を抑えたいなら、ゲストハウスの登録数が多いBooking.comを選ぶなど、自分の用途に合わせて使い分けましょう。
大会詳細情報
台北マラソン 2019 | |
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開催日 | 2019年12月15日(日) |
種目 | フルマラソン ハーフマラソン |
スタート時間 | フルマラソン:6:30 ハーフマラソン:7:00 |
開催場所 | 台湾・台北市 |
大会受付 | 2018年12月12日〜13日:13:00~20:00 2018年12月14日:11:00~18:00 |
受付会場 | 花博公園・争艶館 |
大会会場 | 台北市政府前 |
参加資格 | フルマラソン:17歳以上 ハーフマラソン:17歳以上 |
制限時間 | フルマラソン:5時間30分 ファンラン:3時間 |
参加費 | 大会公式サイト(抽選) フルマラソン:NT$1,800(約6,300円) ハーフマラソン:NT$1,200(約4,200円) RUNNET(先着) フルマラソン:13,000円 ハーフマラソン:10,000円 |
定員 | フルマラソン:8,000人 ハーフマラソン:20,000人 |
台北マラソン公式サイト
http://www.taipeicitymarathon.com