HLコーポレーションの疲労回復ウエア「リフランス」は今すぐ買うべきアイテムだった

2020年9月18日

ランナーにとって「回復」はとても重要なキーワードで、ポイント練習のような負荷の高いトレーニングをする場合には、その効果を得るためにしっかりとリカバリーする必要があるのはすでに常識ですよね。でも、実際には積極的なリカバリーまでできている人は少数派です。

リカバリーというのは生活習慣に組み込む必要があり、この習慣化がなかなか難しい。そんな問題を解決してくれるアイテムを教えてもらったところ、一夜にして劇的な変化を体感してしまったので、これを自分だけの情報にしておくのはもったいないと思ったのでご紹介します。

リカバリーウェアは新時代を迎えている

私たちランナーが知っているリカバリーウェアというのは、タイツタイプでコンプレッションが効いているものだと思いますが、疲労回復はできても着るのが面倒ですし、何よりも夏は暑くてとてもじゃないけど着て寝るなんてできません。

発売当初は面白がって着ていた人も、最近はタンスの肥やしになっているのではないでしょうか。実はそれらのリカバリーウェアはすでにオールドタイプであり、数年前から締め付けないタイプのリカバリーウェアが登場しています。

そのひとつがHLコーポレーションの疲労回復ウエア「リフランス」です。

リフランスはシリカやトルマリンなどの天然鉱石の混合体「プラウシオン®」をコーティングした特殊な繊維や生地を使っているのが特長で、「プラウシオン®」が体温を吸収して、遠赤外線を輻射することで副交感神経に作用します。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、副交感神経が優位になるとリラックスしやすくなるのですが、リカバリーウェアのリフランスを着ることで副交感神経優位になり、筋肉の緩和、血流促進、疲労回復を実現するというわけです。

以前のリカバリーウェアは「圧」によって血行を改善することにより、リカバリーを促していましたが、新時代のリカバリーウェアは「熱鉱石などの素材」によって副交感神経優位の状態を作り出し、リカバリーを促します。もう以前のように締め付ける必要はありません。

悩まされ続けていた腰の張りのない朝

理屈の上ではリカバリーできるとしても、世の中には絵に描いた餅のアイテムが多くて、このように情報発信をしていると、試してみたのに効果を感じないので紹介できないことがよくあります。HLコーポレーションのリフランスも着てみないとわからないということで、提供していただいたTシャツを着用してみました。

着用したのはレディースのコンフォートドライTシャツです。メンズがMサイズからしかないとのことで、サイズ感がちょうどいいレディースを選びました。よく考えたら寝るときに着るわけで、大きめのMサイズでも問題なかったかもしれません。

ドライTシャツということもあって、綿なのに肌触りはかなりサラッとしています。パジャマタイプのリフランスも触ってみたのですが、そちらもサラッとしていたので、それがリフランスの特長なのかもしれません。リカバリーウェアは合成繊維というイメージがありますが、天然素材の綿なのはちょっと嬉しいポイントです。

着ただけでポカポカするかなと思いましたが、なんとなくじんわりしているように思えるものの、プラシーボの可能性もあるので、まだ半信半疑の状態で眠りにつきました。Tシャツにジャージの組み合わせです。Tシャツが違うだけでいつものスタイルです。

22時30分就寝で目覚ましは5時30分。ランナーたるもの少なくとも7時間は寝ておきたい（足りてない気もする）ところ。実際に目が覚めたのは5時30分よりも早く、いい眠りができているときは目覚ましが鳴る前に起きれるのですが、この日がまさにそれ。

しかも、いつもよりも快適で「優しさに包まれた」感じがあります。優しさとは温もりのことだったんですね。目覚ましが鳴るまでその心地よさを楽しんでしまいました。驚いたのは寝床から起き上がったときで、実はこれまで毎日のように腰の張りに悩まされていたのに、この日はそれがまったくありません。

あたり前のようにさっと起き上がったことにびっくりして、腰を触ってみるといつもはガチガチになっている腰に弾力を感じます。今までストレッチなどでなんとかほぐそうとしてきた日々はなんだったのでしょう？その瞬間、リフランスのパジャマを買いに行こうと決意したのは言うまでもありません。

高額だけど絶対にパジャマを買ったほうがいい理由

HLコーポレーションのリフランスはメイン商品がパジャマです。夏用にTシャツやハーフパンツなども作っていますが、基本はリカバリー用のパジャマを取り扱っています。ただ、このパジャマがいいお値段します。今年の秋冬モデルで発表された冬用パジャマ「しなやか3重ガーゼパジャマ」はメンズで25,300円、レディースで24,200円です。

財布の紐が硬いランナーはなかなか手を出せない金額です。でもよく考えてください。パジャマは毎日着るものですので、1年で買い替えても1日あたり約70円にしかなりません。洗濯して乾くか不安という人は2着買って2年着れば、やっぱり1日約70円です。

これ、買わない理由が見つかりません。

マラソン大会もないのに、3万円するレースでしか使えない厚底シューズを買っている場合ではありません。その予算を自分のリカバリーにつぎ込んで、しっかりとリカバリーを促して、質の高い練習をするほうがよっぽど良い記録を狙えます。

投資するなら間違いなくリカバリーウェアがおすすめです。特に眠りが浅いと感じている人や、疲労回復に時間がかかるようになったと感じている人、そして何よりも肩や腰に張りがあるなら、今すぐにでも試してみてください。

まずはTシャツからでもいいのですが、きっと全身を包み込んでくれるパジャマを買うことになります。