ランナー向けパーソナルコーチングサービス「Runmetrix(ランメトリックス)」が、フィットネスクラブなど屋内でのランニングに使用されているトレッドミルに対応できるようにアップデートされました。「それがどうした?」と思うかもしれませんが、もしかしたらこれはランニングの考え方が大きく変わるかもしれません。
チョコザップのような手軽に利用できるフィットネスクラブが増えており、その環境と組み合わせることでこれまで以上に効率よく理想のランニングフォームを手に入れられるかもしれません。そこでここでは、Runmetrixの新機能とトレッドミルの組み合わせの何がすごいのかを解説していきます。
トレッドミルならランニングフォームの改善に集中できる
手軽にランニングフォーム分析ができるRunmetrixですが、これまでは実際にランニングコースを走らないとフォーム分析ができませんでした。それでも多くのランナーがフォーム改善に活用しており、パーソナルトレーニングを利用しづらい人から高い評価を得ていました。
ただ、ランニングコースを走るとなると意識がフォーム改善以外にも向いてしまい、しかも天候などの影響もあり、ペースもフォームも安定しにくいという課題がありました。ところが今回のアップデートでトレッドミルに対応したことで、完全に固定された条件でフォームチェックができるようになりました。
そのメリットはなんといっても「フォーム改善だけに集中できる」という点にあります。
- トレッドミルで現状のフォーム確認
- 分析結果を元にフォームを変えてみる
- いい結果がでたフォームをトレッドミルで定着させる
- ロードで再現して同じ結果が出るか確認する
これをひとつのサイクルとして継続的にフォーム改善していけば、ゆっくりと理想のランニングフォームに近づいていけます。でもフィットネスクラブは会費が高いし……と思うかもしれませんが、最近はチョコザップのように低料金で利用できるフィットネスクラブが増えています。
1週間に1回くらいのペースでチョコザップなどでランニングフォーム分析と改善を行い、残りの日にロードでトレーニングを行う。その結果、マラソン大会でも思い通りの走りができるようになります。ワンランクアップを目指してフォーム改善したいけど、何からすればいいのかわからないという人は、ぜひRunmetrixの新機能を活用してフォーム改善を目指しましょう。
Runmetrixについて
ランナー向けのパーソナルコーチングサービス「Runmetrix」は、カシオとアシックスの強みを生かし、ランナー1人1人の目的やレベルに適したランニングプログラムやフォームの改善点を提案してくれるサービスになります。
スマートフォンと腰に装着するモーションセンサーを連携させることで、スマホ上で骨盤の回転、着地衝撃、腰の沈み込みなど、詳細なランニング指標を確認できる他、3Dアニメーションで自分のフォームを客観的に見直したり、パーソナルコーチング機能でフォームに関する分析コメントが得られます。
モーションセンサーを購入し、スマートフォンと連携するだけで手軽に自分のランニングフォームと改善点をチェックできます。
商品名 | モーションセンサー |
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型式 | CMT-S20R-AS |
通信機能 | Bluetooth® 5.0(Low Energy) |
外部接続端子 | マイクロUSB 端子(USB 充電) |
搭載センサー | 9軸センサー(加速度、ジャイロ、磁気)、気圧 |
GPS機能 | GPS、GLONASS、みちびき対応 |
記録容量 | 約200km(使用状況により変化します) |
電源 | リチウムイオン充電池(内蔵) |
連続稼働時間 | 約20時間(温度25℃で連続使用時) |
本体サイズ | 幅39.9mm×高さ62.1mm×奥行き18.2mm 幅43.7mm ×高さ63.6mm ×奥行き19.6mm(本体カバー含む) |
質量 | 約37g 約44g(本体カバー含む) |
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