アルペンの2,999円スポーツグラスを着用して20kmほど走ってみた【サングラスレビュー】

勝負レースでは集中力を高めるために、必ずサングラスをかけて走っていたのですが、10年以上使っていたら残念なことに表面のコーティングが剥げてきました。そろそろ買い替えどきかなと検討していたのですが、その価格を見てWebサイトの販売ページをそっと閉じること数え切れず。

そんなときに、アルペンさんから「新しくスポーツグラスを発売するから、発売前だけど使ってみて」との提案。なんとその価格が2,999円。そんな安くて大丈夫?と思いつつもAlpenのTIGORAブランドでの発売ということで、信頼性はかなり高いはず。ということで、さっそくトレーニングも兼ねて21kmの距離を走ってテストしてみました。

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私が勝負レースでサングラスをかける理由

屋外を走るランナーは、どんな理由があってもサングラスを着用するのが理想です。屋外は紫外線が強く、そんな環境で何時間も走り続けたら目に負担がかかります。紫外線が目に入ることで疲労感も高くなり、レースでもトレーニングでもパフォーマンスが低下します。

ただ、私は普段からメガネをかけているのもあって、日常のトレーニングにおいてはメガネでUVカットをしています。走りに行くたびにコンタクトレンズをつけて、サングラスを着用するのは非効率ということもあって、普段はサングラスを使うことはほとんどありません。

だったらマラソン大会もメガネでいいのでは?と疑問に感じるかもしれませんが、サングラスには紫外線から目を守る以外にも効果があります。それは、サングラスを着用することで、視界に入ってくる情報量を減らせることにあります。

フルマラソンなどで結果を出すには「集中力」がとても重要で、サングラスを着用することで自分の世界に没頭でき、42.195kmを走ることだけに集中できるというわけです。このため、サングラスを選ぶときにはフィット感や軽さを重視しており、さらにはデザインも意識して選んでいます。

古くなったボロボロのサングラスを使い続けていたのは、その条件を満たしていたからなのですが、同じスペックのサングラスを購入しようとするとなかなか手を出せない価格になっていてですね……

いずれにしても、重視しているのは「集中できるのか」という点とデザイン。アルペンのスポーツグラスがその点をクリアしているのかという視点で、レースに向けての21km走で試着してみました。

ストレスのないフィット感と集中力の持続を実感

今回はアルペンさんから6種類のスポーツグラスを送っていただいたのですが、どれをかけて走るか迷いに迷ってレンズが1枚になっている1眼タイプを選択。より広い範囲を見渡すことができそうだったのと、自分の顔に合っていたので。

種類があって自分に合うものを選べるのも、TIGORAのスポーツグラスのいいところです。買い物は迷っている時間が1番幸せですから。決めきれなければ2つ買ってもいい価格帯というのも魅力的。

実際にかけてみて感じたのは、とにかく「軽い」ということ。軽量で型崩れしにくいTR90材を使っており、重さはたったの22g。軽すぎるがゆえに手にしたときの高級感はありません。ただ、それはデザインで補っていてシンプルでムダのない美しさが、スタイリッシュさを生み出しています。

ただ、ノーズパットもテンプルも調整できないので、人によってはサイズが合わないかもしれません。比較的頭が小さい私は、ジャストフィットよりは少し大きく感じました。ただ、頭を包み込むようなデザインになっているので、不安定に感じることはありません。

実際に晴天&強風の日に20kmほど、近くの公園のランニングコースを走ってみました。目標レースの前ということで20kmほどキロ4分40〜50秒のペースで走ったのですが、1度もかけ直すこともなく、ストレスに感じることもありません。

集中力が高まっているのと視界がクリアというのもあって、ランニングコースに子どもが飛び出してきても、犬が想定外の動きをしても冷静に対処。途中で他のランナーさんに話しかけられたのですが、とてもいい走りをしていると褒めてくれました。きっとサングラスによるプラス補正のせい……

今回は1周約1kmの周回コースを走ったのですが、実は2周目の途中、ランニングコース上に倒木がありました。あまりの強風に桜の木が根本から折れ、コースを塞ぐといったトラブルが発生。幸いケガ人もいませんでしたが、1周目には何もなかったので、1周4〜5分の間に倒れたわけで、自分が下敷きになっていてもおかしくありません。

こういうことがあると、やはりランニング中のアイウェアは必須アイテムだなと感じずにはいられません。サングラスやメガネをかけているだけで、枝が目に入ってケガをするといったリスクが大幅に低減されます。サングラスは滋賀伊勢から目を守るだけでなく、物理的にも目を守ってくれます。

めったに起きることではありませんが、シートベルトと同じで、いざというときのための備えとしてサングラスは有効であることを強く感じる結果になりました。

リーズナブルだから「とりあえず」でもいいので持っておこう

今回のトラブルも含め、ランナーにはメガネも含めてアイウェアで目を守ることを意識してもらいたいと感じましたが、サングラスは決して高価なものでなくてもいいのだということも認識。

人気ブランドのスポーツグラスはおしゃれですし、所有欲を満たしてくれます。でも、調光レンズなどの特別な機能を除けば、TIGORAの2,999円スポーツグラスでも、得られる効果はほとんど変わりません。

むしろボロボロになるまで数万円もするアイウェアを使い続けるよりも、1年に1回買い替えるくらいのつもりで、常にクリアな視界を維持し続けるほうが、「ランニング」で使うというシーンだけを切り取れば、賢明な判断かもしれません。

サステナビリティを考えると、ひとつのサングラスをきちんとお手入れして長く使うのが正解ですが、それは2,999円のスポーツグラスでもできます(追加でケースを買わなくてはいけませんが)。そして、どれだけお手入れしたところで、プラスチックである以上劣化を完全に防ぐことはできません。

そういう意味では躊躇なく買い替えられるTIGORAのアイウェアは、「とりあえず持っておく」くらいのスタンスでもいいので購入しておくことをおすすめします。

夏に向けて紫外線が強くなっていきますし、春は強風の日が多く、物理的に目を守るためにもサングラスはとても有効です。もちろん集中して走ることもできるので、トレーニング効果も高くなり、レースも最後まで気持ちを切らさずに走れる確率が上がります。

それが1万円ならおすすめするかどうか迷いますが、2,999円は胸を張って言えます。「これ、おすすめだから買っておきなさい」と。

アルペンのスポーツグラス 商品概要

ズレにくく、快適なフィット感

軽量かつ柔軟性のあるTR90素材を採用。頭部を包み込むようにホールドし、ランニングやアクティビティ中でもズレにくい設計です。

柔らかいかけ心地のノーズパッド

鼻当たり部分にはシリコン製パッドを採用。日本人向けにノーズ高を調整したアジアンフィット仕様で、長時間の着用でも快適です。

軽量偏光レンズ

乱反射を抑制し、クリアな視界を確保する、UVカット機能付きの軽量偏光レンズです。

TIGORA スポーツグラス ラインナップ

スポーツグラス(スポーツ):一眼タイプ

価格 : 2,999円(税込)
カラー :ブラック×スモーク/ブラック×ブルー/ブラック×イエロー

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スポーツグラス(スポーツ):二眼タイプ

価格 : 2,999円(税込)
カラー :ブラック×スモーク/ホワイト×ブラウン/ブラック×ブルー

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この他にも、カジュアルもラインナップされています。詳しくはTIGORAスポーツグラス特集ページをご確認ください。

まとめ:自分の安全のために手にしてもらいたいアイテム

繰り返しになりますが、ランニングでサングラスを使うことにはメリットしかありません。あえてデメリットを挙げるなら、日本ではスポーツグラスを着用して走っていると「カッコつけてる」と思われる不安があることくらいでしょうか。

周りのランナーに冷たい印象を与えるのは間違いありません。でも、それと自分の安全を天秤にかけたなら、どう考えても選ぶべきは自分の安全です。アイウェアのないランニングは、シートベルトなしで車の運転をしたり、ヘルメットなしでバイクを運転するようなもの。

とくに紫外線に関しては、見えないけど確実にダメージを受けています。さまざまなトラブルから目を守るため、そして自分の走りに集中するためにサングラスはとても有効です。高額なサングラスである必要はありません。まずは自分の安全のために、TIGORAのスポーツグラスを購入してみてはいかがでしょう。

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