残暑と呼ぶにはまだ早いというくらいの暑さが続いていますが、本来ならしっかり走り込みをして秋マラソンに備える時期。でもほとんどの人が秋マラソンの予定がなくなり、モチベーションが低下中ではないでしょうか。そんな人は今月号のランニング雑誌を参考に自分の走りを見つめ直してみてはいかがでしょう。
ランナーズは現状を抜け出して新しい環境でどうランニングを楽しむか、ランニングマガジン・クリールはマラソンの基礎知識や常識を深堀りした内容になっています。方向性は違いますが、いずれも新しい気付きが得られる1冊になっています。
ランニングマガジン・クリールは月額400円のdマガジンで読めますので、クリールを電子書籍、ランナーズを紙で買うという組み合わせがおすすめです。dマガジンは他の雑誌も読み放題で、ドコモユーザーじゃなくても加入できます。
ランナーズ10月号
【特集】増田明美さんロングインタビュー
【特集】月間1500km走る「鉄人ガンツ」を徹底分析
【特集】コロナ禍で発見！「私のランニング新世界」
今回の新型コロナウイルス感染拡大はランナーにとってピンチではあるものの、どんな世界でも「ピンチはチャンス」であることを、増田明美さんがロングインタビューで自身の経験を元に語っています。この状況下での心のあり方など学ぶ点がいくつもある記事になっています。
また、ランニングアプリTATTAで月間1500km走る「鉄人ガンツ」さんを徹底分析した記事も注目です。運動経験なし＆元メタボでヘビースモーカーが、いかにして強靭な肉体を手に入れたのか、市民ランナーなら参考になるはずです。
そして、『コロナ禍で発見！「私のランニング新世界」』ではすでに新しいステージへと向かっているランナーも紹介しています。足踏み状態で悩んでいる人は現状から抜け出すためきっかけになるかもしれません。
ランニングマガジン・クリール10月号
【特集】より速く走るためのマラソン知識BEST100
【特集】日本のランニング文化の源流を探る 江戸時代の”マラニック”
【PICK UP NEWS】湘南国際マラソン 世界初の”マイボトル”大会へ
毎回内容の濃いクリールの特集ですが、今月の「より速く走るためのマラソン知識BEST100」はマラソンに必要な知識がほぼすべて網羅されているような内容で、それも100個の知識すべてが深堀りされていて、たくさんの学びがある1冊です。
「日本のランニング文化の源流を探る 江戸時代の”マラニック”」も読み物として楽しく、それでいて参考になる情報が詰め込まれています。ランニングは最新の知識だけでなく、古きに学ぶこともできるということに気づかせてくれる内容になっています。
そしてマラソンを愛するすべてのランナーに気にしてもらいたい湘南国際マラソンの動向も【PICK UP NEWS】として紹介されています。RUNNING STREET 365でもご紹介しましたが、ぜひチェックして湘南国際マラソンの目指すところを知ってください。
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