ランニングウォッチはトレイルランニングをするときにも活躍するアイテムですが、強度面で不安を感じている人もいますよね。ロード用のランニングウォッチは軽量性を重視しているため、トレイルで岩などにぶつけてしまうと、簡単に傷が入ってしまいます。
傷くらいならまだいいほうで、そのまま壊れてしまうことも珍しくありません。トレイルランニングにはやはり耐久性を重視したランニングウォッチが必要ということで、ここではPolarから2024年4月4日に発売されるミルスペックのアウトドアウォッチ「Polar Grit X2 Pro」をご紹介します。
ミルスペック準拠ボディだから走りに集中できる
強靭であることを求められる環境で最高の相棒となってくれる。Polar Grit X2 Proはそんな高い強靭性を備えたアウトドアウォッチです。最新のミルスペックMIL-STD 810Hに準拠しており、高・低気圧、高・低温への暴露、浸食、腐食などを含む非常に厳しい条件に十分に耐えることができます。
従来モデルよりも視認エリアが15%も拡大しており、ランニング中でもしっかりと情報を得られるようになっているだけでなく、CPUやメモリ性能も格段に向上したことで、高機能でありながらもストレスのない操作性を実現しています。
位置計測はデュアルバンドGPSと新設計の信号増強アンテナを備えており、建物や悪天候からの干渉が少なくなり、より正確な測定が可能となっています。さらに運動計測時はデュアルバンドGPS+常時心拍計測モードで最大43時間/省電力モードで最大140時間、スマートウォッチモードでは最大10日間のロングバッテリー対応。
そして何よりもポラールらしいデザイン性の高さもPolar Grit X2 Proの魅力のひとつです。本体のデザインが美しいのはもちろんのことですが、ディスプレイデザインが追加されており、80年代を彷彿とさせるレトロフューチャーな文字盤など、ファッション性と遊び心をくすぐるデザインとなっています。
ベゼルに航空宇宙産業用チタンを採用した上位モデル「Grit X2 Pro Titan」もラインナップされ、いずれも発売は4月4日で、予約がすでに開始しています。出場するトレランレースが決まっていて、発売日に入手したいという人は、忘れずに予約しておきましょう。
Polar CEO Sander Werring氏コメント
ポラールのアウトドアウォッチGrit X Proは、ポラールの科学と精度、耐久性を結集したモデルで、各国の軍隊で過酷な条件で訓練を受ける隊員からも長年人気があります。新製品Grit X2 Proは、それら精度、耐久性、デザインのレベルをさらに高め、誰もが自信とスタイルを確固たるものとし、自らの能力を高め活動範囲を更に広げていくことができる、最新のバイオセンシング技術とスポーツ機能を提供します。
Polar Grit X2 Proの機能
Polar Grit X2 Proにはオフライン内蔵地図やブレッドクラムトレイルなどの、トレイルで役立つ機能が搭載されています。搭載されている機能についても見ていきましょう。
オフライン内蔵地図
前モデルではルート表示による位置情報の確認やナビゲーションをできましたが、Grit X2 Proでは地図による表示が可能になりました。必要な国や地域の地図をPCから時計へ事前にダウンロードしておけば、いつでもオフラインで現在地や地図を確認できます。
トレイルではスマホが圏外になることも多く、コースロストの原因になっていますが、Grit X2 Proを使うことでコースをロストすることなく目的地を目指すことができるようになります。それも地図を確認しながらなので「この道であっているのだろうか?」という不安もなくなります。
ブレッドクラムトレイル
あらかじめkomootなどでルートを作成し、時計にルートを同期させておくことで、計画したルートが青、実際に辿ってきたルートが赤で表示されます。ルートを計画していなかった場合でも、実際に通ったルートが赤い線で記録されます。
万が一コースをロストした場合も、通ってきたルート通りに引き返すことができるので、新しいルートでも安心して挑戦できます。
昇降速度と平均登坂速度(VAM)
昇降速度機能ではリアルタイムの上昇/下降の速度を計測できます。また平均登坂速度(VAM)は、直近30秒の平均上昇速度(1時間あたりの獲得標高)を計測できます。リアルタイムでの速度を〈水平・垂直〉の移動から3Dスピードで測定するため、より実際の移動距離に近い移動速度を算出してくれます。
SpO2(血中酸素レベル)
本格的なアスリートに人気の低酸素トレーニングや高地トレーニングなどで、自身のコンディションチェックに役立つSpO2(血中酸素レベル)を測定できます。トレーニングの前後で自身の血中酸素レベルを測ることで、身体の疲労度を把握できます。計測方法は機能を選択し、35秒間腕を動かさずに静止しているだけで簡単に測定可能。
※運動やトレーニング時のコンディショニングを目的とした機能で、健康管理や医療目的には使用できません。
Polar Elixir™
高精度での測定(従来モデル比10%~25%)が可能になったPolar Elixir™ 心拍センサーを搭載。センサー自体の構造とアルゴリズムを改良することで、光漏れが最小限に抑えられ、腕の動きによる誤差も大幅に軽減されています。さらに皮膚温などのバイオセンシング機能も追加されています。
この他にも、標高プロファイルやアップダウン毎のラップ計測が可能なHill Splitter、コンパスや栄養補給リマインダー、天気予報など、これまでのアウトドア機能も多数搭載しており、Grit X2 Proがあれば安心してアウトドアスポーツに専心できます。
ボーナスパッケージ
Polar Grit X2 Proはボーナスパッケージとして下記のサービスを利用できます。
◆komoot
komootでルートを作成し、時計と同期することでルートナビゲーション機能が使用できます。通常のkomoot無料版では希望の1地域(region)の地図のみ利用でき、その他の地域を利用したい場合には有料版を使用する必要がありますが、Grit X2 Proを購入するとと、もう1地域を無料で利用できます。
◆Strava
スポーツ・トレーニングの記録、管理プラットフォーム「Strava」とPolar Flowを連携させることで、自動でStravaへデータを同期できます。通常では30日間無料トライアルがサポートされていますが、Grit X2 Proを購入すると、60日間無料トライアルを利用できます。
※ボーナスパッケージを利用するには、Polarのマーケティング同意書に同意する必要があります。
Polar Grit X2 Pro 商品概要
製品ページ
https://www.polar.com/ja/grit-x2-pro
https://www.polar.com/ja/grit-x2-pro-titan
Polar Grit X2 Pro | Polar Grit X2 Pro Titan | |
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色 | ナイトブラック | チタン |
サイズ | S-L | M/L |
バッテリー | トレーニングモード:GPS(1秒)+心拍計測オン:最大43時間 トレーニングモード:GPS(2分)+心拍計測オフ:最大140時間 スマートウォッチモード:24時間心拍計測オン:最大10日間 | |
操作 | カラータッチディスプレイ+5ボタン | |
重さ | 78g(リストバンド含む) | 64g(レザー使用時/リストバンド含む) |
本体サイズ | 直径49mm×厚さ14.4mm | |
防水 | 100m防水(WR100) | |
発売日 | 2024年4月中旬 | |
価格 | 単体:121,000円 心拍センサーセット:129,800円 | 140,800円 |
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