1万円の予算でランニングウォッチが欲しい。以前であれば、そんなことを言うと笑われてしまいましたが、スマートウォッチが進化したことで、1万円でランニングに使用できる腕時計の選択肢がかなり増えてきました。ただ、そのクラスのスマートウォッチだとGPSの精度がいまいちで、本気で使うのには心もとなかったのも事実。
ところが、今回シャオミから発売された「Xiaomi Smart Band 9 Pro」はGPS精度を、前作よりも約33%も向上しており、信頼できるスマートウォッチになっています。それでいて9,280円という驚きの価格。ランニングだけでなくビジネスシーンでも使えるデザインなのも嬉しいところです。
すべてが進化した「Xiaomi Smart Band 9 Pro」
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」最大の魅力は、やはり位置計測精度の向上にあります。5つの測位衛星に対応したGNSSチップの測位精度が約33%も向上し、新しくコンパス機能を搭載。これにより、スマートフォンなしで手軽にランニングなどのワークアウトが可能となっています。
さらに、低消費電力センサーと大容量バッテリーを搭載し、スマートにバッテリー効率を管理することで、標準使用で最大21日間の駆動時間を実現しています。これは前作と比べて約50%の向上になっていて、しかもフル充電にかかる時間は最短75分。
それだけでなく、心拍数と血中酸素レベルのモニタリング機能の精度も向上しています。睡眠時を含めたストレスのモニタリングも可能で、精度が高い分析により、ストレス解消のための呼吸法も提案してくれるなど、スマートウォッチに求められる機能がすべて進化しています。
これだけの機能がついて9,280円というだけでなく、デザインもシンプルなのでオンもオフも関係なく使えてしまいます。数万円するランニングウォッチのようにコーチング機能などはありませんが、ログを残せて、走っているときのペースや心拍数が表示されればOKという人であれば、「Xiaomi Smart Band 9 Pro」で十分。
少しでも安くランニングウォッチを手に入れたいけど、品質には少しこだわりたいという人におすすめのモデルになります。
製品名 | Xiaomi Smart Band 9 Pro |
カラー | オブシディアンブラック ローズゴールド ムーンライトシルバー |
サイズ | 43.27×32.49×10.9mm |
重さ | 24.5g(同梱ストラップを除く) |
画面サイズ | 1.74インチ 有機EL(AMOLED) 60Hz リフレッシュレート 1200nits 最大輝度(自動輝度調節) 雨や汗による誤操作の防止 |
調節可能な長さ | 135~205mm |
バッテリー容量 | 350mAh |
使用時間 | 通常使用モード:最大21日間 AOD モード:最大10日間 |
充電方式 | マグネット式充電 |
Bluetooth® | Bluetooth 5.4 |
防水等級 | 5ATMの防水性能 |
センサー | 加速度センサー ジャイロスコープセンサー 電子コンパス 光学式心拍センサー&パルスオキシメーター 環境光センサー |