GWに世界遺産を走ろう！「第18回万里の長城マラソン2019」

2018年12月27日

万里の長城マラソンはRUNNING STREET 365が日本事務局を行っている、GWに世界遺産の万里の長城を走ることができるマラソン大会です。中国には万里の長城マラソンと呼ばれる大会がいくつもありますが、日本事務局があるのはこの大会だけです。

日本人参加者も90人近く集まるようになり、徐々に知名度は上がっていますが、きついというイメージから二の足を踏んでいるランナーさんも多いかと思いますので、ここでは万里の長城マラソンについてその特徴や楽しみ方をご紹介します。

万里の長城マラソンの特徴

万里の長城マラソンの種目はフルマラソン、ハーフマラソン、10km、5kmの4種目で、いずれも制限時間は10時間あります。ただし、フルマラソンを完走するにはフルマラソンの自己ベストタイムが4時間前後でないと走力不足です。

このため、フルマラソンサブ4が難しいランナーにはハーフマラソンを推奨しています。ただし、フルマラソンを走ることに意義があるとして、完走できるかどうかは関係なくフルマラソンに毎年エントリーしている参加者もいます。

コースはアップダウンが激しいというよりは、アップダウンしかありません。2018年大会は、ロード部分を増やして楽なコース設定になりましたが、2019年は厳しい前のコースに戻る予定です。

とにかくハードなコース設定ですが、コースのほとんどが世界遺産である万里の長城で、全体の参加者が300名程度と少ないこともあり、フルマラソンの後半になると、万里の長城の景色を独り占めできる瞬間もあります。

自称ですが世界一ハードなマラソンであり、そして世界一美しい景色を見れるマラソン大会でもあります。平成最後の日と新年号最初の日を中国で過ごすことになりますが、2019年は10連休の人もいますよね。

これだけの休みになることはなかなかないかと思いますので、ちょっと気になっていたというランナーさんはぜひ、この機会にご参加ください。

万里の長城マラソンは、大会事務局が前日と翌日にツアーイベントを開催しています。また前日夜には親睦会が開催され、他の参加者との交流も行われています。

前日のイベントは世界遺産を学ぶというコンセプトのイベントで、万里の長城マラソン優勝経験のある大会アンバサダー（日本人）が、北京にある世界遺産を案内します。

翌日のイベントは日本事務局のスタッフが、普通のツアーや観光では行くことのない、北京のディープな街や地元の人に人気のレストランなどを案内します。この2つのイベントに参加すれば、知識ゼロでも北京の街を楽しんで帰ることができます。

ただし、自分でプランを立てるのも旅ランの楽しみ方のひとつです。万里の長城マラソン日本事務局のスタッフが立ち上げた、北京の旅を楽しむためのサイト「北京旅人」を参考にして、プランを立ててみましょう。

また、前日の親睦会は2018年までは日本人だけの親睦会でしたが、2019年は他の国の参加者も交えて開催する予定です。英語が話せなくても、ランナーなら気持ちで伝わりますので、海外マラソンを楽しむためにも、申し込みしておきましょう。

4travel
第17回万里の長城マラソン2018 ちょっと北京観光

Everything is practice
万里の長城マラソン2017（変態の祭典スタート！）

はまゆう
[ラン]三度目の挑戦（2017年万里の長城マラソン）

万里の長城マラソンは、北京市街地にある北京フレンドシップホテルが前日の受付会場と当日の集合場所になります。北京フレンドシップホテルからはバスで大会会場の八達嶺古長城へと向かいます。

北京国際空港からホテルまでは地下鉄で移動できます。北京へのアクセスや北京市街地での移動に関しては、「北京旅人」を参考にしてください。

大会当日の出発時間が5時ですので、地下鉄の移動ができません。中国語を話せればタクシー移動ができますが、できるだけ集合会場である北京フレンドシップホテルやその周辺のホテルを予約しましょう。

ホテルは北京フレンドシップホテルを予約してもいいのですが、価格があまり安くありませんので、楽天トラベルやAgodaなどを利用して、周辺の低価格のホテルを利用するほうが良いかと思います。

また北京市内ではシェアサイクルを利用できますので、3km程度であれば自転車で簡単に移動できます。近くにホテルが見つからない場合には、シェアサイクルでの移動も検討してみましょう。