かすみがうらマラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

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かすみがうらマラソン

マラソンシーズンの締めくくりとして毎年全国から参加者が集まる「かすみがうらマラソン」。春の大会ということもあり気温も高めで、初心者や初級者にも適した大会のひとつ。しかも首都圏なら日帰りで参加できてしまいます。

ただし4月開催ですので天候が荒れやすく、シリアスランナーにとっては記録を狙いにくい大会でもあります。ここではそんなかすみがうらマラソンの特徴や完走率、過去の天気などを詳しくご紹介していきます。

目次

かすみがうらマラソンの特徴

かすみがうらマラソンは、平成3年に土浦市制施行50年を記念して始まり、すでに30回以上の歴史ある大会のひとつです。2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、全国から多くのランナーが集まる高いのひとつとして人気があります。

種目はフルマラソンと10マイル、そして5kmの3種目(10マイルは女性限定チーム対抗レースあり)で、さらにウォーキング部門としてかすみがうらウオーキングが開催されます。もちろんおすすめはフルマラソンです。おすすめはやはり42.195kmの旅を楽しめるフルマラソンです。

種目
▶ フルマラソン
▶ 10マイル
▶ 5キロ
▶ 10マイル女性限定チーム対抗レース
▶ かすみがうらウオーキング

先着ではなく抽選となっていますので、参加希望者が多かった場合に必ず走れるわけではありませんが、最近はすぐに定員が埋まることもなく、参加するかどうかを締め切りギリギリまで悩んで決めるという人もいるようです。

また、参加証が「大会オリジナルマフラータオル」または「地元名産品」のどちらかを選択するスタイルになっているのもかすみがうらマラソンの特徴のひとつです。もちろんおすすめは「地元名産品」です。

かすみがうらマラソンの関門時間

かすみがうらマラソンの関門は、17km地点と28.5km地点の2ヶ所しかありません。2022年はウェーブスタートを採用しているため、最終ウェーブの号砲を基準に設定されているため、後方のウェーブでもスタートロスを気にする必要がありません。

ただし、コース関門地点以外においても交通規制時間を過ぎたときは競技中止となります。とはいえキロ7分30〜45秒くらいのペースで安定して走ることができれば、まず問題なく完走できます。今回はスタートロスもかなり抑えられるはずですので、最初から慌てることなく自分のペースで走りましょう。

ポイント関門距離制限時間ペース
17.0km17.0km2時間 15分7:56/km
28.5km11.5km4時間 10分10:00/km
42.195km13.965km6時間 0分8:02/km

かすみがうらマラソンの気温・天候・完走率

開催年最低気温(℃)最高気温天候完走率
20144.7℃11.9℃曇り
20156.6℃18.7℃
201610℃22.2℃
20177.3℃27.2℃晴れのち曇り
201813.8℃18.4℃96.0%
20195.2℃19.2℃晴れのち曇り95.7%
2020
202121.1
20223.5℃16.3℃晴れのち曇り
202313.3℃23.2℃曇のち雨96.0%

かすみがうらマラソンは春の大会ということもあって、天候が安定しない傾向にあります。雨が降りやすいだけでなく気温も年によって大きく変わるなど、直前に鳴らないとコンディションの判断が難しい大会でもあります。ただし、最高気温が15℃を上回る年もあり、記録を狙うのが難しい大会でもあります。

記録は狙いにくいものの完走はしやすい大会でもあります。過去の完走率データがないため2018年と2019年だけになりますが。いずれも完走率が95%以上あり、6時間制限の大会としては異例の高水準となっています。気温の高さから後半に寒さでリタイアしにくいというのあるかもしれません。

気をつけたいのは会場入りするときの気温です。こちらは5℃を下回ることもあり、かなり冷えてしまいますので、ついついスタートラインでは厚着したり、長袖を選ぶ人もいるようですが、気温が上がると脱水状態になります。上着はすぐに脱げるものを用意しておくといいでしょう。

あとは手袋やネックカバーなどで体温調整しましょう。

コースは前半に起伏があり、後半はほぼフラットです。前半は渋滞も発生しますのでガマンが大切です。前半で力を使い果たして後半ペースダウンするという人が多いので、前半は抑え気味にして周りに合わし、20km以降からが勝負だと考えておきましょう。

かすみがうらマラソンの評価・口コミ

かつては90点台の評価となっていたかすみがうらマラソンですが、2018年には雨で荷物預かりが混雑したというのもあって、かなり低い評価となっています。ただし、天候の良かった2019年にはまた高い評価を得ており、問題点は確実に改善していることがわかります。

参加人数が多いのもあって、スタートロスやスタート直後の渋滞をマイナス要因に掲げている人もいます。これは新型コロナウイルス対策としてウェーブスタートを採用することで2022年は改善されそうですが、それ以降も継続されるかどうかはわかりません。

とはいえ5km以降はランナーがバラけるので、余裕を持って走れるようになります。前半に貯金を作るよりも、序盤は抑えて中盤以降に頑張るというスタイルのほうが適しているかもしれません。後半はフラットで走りやすいとの声も多いので、前半で消耗しないよう気をつけましょう。

人数が多いのでトイレが不足気味という点だけが、長年課題となっていますが、仮設トイレはレンタルとはいえ高額で、参加費を上げる必要性が出てきますので、このあたりは判断が難しいところです。おそらくトイレ渋滞は改善されないので、早めに行くように心がけるように気をつけましょう。

すでに歴史もあり、運営そのものは安定しており、それでいて現状維持に満足せずに改善を続けている大会です。その改善が裏目に出ることもありますが、それも含めてかすみがうらマラソンの魅力です。基本的には気持ちよく走って帰れる大会ですので、あまり過去の評価は気にせずにエントリーしていいかと思います。

過去大会のレポート

かすみがうらマラソンアクセス

かすみがうらマラソンの会場である土浦市川口運動公園はJR土浦駅から徒歩5分のところにあります。遠方から土浦駅へのアクセスは東京経由もしくは茨城空港経由になります。本数は少ないものの茨城空港行きのフライトがありますので、エアトリ などでチェックしておきましょう。

関東圏内からの参加の場合には、常磐線で土浦駅に向かいましょう。常磐線は品川駅まで乗り入れしており、上野だけでなく東京と品川でも乗車できます。特急電車ですと上野駅から45分で到着しますが、スタート時間に間に合う電車はそれほど本数も多くありませんので、早めに確保しておきましょう。

遠方から参加する場合で費用を抑えたい場合には、早朝に東京駅もしくは上野駅に到着する夜行バスがおすすめです。早朝に到着する便ならそのまま常磐線に乗り換えてもスタート時間に間に合います。少しでも安く参加したい人は、楽天トラベルなどで検索してください。

かすみがうらマラソンの宿泊予約

遠方からかすみがうらマラソンに参加するときに悩ましいのが、どこに泊まればいいのかということです。レースに集中するなら土浦駅周辺がおすすめで、さらに土浦にも亀城公園や古い町並みがあり、少し離れたところには牛久大仏もあります。街にはレンタサイクルもあり、霞ヶ浦のサイクリングなども楽しめます。

ただ関東に来る機会が少ないのであれば、上野周辺のにぎやかな場所のほうがいいかもしれません。上野から土浦まで特急列車で45分、普通でも75分で到着しますので、それほど早起きする必要もありません。目的に合わせて土浦か上野にホテルを予約しましょう。

土浦も上野もホテルが多いので、部屋が満室になるということもないかもしれませんが、条件のいいホテルはすぐに埋まります。出走権を手にしたら、楽天トラベルなど普段から利用しているホテル予約サイトで部屋を確保しておきましょう。

【楽天トラベル】で予約
【Trip.com】で予約
【agoda】 で予約
【エアトリ】 で予約

大会詳細情報

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