大阪マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

大阪マラソンは2022年からびわ湖毎日マラソンと統合されて、トップアスリートが参加する真剣勝負のマラソン大会になりました。とはいえ市民ランナーにとっては1年に1回のお祭りであることには変わりなく、倍率も高くて「いつかは走りたい」大会のひとつ。

そして2024年大会からは世界に誇れる大阪マラソンを目指して、コースも含めて大きく変わっている大会でもあります。ここではそんな大阪マラソンの天候・完走率・口コミ・評価・関門・コースなどについて詳しくご紹介していきます。

目次

大阪マラソンの特徴

大阪マラソンは2020年が新型コロナウイルスの関係で延期、第10回大会は秋大会となる2021年ではなく2022年2月27日に開催されましたが、トップランナーだけの大会になってしまい、市民ランナーはスタートに立つことはできませんでした。2023年以降に市民ランナーも出場できる大会に戻りました。

種目
・フルマラソン

一般のランナーが参加できる種目はフルマラソンのみです。2019年と2024年にコース変更があり、スタートは大阪府庁前から変わりませんが、フィニッシュが大阪城公園になっています。観光スポットを詰め込んだコースになっているので、見どころが多くてコースはフラットで走りやすいといった特徴があります。

そして何よりも大阪ならではの沿道の声援があるのが、大阪マラソンの魅力になります。沿道からの声援が力になり、ときにはランナーに笑いを届けてくれるのも大阪ならではです。ただし、参加者が多いということもあって、ややキャパオーバーな感じもあります。

ちなみに大阪マラソンの倍率は4〜5倍程度。東京マラソンほどではありませんが、国内のマラソン大会としては高倍率で狭き門のひとつです。ふるさと納税での参加枠やチャリティーランナー枠もありますので、確実に走りたい方はそちらからのエントリーも検討しましょう。

AブロックやBブロックならタイムを狙うこともできますが、それ以降のブロックは渋滞を抜けるまでがまんが必要になります。記録を狙うのもありですが、大阪の景色を楽しみつつ、全エイド制覇を目標にして走るほうがいいかもしれません。勝負というよりはエンターテインメント、ランナーのお祭りだと考えて走るのがおすすめです。

もちろん記録狙いでも構いません。その場合にも前半は抑え気味に走りましょう。25km以降からアップダウンが始まるので、体力を残しておかないと失速してしまいます。無理して渋滞をすり抜けするのではなく、周りのペースに合わせて走りましょう。

大会のおすすめ度

エイドの充実5観光の見どころ4
走りやすさ(難易度)5グルメ5
オリジナリティ4アクセス5

※評価はRUNNING STREET 365の独自基準で採点しています。

大阪マラソンの関門時間

大阪マラソンは参加者募集時には関門の情報を公開していません。このため、どれくらいのペースで走ればいいのか現時点で判断することはできませんが、2024年大会の関門時間では、キロ8分くらいのペースで走り続ければ、問題なく完走できるようになっています

ただし、前半にゆっくり走りすぎると、後半に走れなくなってきたときに余裕がなくなってしまいます。完走目標という人は、オーバーペースにならないように意識しつつも、できるだけ前半のうちに少しだけタイムの貯金を作っておきましょう。

ポイント関門距離制限時間ペース
5.0km5.0km1時間29分17:48/km
11.8km6.8km2時間29分8:49/km
16.5km4.7km3時間11分8:56/km
22.6km6.1km4時間4分8:41/km
25.6km3km4時間31分9:00/km
30.5km4.9km5時間14分8:47/km
34.2km3.7km5時間47分8:55/km
37.4km3.2km6時間15分8:45/km
39.4km2km6時間33分9:00/km
41.4km2km6時間52分9:30/km
42.195km0.795km7時間10:04/km

大阪マラソンの気温・天候・完走率

開催年最低気温最高気温天候完走率
201416.0℃26.1℃晴れのち曇り94.1%
201514.9℃20.5℃晴れ97.6%
201610.5℃19.5℃曇りのち晴れ97.8%
20175.4℃13.1℃曇り97.8%
20186.0℃17.3℃晴れのち曇り96.9%
20194.4℃17.1℃曇りのち晴れ95.8%
2020
2022
20232.3℃8.9℃晴れ95.3%
20244.2℃8.0℃雨のち曇り95.4%

これまでの大阪マラソンは秋マラソンということで、4時間前後で走るランナーには比較的コンディションが良く、雨が降ることもほとんどない最高の市民マラソンでしたが、第10回大会以降は2月開催になっており、最高気温が5〜10℃くらいまで低くなります。

最低気温は5℃前後、最高気温が10℃前後になることが予想され、サブ3を狙うにはかなり理想的なコンディションになります。ただ、5時間以上かけて走るとなると寒さ対策が必要になります。しっかりと温かい格好をしてスタートラインに立ちましょう。

完走率は95〜98%ですので、きちんと練習しておけばリタイアすることはないはずです。ただし気温が下がってしまうと低体温症のリスクも上がり、完走率がやや下がる可能性もあります。大丈夫だろうと高をくくって練習をサボることなく、コツコツ積み重ねておきましょう。

逆に熱中症リスクはありません。それでも乾燥しやすいので、エイドでは1口ずつでもいいのでこまめに給水するのがおすすめです。

大阪マラソンの評価・口コミ

2019年に新コースに変更になった大阪マラソンですが、評価が大きく分かれました。大会会場が混雑しすぎていて荷物預かりまでたどり着くのも大変というのはこれまでも指摘がありましたが、これは変更なく、さらにはスタート直後に大渋滞になるというので危険だという声もありました。

口コミからわかる良いポイント

  • 私設エイドに救われた
  • 沿道の声援が素晴らしい
  • 記録を狙えるコースになった

口コミからわかる残念なポイント

  • 荷物預かりの場所が泥だらけ
  • スタート前の動線が悪い
  • トイレが少ない

ゴールから荷物預かりまでの距離も長くて、雨が降ると心配との声も。旧コースよりも折り返しが多いのが、走っていてストレスに感じている人もいるようです。逆に折り返しが多くて、他のランナーとすれ違えるのが楽しいという人もいるので、ここも評価がそれぞれ違います。

ただトータルとして新コースになったことも含めて、2019年大会はかなり低評価の大会になってしまいました。さらにパンデミック明けの2023年はエイドの食べ物が足りなくなるなど、さらに評価を落としています。2024年は盛り返しましたが、あいにくの天候で大会会場の足場が悪いことが低評価につながりました。

とはいえ、大阪マラソンそのものが大きく変わる雰囲気があり、問題点の改善も公表するなど、これまで以上に参加しやすい大会へとシフトしつつあります。

過去大会のレポート

大阪マラソンアクセス

大阪マラソンは受付会場と大会会場が違います。受付会場はインデックス大阪で、大会会場は大阪城公園となっているので間違えないように中止しましょう。事前受付が必須ですので、前日の19時30分までにインデックス大阪に到着するようにしてください。

遠征するという場合には、飛行機で伊丹空港か関西国際空港を目指すか、新幹線で新大阪駅を目指すことになります。飛行機の場合は空港から受付会場、大会会場まで思った以上に時間がかかるので、余裕のあるスケジュールを組みましょう。ちなみに飛行機は飛行機はエアトリ を使うと格安便が見つかります。

交通費を少しでも抑えたいという人は、夜行バスでの移動もおすすめです。神戸・京都行きの夜行バスも含めれば、選択肢がかなり広がります。夜行バスなら東京から片道1万円以下というものもありますので、楽天トラベルなどで検索してください。

大阪マラソンの宿泊予約

ビジネスホテル

大阪マラソンは大阪城公園が当日のメイン会場ですので、当日の移動を少しでも楽にしたいなら大阪城周辺のホテルが便利です。ただし、どこに宿泊しても地下鉄で簡単に移動できるので、観光がメインの人は梅田や心斎橋周辺のホテルでも問題ありません。

スタートが9時台ですので、京都や神戸に泊まるというのもOK。ただ、走った後に戻るのが大変ですので、自分の走力や予算を考えて宿泊場所を選びましょう。

大阪にはホテルがいくつもありますが、さすがに2万人の参加者がいてさらにインバウンドの影響もあり、条件のいいホテルはすぐに埋まってしまいます。宿泊そのものができなくなることはありませんが、出場予定の人は普段から利用している宿泊予約サイトで早めに宿を確保しておきましょう。

【楽天トラベル】で予約
【Trip.com】で予約
【agoda】 で予約
【エアトリ】 で予約

大会詳細情報

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