最近の市民マラソンは、できるだけ多くの人にマラソンを楽しんでもらうために、制限時間が6時間前後と、速いランナーにはかなりゆるく感じる設定タイムになっています。
そんななか大田原マラソンは「4時間制限」を掲げている、最近珍しくなった硬派なマラソン大会のひとつです。
4時間制限だから出たくなる、挑戦したくなる。そんな大田原マラソンの魅力について紹介します。
大田原マラソンの特徴
大田原マラソンの種目は10kmとフルマラソンです。フルマラソンが厳しいので有名ですが、実は10kmも制限時間1時間と、決してゆるくない大会です。
仮装もNGにしているため、真剣に走る人のためだけに用意された大会です。
コースは序盤下り基調で、後半は反対に上りになりますので、前半に体力を温存しつつスピードを出さなければいけないというテクニカルな面も問われるコースになっています。
とにかく速いランナー、自分への挑戦を心に誓っているランナーばかりですので、会場の雰囲気も他のマラソン大会とは一線を画するものがあります。
ただその雰囲気があるからこそ、大田原マラソンに参加する人がいます。
周りを見渡しても、みんな自分よりも速そうに見える。全員がライバルであり、ゴールまで引っ張ってくれる仲間でもあります。いかにして周りのランナーと協調できるか、大田原マラソンで良い記録を出すためのポイントです。
他の大会にない、大田原マラソンの魅力として一般のランナーもスペシャルドリンクを用意できるということです。トップランナーになったかのような、ちょっと優越感を味わうことができます。
真剣に自分と向き合うためのマラソン大会。それが大田原マラソンです。
大田原マラソンの楽しみ方
大田原でゆっくり観光というよりは、那須でゆっくり観光というのが、理想の大田原マラソンの楽しみ方かもしれません。
月曜日の仕事を休めて、友人や家族と大会に参加できる、もしくは応援に来てもらえるなら、前日は那須塩原駅周辺のホテルに泊まり、後泊として那須高原や那須温泉・塩原温泉でのんびりするのがおすすめです。
多くの人が勝負レースになりますので、前日の睡眠はかなり重要になります。
ゼッケンは事前郵送ですので、都内からなら朝イチで新幹線に乗れば当日に行くことも出来るのですが、その場合は移動の疲労もありますので、あまり良い結果にはつながらないかもしれません。
勝負レースにするなら、家が近所でない限り、後泊はともかく前泊は必須です。
これを食べておけ、というようなグルメはあんまりありません。牧場の牛乳やジェラートなどはもちろんおすすめですが、地元の肉や野菜を使っているお店ならば、ほとんどの確率で「優しい味の美味しいお店」にたどり着けます。
美味しいもの食べるぞ!と気合を入れずに、ちょっといい感じのお店を選んで、毎年通いたくなるお店を見つけてください。
過去大会のレポート
高いところから失礼致します!
大田原マラソン:制限時間4時間内の完走という誕生日プレゼント
Because it’s there
第28回大田原マラソン~雨にも負けず、風にも負けず~
ぬキラン(ง •̀ω•́)ง✧
第28回大田原マラソン大会(栃木県大田原市)
大田原マラソンアクセス方法
大田原マラソンは美原公園陸上競技場がスタートとゴール地点になります。ゼッケンは事前郵送ですので、前日受付の必要はありません。
駐車場もありますので、車でのアクセスも可能ですが、混雑する可能性もありますので、どうしても車でなければ行けないという人以外は、公共の交通機関がおすすめです。
シャトルバスとして那須塩原駅と西那須野駅から随時運行していますので、東北新幹線やJR宇都宮線からのアクセスが便利です。
受付時間が7時〜9時までで、スタートが10時ですので新幹線を利用して、都内から日帰りでの参加も可能です。
大会詳細情報
大会名:第29回大田原マラソン
開催日:2016年11月23日 (祝)
開催場所:栃木県大田原市
エントリー受付期間:2016年6月5日~2016年6月30日
エントリーサイト:RUNNET
フルマラソン
制限時間:4時間
参加費:7000円
定員:4000人
10km
制限時間:1時間
参加費:4000円 高校2000円
定員:1000人
大田原マラソン公式サイト:http://ohtawara-marathon.com
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