太郎坊チャレンジ情報【特徴・天候・アクセス・口コミ・評価・コース】

379段の石段を誰よりも速く駆け上がる。心拍数は限界まで上がり、立ち止まりたくなる気持ちを抑えて一歩を重ね、ゴールを目指す。そこにはマラソンとは違った達成感があり、苦しみを乗り越えた者だけが見ることができる景色と未来が待っている。

太郎坊チャレンジはそんな魅力が詰まったステアクライミングレースです。勝運の神が祀られている太郎坊宮の石段がその舞台で、勝者に与えられるのは「勝ち男」「勝ち女」の称号のみ。それがむしろチャレンジ精神をかき立てるわけですが、ここではそんな太郎坊チャレンジの特徴やアクセス方法、宿泊先情報などをまとめてご紹介します。

目次

太郎坊チャレンジの特徴

約1400年前に創建された歴史ある神社「太郎坊宮」の石段が舞台となる太郎坊チャレンジは、近年日本国内でも注目度が上がっているステアクライミングレースのひとつです。その段数は379段で、東京タワーの階段が約600段ですので、段数そのものは決して多くありません。

ただ、段数が短ければ簡単かというとそういうわけもなく、確かに苦しむ時間は短くなりますが、短距離ということもあり心拍数が上がりっぱなし。スピードを落とすことは簡単ですが、少しでもスピードを落とせばオールアウトできないでレースが終了します。

また、参道の石段ということで必ずしも駆け上がりやすい幅や高さになっておらず、初見ではベストを尽くすのが難しいという問題もあります。ただそれはすべての参加者が同じ条件。だから、大事なのは出し惜しみせずに失速覚悟で全力疾走すること。

そうやって短時間で全力を出し切るというのは、フルマラソンにはない爽快感があります。もちろん、その爽快感に比例して苦しさも大きくなりますが、それは数分のこと。そしてゴールの瞬間に歓喜の雄叫びをあげるか、それとも下を向くかは自分次第。

とはいえステアクライミングには適正というのものあり、マラソンで結果を出せない人が優勝する可能性もあり、そもそもランナーでもない他の競技のアスリートが勝ち男・勝ち女になるかもしれません。これは陸上競技の皮を被った異種格闘技戦。そこで自分がどこまで高い順位を獲得できるか確認できる。太郎坊チャレンジには、そんな魅力もあります。

太郎坊チャレンジの気温・天候

太郎坊宮チャレンジは2024年が第1回開催ですので、2023年以前は第1回大会と同日である10月19日の天候を表示しています。過去の天気を見て気になるのは気温がかなり低くなる年があるというのと、雨が降りやすいという2点です。

ステアクライミングは短時間勝負ですので、気温が高くなるのは好記録につながりますが、気温が20℃を下回るようですと体が冷えてしまい、思うように記録を出せないで不完全燃焼に終わってしまう可能性があります。気温が低い予報になっている場合、早めに会場入りして、しっかりアップの時間を確保しましょう。

そして雨対策がかなり重要になります。まず当日に雨が降る予報だった場合には、かなりグリップ力の高いシューズを選びましょう。理想は軽量のトレランシューズです。石畳は濡れると滑りやすく、急いで登ろうとすると転倒することも考えられます。

グリップ力の高いシューズを履いて、足元の不安を最小限に抑えてください。気温も低くなる可能性が高いので、アップに時間をかけるのはもちろんのこと、着替えやタオル、防寒具なども忘れないようしてください。

スクロールできます
開催年最低気温最高気温天候
201512.7℃23.2℃晴れ
201617.0℃25.4℃晴れのち曇
201712.6℃16.8℃雨のち曇
201813.3℃22.6℃晴れ
201917.1℃22.0℃雨のち曇
202011.1℃16.0℃曇り一時雨
202113.7℃19.0℃曇のち雨
20228.0℃10.5℃曇のち晴れ
202313.6℃13.6℃晴れ

太郎坊チャレンジへのアクセス

太郎坊チャレンジの会場でもある太郎坊宮の最寄り駅は、近江鉄道「太郎坊宮前駅」です。太郎坊宮前駅へは米原駅もしくは近江八幡駅で乗り換える必要があり、東日本からアクセスする場合には新幹線で米原駅まで行き、そこから近江鉄道に乗り換えます。

西日本からアクセスする場合には京都駅まで新幹線、そこから近江八幡駅を目指すことになります。ただし、大阪駅から乗換なしで近江八幡駅に向かうこともできるので、大阪のランナーは新幹線を使う必要はありません。気をつけたいのは乗換時間で、時間帯によっては急いで乗り換えが必要になることもあるのでご注意ください。

受付時間に間に合わないというミスを防ぐために、できれば自分の受付開始時間の1時間前には会場入りするくらいのスケジュールで移動するのがおすすめです。

太郎坊チャレンジの宿泊予約

太郎坊チャレンジは土曜日開催で、午前中にスタートするチームの部やトリプルに参加する場合には、前泊が必須になります。そしてせっかく土曜日に滋賀に行くわけですから後泊もしたいですよね。宿泊先の第1候補になるのが太郎坊宮に近い八日市駅周辺です。

ただし宿泊施設が限られていますので、条件のいい宿が見つからない場合には東日本からの参戦は彦根周辺で探し、西日本からの参戦は近江八幡周辺で探すのがおすすめです。

どこに宿泊するにしても、最近はインバウンドの影響もあって、直近になって予約しようとすると高額なホテルしか空いていないことがよくあります。その結果、割高な宿に泊まったり、低評価の宿に泊まったりすることになりますので、できるだけ早めに宿泊予約サイトを利用して部屋を確保しておきましょう。

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大会詳細情報

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