昨年第1回の開催となったいわて奥州きらめきマラソン。5月の奥州はやや涼しいはずというランナーの期待を大きく裏切って、まさかの30℃超えの中での開催となりました。
リタイアする人や、倒れる人が続出する酷暑の大会となりましたが、それでも完走した人は大きな達成感を得られたようです。ここでは、そんないわて奥州きらめきマラソンの魅力や楽しみ方についてご紹介します。
いわて奥州きらめきマラソンの特徴
いわて奥州きらめきマラソンの種目は2km、10km、フルマラソンの3種目です。2kmは中学生までと親子ペアのみですので、実際には10kmとフルマラソンの2種目だと考えてください。
コースは基本的にフラットで、高低差は20mもありません。前半はやや上り基調ですが、後半は緩やかに下ります。ただ昨年は、そんなわずかな変化を帳消しにするような陽射しがランナーを襲いかかりました。
5月の一関の平均最高気温は23℃前後ですが、例年この時期になると気温が30℃を上回ります。5月20日のここ数年の最高気温を見てみましょう。
2013年:21.8℃(5月最高気温:27.3℃)
2014年:25.4℃(5月最高気温:32.2℃)
2015年:24.4℃(5月最高気温:30.9℃)
2016年:23.7℃(5月最高気温:31.3℃)
2017年:30.6℃(5月最高気温:32.0℃)
今年も25℃くらいにはなりそうですし、また30℃を超えてもおかしくありません。ただし、10日に1度くらいの割合で雨も降りますので、雨天も想定しておく必要があります。それでも20℃は超えますので、むしろ恵みの雨かもしれませんね。
暑さはもう仕方ありません。5時間以上かかるランナーはコップが不足することを前提にマイカップを持って走りましょう。4時間台のランナーも余裕があるならマイカップをおすすめします。
写真のような折りたためる携帯カップを数百円で購入できますので、アウトドアショップや100円ショップでチェックしておきましょう。いわて奥州きらめきマラソンにかぎらず、使い捨ての紙コップはエコではありませんので、RUNNING STREET 365ではマイカップの持参をおすすめします。
いずれにしても好タイムはあまり期待できませんので、観光も含めて全力で遊ぶつもりで参加してみませんか?5月に奥州まで苦しみに行くのではもったいない。新緑が美しい季節です。観光ついでに走ってくる。そんな軽い気持ちでの参加してみましょう。
いわて奥州きらめきマラソン旅ランの楽しみ方
せっかく奥州まで行くのですから、ここでしか見られない観光スポットや地元のグルメを堪能しましょう。ここでは定番スポットも含め、初めて奥州に行く人が見ておくべき観光地をご紹介します。
歴史公園えさし藤原の郷
歴史ドラマなどの撮影でもよく使われる公園で、まるで平安時代にタイムスリップしたかと錯覚するような美しい景色が広がる公園です。ここでは十二単衣を試着する体験もできますので、女性ランナーはぜひ予約して訪問して下さい。
開園時間 | 9:00~17:00 (11月1日~2月下旬 9:00~16:00) |
休館日 | 年中無休 |
料金 | 大人800円 高校生500円 小中学生300円(いずれも税別) |
アクセス | JR水沢駅からバスで30分 MAP |
HP | http://www.fujiwaranosato.com |
中尊寺金色堂
中尊寺とその境内にある金色堂は必須の観光スポットです。国宝第一号であり、なおかつ世界遺産にもなっている美しさは、何度訪れても飽きることがありません。境内が広くとても時間がかかりますので、時間に余裕をもって訪問しましょう。
拝観時間 | 8:30~17:00 (11月4日~2月末 8:30~16:30) |
休館日 | 年中無休 |
料金 | 大人800円 高校生500円 中学生300円 小学生200円(いずれも税別) |
アクセス | JR平泉駅から徒歩25分 MAP |
HP | http://www.chusonji.or.jp |
卵めん
卵めん(らんめん)は、岩手県奥州市江刺区で作られている麺です。つなぎを使わず小麦粉、卵、塩だけで作られているため、コシが強くのびにくいという特徴があります。ちなみに卵めんの名付け親は板垣退助さんだそうです。
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いわて奥州きらめきマラソンアクセス&宿泊
いわて奥州きらめきマラソンの会場は前沢いきいきスポーツランドです。最寄りの前沢駅(東北本線)から徒歩ですと30分くらいかかりますが、当日はシャトルバスも出ますので、少しでも体力を温存したい人は、バスを利用しましょう。
大会当日のシャトルバスは次のようになっています。
奥州市内指定宿泊施設 ⇔ 大会会場
東北本線前沢駅 ⇔ 大会会場
大会専用駐車場 ⇔ 大会会場
大会会場 ⇒ 東北新幹線水沢江刺駅
戻りだけ東北新幹線水沢江刺駅への路線があります。新幹線で戻る予定の方はこちらが便利です。
交通費を少しでも抑えたいという人には、夜行バスがおすすめです。近くに停まるバスは本数があまりありませんので、北上行きのバスが予約できなかったときには盛岡行きを利用しましょう。
宿泊先は名鉄観光サービスが斡旋しています。下記リンク先で新規登録を行って、ホテルや宿の予約を行いましょう。
登録が面倒だという人は楽天トラベルなどを使っても予約可能です。一関駅周辺に宿泊施設が多くあります。観光も考えたときの拠点としても便利ですので、この周辺で宿泊施設を探しましょう。
大会詳細情報
エントリー受付期間:2017年12月20日~2018年2月20日
エントリーサイト:RUNNET
2018スポニチいわて奥州きらめきマラソン | |
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開催日 | 2018年5月20日(日) |
開催場所 | 岩手県奥州市 |
大会会場 | 前沢いきいきスポーツランド |
大会受付 | なし(ナンバーカード事前送付) |
フルマラソン | |
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参加資格 | 18歳以上(高校生不可) |
制限時間 | 7時間 |
参加費 | 7000円 |
定員 | 3000人 |
10km | |
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参加資格 | 高校生以上 |
制限時間 | 1時間30分 |
参加費 | 3000円 |
定員 | 1000人 |
2km | |
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参加資格 | 男女別小学生、中学生、家族ペア |
制限時間 | 20分 |
参加費 | 2000円 |
定員 | 1000人 |
いわて奥州きらめきマラソン公式サイト
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