ランニングシューズには様々な種類があり、すべてのシューズがフルマラソンを速く走るためのものではありません。普段はスニーカーとして使え、ちょっと走りたいなというときにランニングシューズになる。そういう位置づけのランニングシューズのなかでも人気が高いのがアディダスのUltraboostです。
もちろん、Ultraboostでもフルマラソンを走ることはできます。ただ、向き不向きというものがあって、決まったコースを走るのではなく、自分の感性に従って自由に走るほうが適しているのがUltraboostです。そんなUltraboostの2020年モデル、Ultraboost 20が発売になっています。
ここではそんなUltraboost 20がどのようなシューズに仕上がっているのかについて、詳しくご紹介していきます。
Ultraboost 20はどんなランニングシューズ?
● フィット感が大幅に向上
● 宇宙を想起させるシャイニーカラー
● 高い推進力が得られるオプティマイズドBOOSTフォーム採用
Ultraboost 20の特徴
アディダスは2019年11月5日にISS(国際宇宙ステーション)米国国立研究所とパートナーシップを提携しています。これにより、Ultraboost 20は2020年に宇宙に届けられることが決まっています。このため、Ultraboost 20は宇宙をイメージしたデザインに仕上がっています。
よりファッショナブルになっていますが、ランニングシューズとしての機能面でも妥協はありません。
- TFP搭載プライムニット360
- オプティマイズドBOOSTフォーム
- 3Dヒールフレーム
なにやら難しそうな名前がついていますが、わかりやすく説明します。まずTFP搭載プライムニット360ですが、これは密着性を高めたニット素材のアッパーです。フィット感の高いニット素材に、ミリ単位で繊維を配置して、さらに密着性を高めていますので、シューズの反応速度が上がっています。
オプティマイズドBOOSTフォームは従来の「Ultraboost」と比べて20%増量されたBOOSTフォームで、グイグイ進む感覚を得られます。ただし足ができていない人がBOOSTフォームに頼った走りをすると、フルマラソンの後半に足が動かなくなることもあるので注意が必要です。
3Dヒールフレームは踵をしっかりとホールドしてくれるので、シューズ全体が足に密着し、安定感が高まります。プライムニット360との相性もよく、デザイン面でも存在感があり、Ultraboost 19からはUltraboostの象徴するパーツとなっています。
これだけでなく、シューズのねじれを制御するトルクションスプリングも改良が加えられており、より「走れる」シューズへと進化しています。
ただ、繰り返しになりますが走れるといっても、フルマラソンでサブ4やサブ3.5を狙うようなランニングシューズではありません。ランニングを日常の中に溶け込ませたい。そういうランナーにおすすめのシューズですが、記録を狙いたいならアディゼロシリーズを選びましょう。
Ultraboost 20商品概要
atmos限定モデル
価格 | 22,000円(税抜) |
サイズ | 24.5-31.0cm |
取扱店舗 | atmos各店 atmos Online shop |
スタンダードモデル
価格 | 22,000円(税抜) |
サイズ | 22.0-31.0cm |
取扱店舗 | アディダス ブランドコアストア アディダス オンラインショップ ABC-MART StePスポーツ atmos |