ドラマ「陸王」の影響で、日本では2度目の裸足感覚ランニングブームが起ころうとしています。薄底のシューズを選ぶ人も増え、足袋シューズの注目度も上がっています。ワラーチを自作して楽しんでいる人もいますよね。
そんななか、アウトドアブランドとしても人気のあるメレルが、裸足感覚で走りを楽しむことができる、3Dニットランニングシューズの発売を発表しました。
BARE ACCESS FLEX KNIT
TRAIL GLOVE 4 KNIT
メレルはここ数年、ロード用のシューズからは撤退していましたが、この秋からはまたメレルらしい真面目な靴作りをベースにした、ロード用のランニングシューズの製造・販売を再開しました。
メレルは以前からゼロドロップと呼ばれる、つま先と踵の高低差のないシューズにこだわりを持って開発を行っていました。その結果、履いているのに履いていることを忘れるくらいストレスのないシューズがラインナップされ、ロードから撤退したときには、多くのファンが残念な思いをしています。
今回発表された3Dニットランニングシューズは2種類あるのですが、いずれもゼロドロップで、より裸足に近い感覚を重視しています。
3Dニットというのも、最近のランニングシューズのトレンドです。とてもフィット感が高く、まるで靴下を履いているかのような履き心地。足の関節部がシューズに擦れて痛いという人も、ニット系のシューズを履けば、その痛みは軽減されるはずです。
この2種類のランニングシューズは、もうひとつの世界的なトレンドである、クッション性も取り入れています。これに関しては、メレルのシューズファンでも賛否が別れるかもしれません。
よりダイレクトに路面の感覚を楽しみたい人には余計な機能ですが、いまはクッション性の高いシューズでないとアメリカでは売るのが難しいようで、メレルに限らず、ほとんどのメーカーでクッション性を高く意識しています。
好き嫌いはあると思いますが、クッション性を高めるために導入された2mmのクッショニングパッドは、ランニングの疲労を軽減してくれます。後半失速しやすいというランナーや、疲労を翌日に残したくないというランナーにおすすめです。
それだけでなく、今回のモデルはとてもデザイン性も高く、日常用のシューズとしても違和感なく履くことができます。アウトドア好きの人なら、きっと気に入るカラーが見つかるはずです。
レース用というよりは、シーズンオフに走ることを楽しむためのシューズです。発売は2018年2月からということですので、メインレースが終わった後のリカバリー用にいかがでしょう?
興味のある人は、冬のボーナスをシューズの分だけきちんと残しておいてくださいね。
MERRELL公式ウェブサイト: http://www.merrell.jp
BARE ACCESS FLEX KNIT製品特徴
BARE ACCESS FLEX KNIT(ベア アクセス フレックス ニット)は裸足感覚を維持しながらも、ロードもトレイルも楽しみたい人向けのランニングシューズです。
FLEX CONNECT機能によって、高いグリップ力と安定性があり、どのような路面でもまっすぐに走るための推進力が自然と生み出されます。
価格 | ¥16,800+税 |
サイズ | メンズ(LIME):25.0cm~28.0cm メンズ(RED):25.0cm~28.0cm, 29.0cm, 30.0cm ウィメンズ:22.5cm~25.0cm |
重量 | メンズ:約230g ウィメンズ:約177g |
TRAIL GLOVE 4 KNIT製品特徴
より裸足感覚を楽しみたいランナー向けのシューズがTRAIL GLOVE 4 KNIT(TRAIL GLOVE 4 KNIT)です。ビブラムソールを採用することで、路面の小さな凹凸も感じることができます。
裸足感覚で足を鍛えたい。そういうランナーさんや、トレイルでもっと自然を感じながら走りたいというランナーさんにおすすめします。
価格 | ¥16,800+税 |
サイズ | メンズ(SAFFRON):25.0cm~28.0cm メンズ(NAVY):25.0cm~28.0cm, 29.0cm, 30.0cm ウィメンズ:22.5cm~25.0cm |
重量 | メンズ:約233g ウィメンズ:約183g |