日本一早いマラソンレポート「第31回NAHAマラソン」

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NAHAマラソンの当日の朝の天気は小雨。前日の晴れた空はどこへやら。それでもスタート時間に近づくにつれて徐々に晴れ間が見えてきます。わけあって最後尾にまわったRUNNING STREET 365編集長の私、は3万人のスタートを見送ります。

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3万人、壮絶な人数です。いつまでたっても人の波は途切れません。最終ランナーと共に私がスタートを切ったのは号砲の30分後。21.5kmの関門閉鎖時間まで残り時間2時間45分。最後方のランナーの目標はまずここになります。

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ところがアップダウンの激しいコースもあり最終のJブロックはそもそも走力が不足しているるメンバー。上りは歩いて、下りは走る作戦の人が大勢います。道幅も狭いところが多く、人の壁が随所にできます。

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毎年最後方からスタートする超ベテランの70歳のお爺ちゃんランナーでさえも途中の関門が気になっているようでした。

12時前ぐらいから雨が徐々に降り始めます。少し気温が高い状態だったので多くのランナーにとってはこの時点では恵みの雨です。

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それでも12時15分、21,4km地点平和祈念公園の関門ではかなりの数のランナーが引っかかったようで、Jブロックは捨て駒のような扱いでちょっとかわいそうな状態でしたが道路の使用時間にも限りがあるので仕方ないのかもしれません。

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関門を過ぎたあたりから雨脚が強くなります。私は手持ちのミラーレスをビニール袋内に退避させるほど、かなりの本降りです。後方のランナーは雨にも不慣れだからか、徐々に心が折れる人が増えていきます。

小さなアップダウンと曲がり角がさらにランナーを傷めつけます。

それでも途切れることのない沿道からの声援がランナーの背中を押します。もう無理だとあきらめそうになっていたランナーが何度も走りだそうとするのは声援のおかげでしょう。

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NAHAマラソンのすごいところは公設エイドが水とスポンジとサロンパスしかないのに私設エイドで給食をまかなえていることこです。私設エイドのおかげでNAHAマラソンは食べ物には困りません。

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この市民のサポートがNAHAマラソン最大の魅力ですね。那覇市民の多くがこの大会を楽しみにし、自分が走るにしても応援するにしても全力で楽しんでいます。今日は雨の中傘もささずに声援を送っている人が何人もいました。

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NAHAマラソンは那覇やその周辺の市民にとって誇りなのかもしれません。

この声援があるからランナーはここに戻ってくる。ただし走力のないランナーにとってNAHAマラソンはかなり難しいコースだと覚えておきましょう。特にJブロックに入ったらサブ5ぐらいの走力がないともれなく関門にひっかかります。

ゴールは奥武山陸上競技場のトラックです。このトラックが土でできたトラックで、実際は土というよりも雨の影響で粘土状のぬかるみになっています。おそらくラストスパートを考えていたランナーもいたかもしれませんが、みんな歩くようなスピードでゴールです。

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しかもランニングシューズはドロドロ。渡された完走証はカバーもないので雨でぐちゃぐちゃ。31回の開催になりますが、多少の改善点が残されているように感じた大会でした。

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それでも観光気分も味わえて、リゾート地をマラソンできるというのは走れるランナーにとっては大きな魅力ですよね。そしてあの声援。多くのランナーがリピートする理由もわかります。

NAHAマラソン、声援の暖かさは噂通り日本一の大会でした。

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