日本一早いマラソンレポート「第15回万里の長城マラソン」

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スタート予定時刻は7時半、ホテルからの出発の遅れ、事故渋滞があったわりには30分遅れの8時スタートとなりました。

ここから18時までの10時間の戦いです。

競技はフルマラソンとハーフマラソンと10km、5kmの4種目で、合わせて世界中から130名のランナーがエントリーしました。そのうち53名が日本人です。

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年々日本人の参加者が増えていますが、その他の外国人の参加が減っているのが残念ですが、国際色豊かなマラソン大会に違いまりません。ただし、万里の長城マラソンを「マラソン」と位置づけるかどうかという大きな問題がありますが。

今年から最大高低差600mで、累積標高は3000mを超える新コースへの変更がありました。

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昨年までは、アップダウンを繰り返すコース設定だったのですが、今年は一方的に上り、一方的に下るというコースに変わったことが、プラスに働いたランナーと、苦しむことになったランナーに別れていました。

コースは「去年より明らかにきつい」とリピーターたちからの声。ただでさえ完走率の低い大会がさらに難コースへと変わっています。

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コースにトラブルがあり、フルマラソン・ハーフマラソンよりは短い距離になっていましたが、それでもきつさは上がっているため、本来の距離だったときに完走者がどれぐらい出るのか、とても難易度が高いコースなのは間違いありません。

コース設定の都合から、給水ポイントが少ないのがネックでしたが、日本人だけは、前日の受付で口が酸っぱくなるほど「熱中症に注意」との連絡があったため、ほとんどのランナーが水不足で悩まされることはありませんでした。

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それでも最高気温は30度を超え、階段を走ることと暑さで全身攣りそうになるランナーが続出しています。

午後に入り、冷たい風が吹き始めたことでずいぶん走りやすくなりましたが、それでも疲労が溜まった状態ですので、苦しいことには変わりありません。

それでも現在把握できているだけで、フルマラソンは日本人のアベック優勝、10km男子、5km男子という好成績です。

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もともとの日本人参加者の多さから考えれば当然の結果かもしれませんが、いずれ日本人で全階級制覇も狙えるのではないかという期待が持てます。

完走率は50%以下。

完走率の低さがいかにハードなコースだったかを表しています。ただし、この「ハードなコース」が万里の長城マラソンの魅力のひとつなのは間違いありません。

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大会運営は決してスマートではなく、ここに書ききれないくらいの、様々なトラブルがありました。その1つひとつが課題で、リピーターになってくれる人を増やすには、「ハードなコース」だけを売りにしていたのではいけません。

もっと参加者がストレスを感じることなく、万里の長城マラソンを走ることだけに集中できる環境を整えること、準備をすることが求められています。

それでも万里の長城マラソンは中国でしか走ることのできない特別な大会です。苦しさと楽しさを求めるランナーはぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょう。

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