マラソン大会でよく見かけるコスプレをしたランナーたち。とても楽しそうに走っていますよね。同じマラソンを走っているのに沿道からの声援も多くてちょっと羨ましくなってしまいますよね。
自分も仮装して走りたいなと思うけれども勇気が出なくて諦めている人もいれば、周りの目が気になって一歩を踏み出せないでいる人もいるかと思います。仮装したのにリタイアなんてしたら恥ずかしいというのも仮装しない人の考え方かもしれません。
コスプレなどの仮装して走るのにはメリットもありもちろんデメリットもあります。仮装をしてマラソン大会を走ることはどういうことなのか紹介したいと思います。
仮装の最大のメリットは多くの声援を受けられること
仮装をするランナーのほとんどが「喜んでもらいたい」という思いで仮装をしています。目立ちたいという思いもあるのですが沿道にまで応援に来ている人たちの笑顔を見たくて仮装をします。
その結果、仮装ランナーは多くの声援を受けることになります。サルのかぶりものをかぶったときは「おサルさん頑張って〜」と応援をする人も声にしやすいためかなりの確率で声援をもらえます。
沿道に子どもがいれば大ウケすること間違いありません。小学生の集団がいれば一気に周辺の空気が変わることがあります。仮装ランナーはマラソン大会の演出のひとつでもあるのです(非公認ですが)。
仮装して走ると声援が力になるということを実感することが出来ます。
もうひとつメリットがあるとすれば仮装仲間ができることです。仮装ランナーはたくさんいるようで実はそれほど多くはありません。
仮装ランナー同士は「また会いましたね」ということが多々あり、お互いが積極的に声をかけることになるので気が付けば仲が良くなっていることがあります。
仮装で走るデメリットは敵がいるということ
仮装で走ることで大会を盛り上げることができるのですが、それを快く思っていないランナーさんも少なからずいます。あまりにも目立ちすぎてインターネットで話題になってしまうこともあります。東京マラソンのイエスキリストの仮装ランナーさんなどがそれにあたります。
誰かを不快にしているつもりもなくても、真面目にマラソンと向き合っている人にしてみれば仮装ランナーの存在を理解することができないのです。あからさまに舌打ちされることもあります。ある程度精神的に図太くないと仮装ランナーにはなれません。
仮装で走ると注目されているので「歩けない」というのもデメリットかもしれません。仮装までしてちゃんと走れないのはあまりにも惨めです。そんな格好をしているから走れないのだと言われることもあります。
「歩けない」ことを糧にいい走りをするぐらいの気持ちが必要です。
まとめ
タイムを追うのでなければ一度仮装でマラソンを走ってみることをおすすめします。友人と同じ格好をして走るというのもかまいません。とにかくたくさんの人から声を掛けてもらえます。
ただし、それを不快だと感じている人もいるこということだけは忘れないようにしましょう。だから走っている間はずっと笑顔でいてください。仮装で走るために欠かせないのがその笑顔です。つらいときも笑って頑張る。そうすることで敵になる人は確実に減っていきます。
マラソンを楽しむためのひとつの方法としての仮装ランはありです。