新コースになって自己ベスト更新を達成するランナーが増えたことで、走りやすいマラソン大会として注目されているのが静岡マラソンです。特にサブスリーを狙うランナーにとっては、参加しやすさも含めておすすめの大会です。
ここではそんな静岡マラソンの特徴や旅ランとしての楽しみ方などを、詳しくご紹介していきます。
静岡マラソンってどんな大会？
● 3月8日に静岡で開催されるフルマラソン
● 多少のアップダウンはあるけど下り基調で走りやすい
● 天候が安定しない点だけが不安要素
静岡マラソンの特徴
静岡マラソンの種目はフルマラソンとファンラン、そして小学生の部がありますが、出場をするならもちろんフルマラソンがおすすめです。5〜10kmまでにやや上りになる区間がありますが、それでも20m程度しか上がりません。
その他は緩やかな下り、もしくはフラットになり、とても走りやすいコース設定になっていますが、難しいのはコースではなく天候です。3月の静岡は天候が安定しにくく、晴れると気温が上がりますが、雨が降る年もあります。
そして何よりも海風が、ランナーの走りを抑え込もうとしてきます。こればっかりは運ですので、どうしようもないことですが、そのような難しさがあるということだけ頭に入れておきましょう。
高速コースですが、基本的には退屈なマラソンになります。都市マラソンとはいえ、郊外を走るレースですので声援がない区間もあります。海沿いは淡々と走って自分と向き合うことになります。
とはいえ天候が良ければ富士山を眺めることができ、いちごのエイドなど静岡らしさを満喫できる大会でもあります。自己ベスト更新を狙いたい、気持ちよく42.195kmを走りたいというランナーにおすすめです。
クリック合戦にはならないとは思いますが、年々定員になるのが早まっています。あまり悩んでいると埋まってしまうので注意してください。
静岡マラソン旅ランの楽しみ方
静岡は観光スポットが点在しているので、旅ランとしてはなかなか難しいマラソン大会のひとつです。静岡駅周辺ですと、駿府城公園や呉服町などを散策するのがおすすめで、足を伸ばせるなら久能山東照宮も魅力的です。
ただやはり、勝負レースとして挑む人が多いと思いますので、前日はあまり動き回らずに体力温存に努めましょう。
走り終わったら、静岡おでんや清水もつカレーなどの定番グルメが待っています。静岡は米どころ、水どころでもあり、海もすぐ近くということで、海鮮丼なども美味しい地域です。
ゴールの清水駅の裏側がちょうど清水港になっていて、マグロを中心に新鮮な魚介類を安く食べることができます。
8時20分スタートですので、4時間以内に走りきればちょうどランチタイムにゴールできます。土地勘がない人は魚市場に気づかずに帰ってしまいがちですが、いい走りをしたご褒美に美味しいものを食べて帰りましょう。
過去大会のおすすめレポート
静岡マラソンアクセス＆宿泊
静岡マラソンは前日受付が必要ありませんので、当日にスタート位置である静岡市役所静岡庁舎前に向かえばOKです。ただし、スタート時間が8時20分と早いため、東京方面からの参加の場合には新横浜6時発の新幹線に乗る必要があります。
JR静岡駅から会場までは徒歩15分ですので、それを考慮して7時過ぎくらいには静岡駅に到着しておきましょう。
フルマラソンはスタートとゴールの位置が違いますので、車で参加で早く帰宅したい人は、ゴールの清水駅付近の駐車場に停めておき、電車で静岡駅に向かうのがおすすめです。
始発でスタート時間に間に合わないという人や、万全のコンディションで自己ベスト更新を狙う人は、楽天トラベルなどを使って、静岡駅周辺にホテルの予約をしておきましょう。大きな街ですが便利なホテルはすぐに埋まるので、エントリーしたらすぐに確保しておきましょう。
