マラソンにしても短い距離のスプリントにしても、走り方を習うことなく、ほとんどの人が独学もしくは感覚で走りを身に着けていますよね。これが速さに限界をつくっているひとつの理由になります。正しい理論で鍛えれば私たちはもっと速く走れます。
それを教えてくれるのがYouTubeで人気の【走りの学校】校長の和田賢一さん。その和田賢一さんが『走り革命理論 今まで誰も教えてくれなかった「絶対に足が速くなる」テクニック』を出版しました。スプリントを速く走るための内容ですが、もちろんマラソンにも応用できます。
自分の限界を突破するためのヒントが散りばめられている1冊
『走り革命理論 今まで誰も教えてくれなかった「絶対に足が速くなる」テクニック』はYouTube登録者数12.5万人超(2022年3月現在)と、走り方を解説するチャンネルでは抜けた存在である【走りの学校】校長の和田賢一さんのノウハウを余すことなく詰め込んだ1冊です。
ランニングとスプリントの違いを説明し、なぜ速く走れないのかを説明してくれます。そして、オリンピック金メダリストで100m・200m・4×100mリレーの世界記録保持者であるウサイン・ボルト氏と共にトレーニングを行った経験を基にした理論による具体的なトレーニング方法が掲載されています。
内容としてはスプリント向けですが、マラソンもサブ3やサブ3.5を狙うためにはある程度のスピードが求められるので、理論やトレーニング方法を応用できるところもあります。とくに40代になってスピードが落ちてきたと感じている人は、ぜひ参考にしてもらいたい1冊です。
目次
はじめに
プロローグ
《第1章》誰でも絶対に足が速くなる理由
REASON1 足の速さは才能じゃない!
REASON2 「ランニング」と「スプリント」
《第2章》スプリントテクニック
STEP1 ベースポジション
STEP2 「地面スイッチ」と「空中スイッチ」
STEP3 地面反力
STEP4 Yポジション空中スイッチ実践
STEP5 サイクリング
STEP6 腕振り
STEP7 上半身と下半身の連動
エピローグ
おわりに
著者プロフィール
和田賢一(わだ・けんいち)
1987年、東京都出身。
プロ野球選手を目指すも「才能がない」と言われ挫折。
21歳でビーチフラッグスに出合う(世界選手権2位、全日本選手権3連覇達成)。
ウサイン・ボルト氏と3カ月間練習を共にし、100mのタイムを1秒縮める。その経験を基に、誰でも足が速くなる「走り革命理論」を構築し、全国の教室やオンライン教室を展開。プロ野球選手やJリーガーへの指導、走り革命理論講座なども実施。
登録者数12.5万人(2022年3月現在)の人気YouTubeチャンネル『【走りの学校】足の速さは才能じゃない!!』を運営。
Instagram ▶ wada.kenichi_youtube
Twitter ▶ @Kenichi8Wada
書籍概要
『走り革命理論 今まで誰も教えてくれなかった「絶対に足が速くなる」テクニック』
著者:和田賢一
発行:株式会社KADOKAWA
定価:1,760円(本体1,600円+税)
発売日:2022年05月26日
判型:A5判
頁数:176P
ISBN:978-4-04-605774-7