青トレ第4弾発売!「青トレ2.0 厚トレ 青学駅伝チームが実践する厚底シューズ対応トレーニング」

レース用のマラソンシューズは厚底が定番になりましたが、厚底シューズを履きこなすには、それに見合ったカラダづくりが必要になります。ただ、そのノウハウがまだ広まっていないのもあり、何をすればいいのかわからず迷っている人もいますよね。

そんな問題を解決する1冊「青トレ2.0 厚トレ 青学駅伝チームが実践する厚底シューズ対応トレーニング」が発売されました。人気の青トレシリーズの第4弾で、日本初の厚底シューズに特化したトレーニング本になります。

目次

最先端の厚底シューズ専用トレーニング本

「青トレ」とは、青山学院大学体育会陸上競技部(長距離ブロック)を指揮する原晋監督の育成メソッド「原メソッド」と、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏が考案し、指導しているフィジカルトレーニングとが融合して生まれた、ランナーのためのオリジナルメソッドの総称です。

そのメソッドをまとめた『青トレ』シリーズも本作で第4弾、累計16万部を突破するベストセラーシリーズになっています。そんな第4弾で取り扱うのが、日本初の「厚底シューズ向けのトレーニング方法」になります。

厚底シューズは記録が出やすいものの、履きこなすにはこれまでと違う筋力が必要になります。それを無視して厚底シューズを履き続けると記録が低下するだけでなく、ケガをするリスクもあります。そのためトップレベルのランナーは厚底向けのトレーニングを実施しています。

箱根駅伝などで常に上位争いする青山学院大学も、早い段階から厚底シューズを導入し、それに適したトレーニングを中野ジェームズ修一氏の指導の元で実施しています。今回はそのトレーニング内容を公開する1冊となっています。

本書では「厚底シューズとはそもそも何か?」、「厚底シューズと薄底シューズの違いとは?」といった「厚トレ」の基礎知識から、「厚底シューズに対応した体づくり、動きづくり」、「抜群の効果を生む下肢の筋力トレーニング」、「より必要になってくるコアトレーニング」、「厚底シューズ時代の最適なケア方法」などを写真と文章とQRコード動画で解説しています。

厚底シューズを導入したものの、思うような結果が出ない人や、記録が伸びなくなってきたという人は、ぜひ「青トレ2.0 厚トレ 青学駅伝チームが実践する厚底シューズ対応トレーニング」を手にして、トレーニング内容の見直しをしてみましょう。

原晋氏コメント

陸上界に革命を起こそう、陸上界を発展させようという思いがつねにあります。なので今回も、われわれが試行錯誤してきた厚底シューズ対応メニューを公開しました。もちろん、日々、トライ&エラーの連続です。

『厚トレ』も完璧ではないかもしれませんが、現時点でのベストの情報を公開することで、陸上界がより良くなればと思っています。それは同時に、青学駅伝チームが先陣を切ってチャレンジしている姿勢を見せたいという気持ちもあります。

異端と思われても、ゼロをイチにする、無を有形化することには高い価値があると思っています。

中野ジェームズ修一氏コメント

厚底シューズ対応のトレーニングプログラムというのは、もちろん初めての取り組みですし、前例もありません。前例がないなかで模索していくことは、トレーナーとして楽しい作業ではありつつ、当然、不安もありました。

しかし、現状、厚底シューズ対応のトレーニング本というものがないなかで、一つの方向性を示すことは重要だと考えました。これが100%正しいかどうかはわかりませんし、もっと進化させていく必要性もあるだろうと感じています。

「中野はこう書いていたけど、こっちのほうがいいんじゃないか」などと考え、指導者が試行錯誤していく。そうすれば、より選手たちが恩恵を受けられるようになると考えています。

本書の構成

CHAPTER_1:厚トレ 基礎知識編

“厚トレ”は、ランナーがカーボンプレートを搭載した厚底のランニングシューズ、いわゆる厚底シューズを使いこなすためのトレーニングです。まずは、厚底シューズとは何かを中野ジェームズ修一トレーナーが解説します。

厚底シューズとはそもそも何か? 厚底シューズと薄底シューズの違いとは?
厚底シューズを履くと何が変わるのか? 故障を起こしやすい部位が変わった!
厚底シューズを履きこなすために必要なこと

CHAPTER_2:厚トレ 青学駅伝チーム体験談

左より、田中悠登選手(3年)、太田蒼生選手(3年)、黒田朝日選手(2年) 志貴勇斗選手(4年)、宇田川瞬矢選手(2年)、小原響選手(4年)

厚底シューズ対策である「厚トレ」を含む青トレに励む青学駅伝チームの選手たち。厚底シューズをレースや練習で履くようになって、どのような変化が起きたのか、対策にはどんな効果があったのか。主力選手の方々からお話を聞きました。

●初めて厚底シューズを履いたのはいつ?そのとき、どのように感じましたか?
●厚底シューズのメリットとデメリットは?
●厚底シューズを履くようになってから、疲れやすい部位に変化はありましたか?
●厚底シューズ対策として、現在、どのような「厚トレ」に取り組んでいますか?
●「厚トレ」をスタートしてから、どのような変化を感じていますか?
●青学入学後、「青トレ」に取り組むようになって体や意識に変化はありましたか?
●自分の走りのここを見てほしい!
●今季のキーマンは誰?
●今季の自分の役割は?
●自分にとって最高のランとは?
●ランナーとしての将来の目標を教えてください!

CHAPTER_3:厚トレ 動きづくり編

厚底シューズ特有の高い反発性を生かすには、地面からの強い反発を効率よく前進する力に変える感覚を養う必要があります。この章では、中野ジェームズ修一トレーナーが考案した、ランニング前に行う厚底シューズ用の動きづくりを紹介します。

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CHAPTER_4:厚トレ 下肢トレーニング編

厚底シューズを履きこなすための重要なカギとなるのが、下肢の筋力トレーニング。臀部、太ももの筋肉を鍛えることで、シューズの反発性を生かしながら、着地時のブレを抑えることができる中野ジェームズ修一トレーナーが考案したトレーニングを紹介します。

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CHAPTER_5:厚トレ コアトレーニング編

「青トレ」の要でもあるコアのトレーニング。腹腔を覆う筋肉群はコアユニットと呼ばれており、この筋肉群を鍛えることを、一般的にコアトレーニングと呼び、厚底シューズ対策にも欠かせません。コアが強くなれば、ランニングフォームの安定はもちろん、下肢トレーニングの効果アップにもつながります。そのためのメニューを中野ジェームズ修一トレーナーが解説します。

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CHAPTER_6:厚トレ ストレッチ編

ケガなくトレーニングを続けるために、つねに高いパフォーマンスで練習をするために、ストレッチでのケアは欠かせません。疲労を蓄積させない、厚底シューズ時代の最適なケア方法を中野ジェームズ修一トレーナーが解説します。

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書誌情報

書名:青トレ2.0 厚トレ 青学駅伝チームが実践する厚底シューズ対応トレーニング
著者:原晋・中野ジェームズ修一
発売日:2023年9月29日(金)
定価:1650円(10%税込)
判型/仕様:B5判変型ソフトカバー
発売:株式会社徳間書店

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