【ニューバランス】東京レガシーハーフマラソン2025前日イベント「THL2025 Athlete Talk Session」に参加してきた

東京マラソンとともに、東京を代表するマラソン大会になった東京レガシーハーフマラソン。大会を盛り上げるためのイベントがいくつも開催され、今年の東京レガシーハーフマラソン2025の前日にもトップアスリートの田中希美選手と田中佑美選手による「THL2025 Athlete Talk Session」が行われました。

他にもニューバランスの最新ランニングシューズを試し履きして、国立競技場のトラックを走れるイベントも実施。駆け足での取材になったため、その一部のみ紹介となりますが、会場の雰囲気も含めて大会前日に開催されたイベントをレポートしていきます。

目次

学びが詰まった「THL2025 Athlete Talk Session」

東京レガシーハーフマラソン2025の前日イベントで最も注目度が高かったのが、田中希美選手と田中佑美選手の2人が登壇した、ニューバランスによる「THL2025 Athlete Talk Session」です。東京で行われた世界陸上で、国立競技場を沸かせた2人が、国立競技場でトークイベントを開催。

応募期間が短かったこともあり、イベントが行われるのを知らなかった方も多いかもしれません。また、先着ということで、気づいたときには締め切られており残念な思いをした人もいたはずですが、会場では参加者以外も立ち見OK。多くのランナーが2人のアスリートから学びを得ていました。

内容は実際に参加された方だけの宝物ということで、ここではご紹介しませんが、ひとつ響いた言葉がありましたので、RUNNING STREET 365の読者に特別にご紹介しておきます。それは田中希美選手の言葉で「それぞれの道を一緒に走る」というもの。

田中希美選手はご存知のように実業団チームには所属せず、ニューバランスのアスリートとして世界のトップを目指して日々トレーニングしています。その経験から「自分らしく走る」ことを強く感じているアスリートの1人として、東京レガシーハーフマラソン2025に参加者へのエールとして、この言葉を贈ってくれました。

ニューバランスが掲げる「Run your way. 見つけよう、あなたの道を。」に重ねて、自分が信じた道を進むことの大切さを伝えつつも、「それでもランナーは決して孤独ではない」という考え方を、多くの経験を積み重ねた田中希実選手から聞けたことは、イベントに参加したランナーにとって大きな財産になったはず。

また、苦しいときの乗り越え方として、「自分自身をドラマやアニメの主人公だと思えばいい」と田中佑美選手がアドバイスしてくれました。これも「Run Your Way」につながる言葉で、どんな苦しみも自分が活躍するための前段階でしかなく、後にやってくる成功のためのプロセスに過ぎないという発想は、多くのランナーに刺さったはずです。

トークイベント参加者は田中希美選手と田中佑美選手と一緒に国立競技場のトラックを走れるスペイベも実施。そんな機会は人生で一度あるかないかということもあり、参加者は2人のトップアスリートと積極的に会話したり、写真を撮ったりして、特別な時間を満喫していました。

そして締めくくりとして、トップアスリート2人によるミサンガの手渡し会も行われました。話を聞くだけでも特別なのに、一緒に走って、お土産を手渡ししてもらえる。東京レガシーハーフマラソン2025に参加する多くの選手が、まだ自宅にいる時間に、こんな特別なイベントが国立競技場で行われていました。

大盛況の「New Balance EXPO Store」

トークイベントでは田中希美選手と田中佑美選手が東京レガシーハーフマラソン2025の記念Tシャツと前日に発表されたシューズコレクションを着用、紹介していたのもあって、トークイベント後にはイベント会場に隣接された販売エリア「New Balance EXPO Store」には大勢のランナーが押し寄せていました。

一部のアイテムはトークショー直後に品薄状態になっており、トップアスリート2人の人気の高さと、東京レガシーハーフマラソン2025というイベントに出場することに対する参加者の高揚感が現れていました。ハーフマラソンの大会前日にここまでの熱気を感じたのは、過去に記憶がありません。

「Try-on Booth」ではランニングシューズの試し履きも行われていて、実際にニューバランスのシューズで走れるようになっていました。それだけ聞くとよくある試し履きイベントに思えるかもしれませんが、よく考えたら少し前にトップアスリートが熱戦を繰り広げたフィールドを走れるわけです。

それだけでも翌日に向けて気持ちが高まるというものです。

もちろん、試し履きしたモデルはショップで購入できます。通常店舗のようにさまざまなカラーが揃っているわけではありませんが、履いて走って試すことができ、フィーリングが良ければその場で最新カラーの1足を購入できる。それも東京レガシーハーフマラソン2025だからこその素敵な体験のひとつです。

自分らしく走ることの魅力を広めた前日イベント

今回のイベントで興味深かったのは、2人のトップアスリートが登壇したということです。長距離と短距離という異なるカテゴリーのトップアスリートが、マラソン大会関連のイベントでトークするのは珍しいことであり、そこにニューバランスのメッセージが込められているように感じました。

「Run your way. 見つけよう、あなたの道を。」

みんな同じでなくていい。むしろそれぞれ違うのがあたり前。だから、周りの目を気にすることなく、自分らしく東京レガシーハーフマラソン2025を満喫すればいい。

実際にそう考えての人選だったのかどうかはわかりません。でも、違うカテゴリーの選手から、それぞれのスタンスや考え方を聞くことで、参加者は「正解はひとつではない」「周りのランナーと同じでなくてもいいんだ」と考えるきっかけにはなったはずです。

前日イベントで新しい気付きを得たランナーが東京レガシーハーフマラソン2025で、どのような走りをしてくれるのか、とても楽しみにしています。もちろん、RUNNING STREET 365は大会当日も取材し、速報レポートを公開予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。

東京レガシーハーフマラソン
https://legacyhalf.tokyo

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