いよいよハルカススカイランのエントリーが始まりました。クリック合戦に負けてエントリーできなかったらどうしようかと思っていましたが、無事0次予選を突破しました。
というよりも、まだまだ参加者募集中です。
あの焦ったのはなんだったのでしょう?とにかく申し込みができたので、少なくともこの不定期連載は秋まで続くことになります。
ただ、現段階では大きな進展はありません。進展はないどころかむしろ停滞中です。階段を駆け上がるためのトレーニングを続けてきましたが、10分間に走れる距離もジャンプできる回数もここにきて伸び悩みにあります。
このため、新しい種類のジャンプ練習を始めましたが、以前のように翌日の筋肉痛に悩まされることはなくなりました。体ができてきたからというのもあるのかもしれませんが、これ以上劇的には体が変わらない状態でもあります。
おそらくここからが、階段を実際に駆け上がる練習を開始するタイミングなのでしょう。筋トレで引き上げられるレベルとしては、ここからは微々たるもの。継続して筋トレはしていきますが、ここからは階段練習をいれていきます。
ただ、悲しいことに階段が近くにありません。走って5分のところに山があるので、しばらくはそこで走ろうかと思いますが、きちんと階段でも走っておかないと、1610段を歩かずに上り切ることはできません。
神奈川には横浜マリンタワーがあり335階の階段があるのですが、750円の入場料がかかります。しかも階段で登れるのは月に2回(7月は3回)。何往復もしてもいいのなら練習になりますが、これではちょっと難しそうです。
家から1時間のところにある大山登山道なら1600段ですのでちょうど良さそうですが、きれいな階段ではなくほぼトレイルです。裸足で上れなくはないのですが、いろんな人に心配されるので……
ハルカススカイランの難しさは、練習場所を確保できないところにあります。
会社勤めの人で、職場が高いビルにあるというケースが1番有利ですが、職場で変人扱いされるのは間違いないでしょう。あべのハルカスの階段を上がろうというだけで十分に変わり者ですから気にしないと思いますが。
階段がないなら坂道ラン。これが1番効果的かもしれません。女子でハルカススカイランを2連覇している吉住さんはトレランの上りで圧倒的な力を発揮する選手です。トレランの上りを極めれば、階段でも戦える可能性はあります。
ただ、そう簡単に極められるものでもなく。
とはいえ手をこまねいているわけにもいきません。2kmくらいの坂道を全力で駆け上がる練習も加えてみることにします。筋トレ、トレイルの坂道、ロードの坂道。この3種類を3日に1回のペースで行います。
この練習が7〜8月の基本練習。階段対応は9〜10月で行うとしましょう。10月には秋の万里の長城マラソンもありますので、嫌というほど階段と上り坂を走ることも出来ます。練習になるのかどうかは分かりませんが、メンタル的には成長できるはずです。
エントリーをしてしまったからには、もう逃げも隠れもできません。最善を尽くしてスタートラインに立つ。それだけです。
ちなみに、今年から午前の部と午後の部を選べるようになりました。わたしは少しでも早くビールを飲みたいので午前の部にしましたが、よく考えたらRUNNING STREET 365での取材もあるので、大会が終わるまで飲めません。
午後の部にしておけばよかったと軽く後悔。
でも結果が出やすいのは間違いなく午前の部です。午後の部でも午前中をゆっくり過ごすならまだタイムも出るかもしれませんが、午前中に観光なんかしようものなら、体力をかなり消耗してしまいます。
そういうわけで、記録狙いなら午前中がおすすめです。でも、有力選手が午前中に集まりそうですから、入賞狙いなら午後が正解?
私は順位は気にしていませんので、やっぱり午前で良さそうです。やるべきことをやって、狙い通りの10分台を出すことができれば、順位なんて後から必ずついてきます。自分よりも速い人がいればその人が優れていたというだけのことです。
力が足りないならまた1年間練習して、さらにいい記録を目指せばいいんです。きっとハルカススカイランのような階段垂直マラソンは、年齢に関係なく記録を出せるレースです。おそらく50歳になっても60歳になっても戦える競技。
だってライバルはいつだって自分なんですから。歩きたくなる弱い自分に負けないように一歩踏み出す。その一歩のために日々の練習を積み重ねる。2018年11月4日、舞台はあべのハルカス。どんな結果が待っているのか楽しみです。
公式サイト
HARUKAS SKYRUN 2018 – ハルカス・スカイラン2018