フルマラソンを走った直後は「もう走りたくない」と思っているのに翌日には「次の目標を決めなくちゃ」となっているのはなんででしょうね。でも実際には足は筋肉痛だし、体の足こちが傷んでいるので大会どころか練習もままならない状態ですよね。
フルマラソンをたくさん走りたいけど、どれぐらいの間隔でエントリーすればいいのかわからない人いると思います。どれぐらいの期間無理ができないのかもわかりませんよね。走るだけなら数日後から走れますから。
フルマラソンの回復期間は1ヶ月
よっぽど強いランナーが、練習代わりにフルマラソンを走るのでなければフルマラソンを走った後の回復には1ヶ月かかると考えてください。もちろん走りだすのは翌日からでもかまいません。フルマラソンを走る前の状態に戻るのにそれぐらいの時間は必要です。
この期間はできるだけハードな練習は避けて、痛みがあるなら痛みがおさまるまで思い切って休むことも重要です。もっと短い期間で走れるような気がしますが、確実に疲労が蓄積していきます。長くランナーを続けたいのであれば、無理をしないことを心がけてください。
次のレースは3〜4ヶ月後がベスト
次のレースまでの期間は3〜4ヶ月後に設定しておきましょう。もちろんそれ以上でもかまいません。間が長くなればなるほど調整はしやすくなりますが、練習をサボっているともう一度走りの基礎作りからになってしまいます。気持ちも切れている場合がありますよね。
理想で言えば秋レースを1本、冬レースを1本、そして欲張りランナーさんは追加で春レースを1本入れるとサイクルとしては無理がない感じになります。11月と2月、12月と3月ぐらいの組み合わせが多いです。春レースは遊びと考えてください。気温も高いのでタイムは期待できません。
12月の大会を終えてどうしようかと悩んでいる人は3月の大会にエントリーしてみてはいかがでしょう。お正月まではしっかり体を休めて気持も新たに新年から走りこみ開始です。
どうせなら毎月走ってもいい
自己ベストを追い求めるのではなければ実はフルマラソンは毎月走っても問題はありません。きちんと体を作っているランナーさんであれば毎週でも大丈夫ですが、一般論として楽しく追い込まずに走るランナーさんは毎月1回でも走れます。
実際に走るかどうかは別として、毎月1回はフルマラソンの距離を走るぐらいが実はランナーとしては理想です。そのためには追い込んだ走りをしないこと、疲労があると感じたら休むことが大切です。
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