ボランティアでマラソン大会に関わるということ

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東京マラソンに限らず、ほとんどの大規模マラソンでボランティアさんがランナーをサポートしています。いまやボランティアさんなしではマラソン大会の運営が成り立ちません。

自らすすんでボランティアをしようという人もいれば、部活で無理やり引っぱり出される人もいるでしょう。いずれにしてもランナーの立場からすると本当にありがたい存在です。

ここではそんなマラソン大会のボランティアについて少し紹介していきます。

目次

ボランティアの魅力

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決してメリットを求めてボランティアをされているわけではないのはわかっています。でもボランティアをする理由があり、満たされるものがあるからボランティアを継続していくことができます。

ボランティアをする理由は大きく分けて2つあります。

ひとつはボランティア同士で繋がりができる。仲間ができるということでしょう。

ランナーとしてマラソン大会出て、多くの人と出会うといっても「ずっと一緒にいるわけではありません」ところがボランティアは決められた時間とはいえずっと一緒に働きます。しかも自分の意志で働くのです。

仲間意識が高まりやすく、「力を合わせてサポートをすること」でボランティアさん同士がつながっていきます。

もうひとつの理由が「感謝される」ということです。自分が出来ることを精一杯やった結果「ありがとう」と言ってもらえる。いまの日本ではなかなか「ありがとう」の言葉をかけてもらうことはありません。

仕事で頑張っても「頑張って当然」という雰囲気もありますし、人に感謝されにくい時代になっています。

そんななか、マラソン大会のボランティアさんはランナーや運営者に心から「ありがとう」をもらうことができます。「ありがとう」が欲しくてボランティアをするわけではありませんが、「ありがとう」が嬉しくてボランティアを続けている人たちもいます。

ボランティアに参加するためには

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ボランティアは基本的にマラソン大会のサイトで募集しています。家の近くで開催されるマラソン大会のウェブサイトなどを確認してください。大規模マラソンであれば「ボランティア募集要項」のページがあるはずです。

大規模マラソンのほとんどが「報酬・ 食事・飲料・交通費等の支給はなし」です。

食事も飲み物もでないの?と思うかもしれませんが、食事も飲み物も自分で用意する必要があり、交通費も自分で払う必要があります。ですのでできるだけ近くの大会でボランティアをされるほうがよいでしょう。

ボランティアに慣れてきたらランナーがマラソン遠征をするようにボランティア遠征をするようになると、ボランティアの楽しみ方も増えていきます。ただし事前説明会があるボランティアですと交通費だけでもばかりになりませんので、注意が必要です。

ボランティアにも責任感は必要

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「ボランティアだからうまくできなくて仕方ないよね」そういう考え方でボランティアに行くと周りとのモチベーションの違いで「ついていけなくなる」ことがあります。

最近では減ってきましたが、ボランティア中に仕事を手放して有名人ランナーと写真を撮ったりする人がいました。いまはボランティアリーダーがきちんとボランティアスタッフをまとめているため、そのようなことは減っていますが、それでもまだ責任感の薄いボランティアさんはいます。

「無償で働いているのにそんな多くを求められても・・・」と思うかもしれませんが、本気で取り組むからこそボランティアは面白く、やりがいがあります。

貴重な休日を使ってわざわざ知らないランナーのためにボランティアを行うわけですから、1円にもならなくても自分のできることを全力で取り組む。そんな姿勢がボランティアさんには求められています。

「うわーめんどくさいな」と思うか、「やる気が湧いてきた」と思うかは人それぞれですが、誰かのために何かをしたいと、普段から考えている人であれば、ボランティアはとてもやりがいのある活動です。

いつもは走ってばかりの人も年に1回地元のマラソンのボランティアをしてみると、マラソン大会の見方も変わってくるかもしれません。

機会があれば、いや機会を作ってでもマラソン大会のボランティア、やってみませんか?

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