秋のマラソン大会の申込が次々と始まっていますが、抽選や先着で出走枠を確保して次に悩ましいのがホテルや宿などの宿泊施設の問題です。楽天トラベルやじゃらんで予約をしようと思ったらすでに満室なんてことよくあります。
そんなとき、実は高確率で宿を確保できる方法があります。マラソン大会前日に車中泊にならないためにもぜひ試してください。
旅行会社に問い合わせる
早い時期に宿が満室になっている理由はすでに旅行会社がホテルや宿を確保していることがほとんどです。JTBなどの旅行会社がすでにほとんどの部屋を「仮予約」してしまっているのです。
観光地でのマラソン大会の場合はマラソンランナー以外の観光客もいるため、ランナーの宿を確保できなくなることを避けるために、自治体と旅行会社が一体になって「ランナーのために宿を確保」しているのです。
ただそのことをうまく広報していないマラソン大会が多く、「旅行会社はあくどい」なんてことになったり、旅行会社が確保しているのを知らずに遠くのホテルに宿泊するなどのミスマッチが発生しています。
マラソン大会のホテルの部屋がないときは、マラソン大会のHPに掲載されている旅行会社に連絡すれば9割以上部屋は確保できます。
なぜならマラソン大会そのものが開催地のホテルの収容可能人数をもとに参加人数を決めているからです。宿泊が必要な参加者数を想定して1万人の大会、1万2千人の大会などと決めています。第1回の募集人数が少ないのは過去のデータがないため、余裕を見て少なくしています。
大会直前のキャンセルを狙う
どんなマラソン大会にもぎりぎりになって参加できなくなる人がいます。この人たちがホテルの予約をリリースするのを待ちましょう。旅行会社が部屋を抑えている場合は旅行会社に直接電話してください。
大会専用の申込受付が終わっていてもキャンセルがあれば紹介してもらえます。旅行会社もキャンセル分を埋めなくては赤字になるため、親切に対応してもらえます。もっとも実際に旅行会社が赤字にはなりません。
それは旅行会社が仮予約していたものをすべてキャンセルするからです。そこでホテル側は慌てて楽天トラベルやじゃらんでの予約受付を開始します。
大会開催の1ヶ月前ぐらいからもう一度会場周辺のホテルを検索してみてください。数日前になると必ず空き部屋情報が出てきます。
もちろんそれを当てにするのは危険ですので、一応スタートに間に合うホテルは離れた場所に確保しておきましょう。
めんどくさくても宿に直接電話する
小さな民宿の場合はそもそも楽天トラベルやじゃらんで募集していないことがあります。ホテルのHP上だけで申込を受け付けていたり、電話予約だけだったりします。ダメ元で聞いてみると意外と空き部屋があったりします。
インターネットのクリックひとつで予約できる便利な時代になっていますが、すべての宿が時代に適応しているわけではありません。ネットで予約できないからこそ隠れたいい宿を見つけることも可能です。
手間と時間はかかりますが、宿やホテルに直接電話してみましょう。
最終手段!夜行バスで現地入りする
これは本当に最終手段です。マラソン大会が前日受付でない場合に限りますが、夜行バスで現地入りするというのもひとつの手段になります。
ただしかなりの寝不足になります。特に夜行バス慣れしていない人は一睡もできないかもしれません。夜行バスで現地入りするときは大会自体はファンランに徹することをオススメします。
すべてのエイドで給食を制覇する。42.195kmの旅を楽しんでください。
夜行バスにすることで交通費も抑えられますし、ホテルの予約も不要になります。ただいい走りは出来ない、それだけです・・・
どうしても前日の宿を取れないときに検討してみましょう。
ちなみに前日受付のある大会の最終手段はインターネットカフェです。ここは早い者勝ちになりますので、マラソン前夜の豪遊はあきらめて夕方の早い時間から入店して横になれる個室を確保しましょう。
まとめ
マラソン大会でホテルや宿の予約ができないときは、まず旅行会社に連絡してみましょう。ほぼ間違いなくそれで宿の確保が可能になります。それでも取れない場合はキャンセルを狙って1ヶ月前に旅行会社に連絡したり、楽天トラベルやじゃらんで検索してみましょう。
予約サイトと提携していない小さな民宿には直接電話すると意外と空き部屋があったりします。そして最終手段は夜行バス。ここまでやってダメなときは・・・駅前のインターネットカフェを夕方くらいから確保してください。
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