マラソン大会でサングラスかけたほうがいい理由

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北海道マラソンが終わると、いよいよマラソンシーズンが到来という雰囲気になってきますよね。でも今年も残暑が厳しいとのこと。

気温が高いマラソンを走る上でおすすめしたいのがサングラス。サングラスは決してかっこつけるためのアイテムではなく、実はマラソンにとってとても重要な役割を果たすアイテムです。

それではサングラスがあると、マラソンにおいてどんなメリットがあるのでしょう。そしてデメリットもあるなら知っておきたいですよね。マラソンにおけるサングラスの役割と、その有効性についてここでは紹介します。

目次

サングラスで暑さを感じにくくする

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夏や晩夏の大会で重要なのが暑さ対策になります。暑さは実際の気温や湿度だけではなく、目から入ってくる光の量でも感じることができます。

ということは目から入ってくる光を減らすことで「暑い」という感覚は薄れていくはずです。サングラスをすることで、精神的な苦痛を減らした上で走れるのは大きなアドバンテージになります。

ただし、実際に涼しくなっているわけではありませんので、こまめな給水や、気温や湿度に応じたスピード調整はいつも異常に気をつける必要があります。

サングラスでできることは「必要以上に暑さを感じなくする」ことであって、実際に涼しくなるわけではないということをしっかり頭に入れておきましょう。

暑さを感じなくなることで、オーバーペースにならないように気をつけましょう。

サングラスで集中力を高める

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サングラスをすると、目に入ってくる情報量を減らすことができます。私たちは知らず知らずの間に目から多くの情報を得ていますが、情報量が多すぎて集中力が散漫になってしまいます。

サングラスをすることで情報量を絞ることで、集中力を高めることができます。

トップアスリートがサングラスを使用する最も大きな理由が、プレーの集中力を高めたいということにあります。

とはいえ、マラソンに集中力が必要になるのかと、疑問に感じる人にはあまり意味のない効果かもしれません。

それでもスタート直後の自分のコンディションの確認と、足の運び方の再確認など、トップランナーでなくともレース中に考えなくてはいけないことがいくつもあります。

そういうときにサングラスは便利ですので、スタートから5kmまでサングラスを使ってみるなどしてみてください。いい入りをすればあとは流れに乗って走り続けるだけですから、いつも以上の結果を期待できます。

サングラスで目を守る

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あえて言うまでもないかもしれませんが、サングラスのそもそもの役割は目を守ることです。

太陽の紫外線が目に与える影響は、ランナーにとって決して無視していいものではありません。目を酷使することになり、しかも紫外線が目から入ることで疲労を感じるようになります。

太陽を直接見ることはないから大丈夫だと思っているかもしれませんが、紫外線は様々な角度から反射して入ってきます。

そして、肌が焼けるのと同じように目も日焼けしてしまいます。腕には日焼け止めを塗るのに、目はそのまま紫外線にさらしてしまうのはやっぱり危険を感じますよね。

大切な自分の目を守るためにも、サングラスはとても有効です。できれば練習時から使用して、普段から目を守るように心がけてください。

景色や声援を楽しむにはサングラスは不要

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サングラスの有効性を理解してもらえたかと思いますが、サングラスはいいことばかりというわけでもありません。

マラソン大会で一番のデメリットは、それなりの上位でない場合は声援を受けにくいということです。

サングラスをしているランナーはどことなく、自分の世界に没頭しているように見えて、「声をかけちゃいけないかな」というような雰囲気があります。

そうなると沿道からの声援は少なくなってしまいます。沿道の声援なんて走りに影響しないという人であれば、大した問題ではありませんが、もし声援を受けることがマラソン大会の楽しみだとすれば、サングラスが邪魔する可能性もあります。

また、景色を楽しみたいマラソン大会でもサングラスは邪魔になります。サングラス越しにも景色は見えますが、やはり肉眼でそのままの色で見るのと、サングラス越しで見るのとでは感動が大きく変わってきます。

そう考えると、ここ一番の勝負レース以外はサングラスを使わないという選択肢もあります。もしくは35kmを過ぎたらサングラスを外すというのもいいかもしれません。

サングラスは便利なアイテムですが、その代わりデメリットもあることを理解して、出場する大会に合わせて、有効に活用してください。

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