男子MGCファイナルチャレンジ最終戦!パリ五輪の切符をかけた東京マラソン2024の展望

多くのランナーが参加する東京マラソン2024ですが、その先頭グループでは世界最高記録の更新やパリ五輪の切符をかけた争いも同時に実施されます。海外からは五輪連覇のエリウド・キプチョゲ選手をはじめとした、トップクラスのランナーが集結。国内でもこの日のために調整してきたエリートランナーが虎視眈々と代表の座を狙っています。

また女子も新谷仁美選手が日本最高記録の更新を狙っており、さらに新ヒロインが生まれる可能性もあり、マラソンレースとしても面白い展開になることが予想されます。現地に足を運ぶという人も、テレビで応援するという人も、ぜひ国内最高峰のレースに注目してください。

目次

最後の1枠は2時間5分50秒以内で日本人トップが条件

まずはパリ五輪の日本代表に選ばれる条件を整理しておきましょう。

・設定記録(2時間5分55秒)を上回る
・日本人の最高位である

この2つはすでに把握されていると思いますが、実はこれだけでなく「MGCチャレンジに出場(完走)、または、2023年度開催のMGC出場資格を有する者」というのもパリ五輪の日本代表に選ばれる条件となっています。このため該当しない大学生が設定記録を上回って優勝しても対象外になります。

有力候補となっているのが日本最高記録保持者である鈴木健吾選手ですが、MGCでは股関節痛で途中棄権となるなど、最近はコンディションが万全でない状態が続いており、調整しきれなかった場合には、早い段階で脱落する可能性もあります。

そうなると、ブダペスト世界選手権の代表に選出され、高い評価を受けた山下一貴選手や前回の東京マラソンで2時間5分59秒(日本歴代4位)をマークした其田健也選手にもチャンスがあります。ただ設定記録の2時間5分55秒をこれまでに超えたのは鈴木選手と大迫選手の2名のみ。

高いハードルを意識して、前半から勝負できるかどうかが課題になります。そういう意味では若手選手が思い切って海外勢についていき、そのまま優勝してパリへの切符を掴む可能性もあります。できることなら複数名が設定記録を超えて、日本マラソンの層の厚さを見せつける展開を期待したいところです。

そして、もうひとつ興味深いのは世界のトップランナーが世界最高記録にどこまで近づけるかということ。現在の世界最高記録は2時間0分35秒。昨年の東京マラソンではキプチョゲが2時間2分40秒で大会記録を樹立し、東京マラソンが高速コースになっていることを印象付けしました。

この1年でランニングシューズがさらに進化しており、適応できたランナーは東京マラソンの大会記録更新だけでなく、世界最高記録に迫る記録で走る可能性があります。見どころが多すぎて大変な東京マラソン2024ですが、ぜひテレビや現地で世界トップクラス、国内トップクラスの走りにご注意ください。

JAAFによる東京マラソンの展望を下記リンク先でチェックしておこう!

【JMCシリーズ】東京マラソン展望 :男子MGCファイナルチャレンジ最終戦パリ五輪代表最後の一枠が決まる!女子は日本記録へ挑戦か

女子も日本最高記録の更新を期待

女子は東京マラソンがパリ五輪選考レースの対象外となっているため、ここで設定記録を上回って日本人1位になっても、残念ながらパリ五輪の切符は手に入りません。それでも日本最高記録の更新を狙う新谷仁美選手が出場するなど、見どころが多いレースになることが予想されています。

もちろん、男子と同様に海外の有力選手も招待されています。

シファン・ハッサン(オランダ):2時間13分44秒(世界歴代2位)
アマネ・ベリソ・シャンクレ(エチオピア):2時間14分58秒(世界歴代5位)
ローズマリー・ワンジル(ケニア):2時間16分28秒(世界歴代10位)

この中でもローズマリー・ワンジル選手は青森山田高等学校出身で、冬の日本に慣れており、新谷仁美選手とのトップ争いになって新谷仁美選手の日本最高記録を引き出すといった展開も期待できます。新谷仁美選手は日本最高記録を更新してもパリ五輪には出場できませんが、JMCシリーズⅢのランキングトップに立つ可能性があります。

その場合、名実ともに日本で1番のランナーが五輪に出場できないという状況になり、選考レースのあり方が議論されることになるかもしれません。いずれにしても、男子だけでなく女子も興味深いレースとなります。もしかしたら誰も予想しなかった新ヒロインが誕生する可能性もありますので、こちらも注目です。

日テレジータスなら現地観戦しながらレースを応援できる

パリ五輪の切符の行方も気になるけど、ラン仲間や家族の応援もしたい。そんな人におすすめなのがCS放送 日テレジータスです。日テレジータスはスマートフォンなどで見られるリアルタイム動画配信にも対応しており、沿道で応援しながら東京マラソンの放送も楽しめます。

また、全員のフィニッシュシーンも放送されるので、応援したい人がいるけど自宅を離れられないというようなケースでも自宅で42.195kmを走りきった姿を見守ることができます。

東京マラソン2024 車いすマラソン&フルマラソン全員フィニッシュ生中継

3月3日(日) 9:00~16:30 LIVE
3月10日(日) 8:00~15:30 再放送
※放送時間/放送内容変更の可能性あり

車いすマラソン解説:花岡伸和
車いすマラソン実況:弘竜太郎
エリート枠マラソン解説:高橋尚子(センター)、瀬古利彦(1号車)、藤田敦史(2号車)
エリート枠マラソン実況:蛯原哲(センター)、辻岡義堂(スタート)、中野謙吾(フィニッシュ)、山本健太(1号車)、平松修造(2号車)、梅澤廉(3号バイク)、伊藤大海(4号バイク)
全員フィニッシュMC:松尾英里子

◆「東京マラソン2024 車いすマラソン&フルマラソン全員フィニッシュ生中継」番組ページ
https://www.gtasu.com/athletics/tokyomarathon/

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