読売新聞のオンラインに気になる記事があったのでリンク先を掲載しておきます。
過去のNAHAマラソンの統計から取ったデータということですがが、他の国内外の大会でのデータも似たような数字になるそうです。この数字をどう考えるべきでしょう。マラソン大会を走らなかったら死ぬことのなかった人がいるのは事実。マラソンを走っているから健康を維持している人がいるのも事実。
ランニングにかぎらずスポーツはどんなスポーツでも危険性を伴っています。柔道のような競技は命に関わるような大けがをすることも珍しくないですし、実際に体育の授業や部活で少なくない死亡事故があります。
ランニングは健康的なイメージが定着していますが、実際に走っている人からすればいつもどこかが傷めていて決して健康ではないことは自身の体をもって理解していますよね。努力すればするだけ体がボロボロになっていくのです。
自己ベストを更新することはとても素晴らしいことですが、ランナーはもう少し自分の体を大切にしたほうがいいように感じています。体が強くなって速くなることは素晴らしいことですが、命を削って速くなることはオススメできません。
マラソン大会に出ることが悪いとは言いません。せめて体調がすぐれないときぐらいは大会を休むぐらいのことはしてください。少しぐらい熱があるけどいいやとか足が痛むけど行けるところまで行こうとか思わないで、いつでも撤退できるランナーでいてください。
健康でいてこそランニングを楽しめるということを常に頭にいれておいてください。