明治大学がトップ通過で箱根駅伝を目指すシューズの魅力

箱根駅伝での総合優勝7回。明治大学体育会競走部は歴史と実績を兼ね備えた名門中の名門です。何度かの低迷期を乗り越えて、優勝争いに絡める強豪の地位を取り戻しつつあるように見えたところから、2年連続の予選会落ち。

今年こそはの思いを抱いての箱根駅伝予選会が、これから国営昭和記念公園で始まります。

トップ通過。

本戦で結果を残すためには、それが最低条件であることを彼らは知っています。そして、予選会を勝ち抜くことの難しさも。

箱根駅伝の予選会は、1チーム最大12人の選手が出場し、マラソンスタイルの一斉スタート。チーム上位10番目までのタイムの合計が少ない10校が箱根駅伝の本戦に駒を進めます。

予選会に出場するチームは49校。

予選会を通過するには、飛び抜けた走力のある選手が1人いるだけでは足りません。1人が1位でゴールしても、残りのメンバーの記録が伸び悩んだ場合には予選落ちすることもあります。

チーム全体の総合力が問われる。それが箱根駅伝予選会です。

箱根駅伝出場を確実にするには、それぞれの選手が1秒でも速くゴールすることが求められます。ただし、明治大学くらいの強豪になるとチーム内での競争もあります。予選会で結果を出せなければ、本戦で別のメンバーに替えられてしまうこともあるからです。

「チーム全員で戦うのですが、試合になれば全員がライバルだと思います」と明治大学の阿部選手は、予選会に向ける意気込みで語っています。

もちろん、気持ちだけで勝てるほど箱根駅伝は甘くありません。結果を残すための32日間の合宿を行った明治大学体育会競走部。西監督によりますと、その前半は持久的な体づくり、後半はスピードと実践的なトレーニングを行ったそうです。

この力だけでは勝ち抜けない。いかにして集団で協調しながらスピードを上げていくのか。徹底的に勝ちにこだわる練習を積んできました。

そんな明治大学体育会競走部の足元を支えたのが、2つのアディダスのシューズです。

「Jogや距離走はadizero Japan boost、インターバルはadizero takumi ren boostを履いていました。」

チームを支えるメンバーの1人である田中選手は、2つのシューズを使い分けて練習を行っていました。比較的スピードを押さえる練習ではadizero Japan boost、スピードを出す場合にはadizero takumi ren boost。他の選手も似たような使い分け方をしています。

ただしジョグと言っても、彼らのスピードは1kmを3分台で走ります。スピード練習というのは、1kmを2分台で走るような市民ランナーからは考えられない速度で行われます。

スピードを出すだけならどんなランナーでも頑張れるかもしれませんが、重要なのはそのスピードを維持することと、ケガをしないようにすることです。彼らは平然な顔をして1kmを3分よりも速いペースで駆け抜けます。

そのときの足にかかる負荷というのは、決して軽いものではありません。adizero takumiにはもうひとつsenというモデルがありますが、senよりもrenのほうがクッション性があり、足へのダメージが少なくなります。

「反発力を活かしてそのままスピードにものれるし、クッション性もある」

そう語るのは10000mを29分11秒88の記録を持つ三輪選手です。明治大学は10000mを28分台で走る選手が1人、29分台で走る選手が9人います。そんな選手たちがケガなく夏の練習を積み重ねてこれた要因のひとつとして、2つのシューズの使い分けがあります。

選手たちは、しっかり走り込めることが自信になります。大学生という伸び盛りの時期に自信をつけると、そこが大きなブレイクスルーになることがあります。今日の予選会では、自分の持っているポテンシャルを最大限に発揮してくれるはずです。

さて、明治大学の選手は予選会でどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょう。強豪復活の狼煙を上げるレースとなることを期待せずにはいられません。アディダスのランニングシューズとともに目指す箱根路。

予選会は本日9時35分スタートです。

追記

明治大学はエースが体調不良、そして準エースが転倒によりリタイアと想定外の状況を跳ね除けることができず、13位で予選通過ならずでした。大学駅伝、箱根駅伝の難しさが伝わったレース結果となりました。

昨年予選落ちした中央大学が力を復活したように、明治大学もここからのスタート。同じく予選落ちした日本大学や他の大学とともに1年間しっかりと力をつけて戻ってくることを期待しています。

adizero takumi ren boost


明治大学体育会競走部など、1 秒を争うエリートランナー向けのランニングシューズです。 「日本人ランナーを速くするために。」をコンセプトに、軽さ、クッション性、フィット感、反発力などを追求 した「adizero」シリーズで、サブ 3.5 ランナーのレーシングシューズに適しています。

サイズ 24.5cm~31.0cm
重量 190g(27.0cm)
販売価格 ¥15,500+税
足幅 E/2E 相当

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adizero Japan boost 3


2014 年ベルリンマラソンにて、男子マラソン世界記録を樹立したモデルの 3 代目となるのが「adizero Japan boost 3」です。サブ 4 ランナーや、エリートランナーの練習用シューズに適しています。

サイズ 24.5cm~31.0cm
重量 215g(27.0cm)
販売価格 ¥14,500+税
足幅 E/2E 相当

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