横浜マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

横浜マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

横浜マラソン

東京マラソン、大阪マラソンに次ぐ大規模マラソンとして注目されつつも、台風での中止などの不運がつきまとい、人気が伸び悩んでいる横浜マラソン。それでも圧倒的にアクセスしやすいということから、今年も出場を検討している人も大勢いるはずです。

ここではそんな横浜マラソンの特徴や大会概要などの情報をまとめてご紹介していきます。

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横浜マラソンの特徴

横浜マラソン2023の種目は、フルマラソン、ペアリレー、みなとみらい7㎞ラン、ファンラン【ファミリー】、ファンラン【中学生】、車いすチャレンジの6種目です。

種目
・フルマラソン
・ペアリレー
・みなとみらい7㎞ラン
・ファンラン【ファミリー】
・ファンラン【中学生】
・車いすチャレンジ

横浜マラソンは2015年に始まった、比較的新しい大会のひとつです。参加人数が多い都市型マラソンで、横浜の中心部であるみなとみらいを拠点とし、横浜の南部方面に向かって走ります。港町を走るというイメージがあるかもしれませんが、残念ながらそれはスタートとフィニッシュのみです。

往路は首都高の高架下、復路は首都高を走るというコース設定で、このコースには第1回から賛否が分かれています。普段は走れない首都高を走れるという魅力はあるものの、路面がバンクしているので走りにくく景色もいまいちというデメリットもあるためです。

都市型マラソンですがコースにアクセスしにくいため、声援は途切れがちで首都高の上はもちろん応援はありません。ただし、さまざまなパフォーマンスが用意されており、エイドも工夫がされているのでメリハリがあって、退屈することはあまりありません。

大会そのものの評価も割れていて、「また来年も」という人もいれば「もう走らない」という人もいるという不思議な大会。走ってみなければ相性はわかりませんので、まずは1回走ってみるといいかもしれません。相性が良ければ十分に楽しめるはずです。

横浜マラソンの参加枠

  • 女性ランナー優先枠:6,000人
  • 地元優先枠(横浜市民枠):2,000人
  • 地元優先枠(神奈川県民枠):1,000人
  • 一般枠:14,100人
  • ふるさと納税枠:500人
  • チャリティ枠:400人
  • 横浜マラソンチャレンジ枠:500人

女性ランナー優先枠と地元優先枠に落選した場合には、一般枠の抽選対象となります。抽選のチャンスが2回ありますので、該当者は一般枠ではなく女性ランナー優先枠と地元優先枠を使って申し込みしましょう。

ふるさと納税枠

横浜市以外に在住で横浜市へ12万円以上の寄附した方のための参加枠です。

寄付額:120,000円以上
寄付受付開始:2023年4月3日17時
寄付受付終了:2023年6月8日23時59分

チャリティ枠

大会チャリティ枠の趣旨に賛同する方の参加枠です。

寄付額:55,000円+支払手数料
申込開始:2023年4月3日17時
申込終了:2023年6月8日23時59分

横浜マラソンチャレンジ枠

横浜マラソン2023の承認を受けたランニング関連事業に参加し選出された方のための参加枠です。

横浜マラソンの関門時間

横浜マラソンは関門が13ヶ所あります。立て続けに関門があるので後方のランナーは焦らされるかもしれませんが、ひとつひとつの関門はそれほど厳しくありません。あわててペースを上げすぎないように注意しましょう。

スタートロスも十分に考慮されていますので、強引な追い抜きをしなくても大丈夫です。第1関門までは周りのペースに合わせて走ってください。

ただし、横浜マラソンの関門は前半がやや厳しく設定されています。イーブンペースで走ると思わぬところで引っかかることもあります。第1関門を抜けたら、21kmを過ぎるまでキロ7分前半のペースを維持しましょう。

終盤はキロ10分を切るくらいで間に合います。大事なのは絶対に諦めないことです。走り続けることができなくても、ランと歩きを交互に入れながらフィニッシュラインを目指しましょう。

ポイント関門距離制限時間ペース
3.5km3.5km1時間1分17:26/km
6.2km2.7km1時間22分7:47/km
7.9km1.7km1時間35分7:39/km
10.4km2.5km1時間54分7:36/km
14.4km4km2時間26分8:00/km
17.0km2.6km2時間47分8:05/km
19.6km2.6km3時間8分8:05/km
20.6km1km3時間17分9:00/km
27.3km6.7km4時間14分8:30/km
31.9km4.6km4時間54分8:42/km
36.5km4.6km5時間36分9:08/km
39.0km2.5km6時間0分9:36/km
40.4km1.4km6時間13分9:17/km
42.195km1.795km6時間30分9:28/km

横浜マラソンの気温・天候・完走率

 最低気温(℃)最高気温(℃)天候完走率(%)
20156.213.2曇り96.0
20164.610.9曇り94.4
201713.516.3-
201815.621.5曇りのち晴れ92.0
201910.318.5晴れ93.7
20209.019.9曇り
202113.016.6曇のち雨

横浜マラソンは2015年と2016年は3月開催ですので、気温がやや低めになっています。2017年からは秋開催になっているため、最低気温が10℃以上、最高気温は20℃前後にまで上がります。このため、秋大会になってからは完走率が下がっています。

2017年は台風が接近したことで中止になっています。10月に台風が上陸することが増えているため、横浜マラソンに限らず台風のリスクがあることは常に考えておく必要があります。とはいえ2022年以降は10月末開催ですので、よほど運が悪くないと台風が来ることもないはずです。

気をつけたいのはスタートとフィニッシュでの気温差です。スタートではやや肌寒く感じるかもしれませんが、そこから気温が上がっていきます。気が付かずに脱水状態になることもあるので、スタート直後からこまめに給水しておきましょう。

エイドは豊富ですので食べ物を持って走る必要はありませんが、後方のランナーの場合にはラッキー給食がなくなっていることもあります。気温が上がりすぎるとコップが足りなくなるなんてことも考えられますので、マイカップを持って走ることをおすすめします。

横浜マラソンの評価・口コミ

大型の都市マラソンとして注目された横浜マラソンでしたが、参加者の評価は全体的にそれほど高くありません。2017年は台風で中止になりましたが、そのときの対応が良くなかったことが尾を引いていることも考えられますが、首都高を走るコースは殺風景で横浜を感じにくいというのも影響しています。

とはいえアクセスしやすさはとても魅力で、FMヨコハマの協力もあって大会会場の盛り上がりは素晴らしいものがあります。東京マラソンのような華やかさを求めないのであれば決して悪い大会ではありません。

実際に口コミでは高評価を付けている人も少なくなく、アクセスしやすさもあって、「来年も出たい」という声も多々あります。以前はスタート直後の渋滞が問題になっていましたが、2022年はスタートが横浜ランドマークタワー前に変更になり、渋滞しにくいコースになっています。

それでも走りにくい首都高があることを考えると自己ベスト更新を狙いにくい大会ではあります。マラソン大会の雰囲気を満喫しながらコツコツ走る。そういうランナーにオススメの大会です。

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過去大会のレポート

横浜マラソンは人気の大会ですので、参加者がそれぞれにブログでレポートを書いています。その中でも参考になるものをいくつかピックアップしてご紹介していきます。

挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはサブ5、サブ4の夢を見れるか?
【Tour de Marathon 2nd Stage】横浜マラソン完走レポート【横浜を走る、世界が変わる】

しろたえのトライアスロン日記
横浜マラソン2018完走!

はまれぽ.com
号泣しながら首都高を走った。 横浜愛満載の「横浜マラソン2018」レポート

UnknownBase
初マラソンで横浜マラソンを走ってきた

横浜マラソンアクセス

横浜マラソンは前日受付がパシフィコ横浜 ノースで開催予定です。当日の更衣室もパシフィコ横浜もしくはパシフィコ横浜 ノースで行われます。みなとみらい駅からの徒歩が一般的なアクセス方法になりますが、乗り換えに時間がかかることを考えると横浜駅からの徒歩のほうが早い場合もあります。

遠方からの参加の場合には、関西や中部からは新幹線で新横浜、東北は北陸は東京まで出てから、JRで横浜方面に向かいましょう。それよりも遠い場合には飛行機で羽田空港へフライトするのがおすすめです。チケットはスカイスキャナーで検索すれば最安値を見つけられます。

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横浜にあまり詳しくないという人は乗り換えで迷うかもしれません。どこに降りてもまずは横浜駅を目指しましょう。そこからみなとみらい線の元町・中華街方面に乗車し、みなとみらい駅で降りましょう。

交通費を少しでも抑えたいという人は、夜行バスでの移動もおすすめです。横浜行きがなくても東京や新宿行きに乗り、そこから電車に乗れば1時間もかからずに横浜駅まで行けます。夜行バスなら片道1万円以下というものもありますので、楽天トラベルなどで検索してください。

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前後泊をして観光も楽しみたいという人にはレンタサイクルがおすすめです。横浜は観光スポットが点在していますので、電動バイクがあるとスムーズに移動できます。全国のコンビニで1日パスを買えますので、そちらをご利用ください。

横浜コミュニティサイクルbaybike

横浜マラソンの宿泊予約

横浜マラソンの拠点になるのは、みなとみらいにあるパシフィコ横浜です。周辺にいくつかのホテルがありますが、宿泊代金が高く利便性もあまりよくないので、観光も楽しみたいという人は桜木町や関内周辺のホテル、安く抑えたいという人は横浜駅周辺のホテルがおすすめです。

ホテルの数は十分にありますが、リーズナブルな価格のホテルから埋まっていきます。結果的に高級ホテルしか残っていないなんてこともありますので、遠征するという人は、当選したすぐに楽天トラベルやBooking.comでホテルを確保しておきましょう。

少しでも宿泊費を抑えたいという人は、ゲストハウスがおすすめです。相部屋にはなりますが、1泊2,000〜3,000円で宿泊できるので、かなりお得に泊まれます。

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大会詳細情報

横浜マラソン2023
開催日2023年10月29日(日)
エントリー期間一般枠・横浜市民枠・神奈川県民枠
女性ランナー優先枠
2023年4月3日〜2023年5月2日

チャリティ枠
2023年4月3日〜2022年6月8日
参加者決定方法抽選
種目フルマラソン
ペアリレー
みなとみらい7kmラン
ファンラン(ファミリー)
ファンラン(中学生)
車いすチャレンジ
開催場所神奈川県横浜市
スタート時間フルマラソン:8:30
ペアリレー:8:30
みなとみらい7kmラン:8:30
ファンラン(ファミリー):9:40
ファンラン(中学生):9:41
車いすチャレンジ:9:40
大会受付10月下旬~1週間程度を予定
受付会場横浜マラソン ONLINE EXPO 2023
※ナンバーカードや参加賞は10月上旬発送開始予定
大会会場パシフィコ横浜、横浜ハンマーヘッド
スタート場所フルマラソン・ペアリレー:横浜ランドマークタワー前
みなとみらい7kmラン:横浜ランドマークタワー前
車いすチャレンジ:パシフィコ横浜前交差点
ファンラン:パシフィコ横浜前交差点
フィニッシュ場所パシフィコ横浜 臨港パーク
参加資格フルマラソン:2005年4月1日以前生まれ
ペアリレー:2005年4月1日以前生まれ
みなとみらい7kmラン:2008年4月1日以前生まれ
車いすチャレンジ:2017年4月1日以前生まれ
ファンラン(ファミリー):2005年4月1日以前生まれ
ファンラン(中学生):中学生
制限時間フルマラソン:6時間30分
ペアリレー:6時間30分
みなとみらい7kmラン:90分
ファンラン(ファミリー):45分
ファンラン(中学生):45分
車いすチャレンジ:60分
参加費フルマラソン:20,000円
ペアリレー:32,000円/組
みなとみらい7kmラン:5,000円
ファンラン(ファミリー):6,000円/組
ファンラン(中学生):4,500円
車いすチャレンジ:4,500円
定員フルマラソン:24,500人
【内訳】
女性ランナー優先枠:6,000人
横浜市民枠:2,000人
神奈川県民枠:1,000人
一般枠:14,100人
その他:1,400人

ペアリレー:150組 300人
みなとみらい7kmラン:3,000人
ファンラン(ファミリー):50組 100人
ファンラン(中学生):100人
車いすチャレンジ:100人
大会HPhttps://yokohamamarathon.jp

横浜マラソンにエントリー

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